一昨日、気象庁伊豆大島火山防災連絡事務所の所長による「火山観測情報・観測機器フィールド研修(ジオパーク推進委員会主催)」が開催されたので、参加してきました。
参加者は、ジオガイド1期生から4期生までの皆さんです。
まずは火山観測機器について学びました。

監視カメラやGNSS(衛星測位システム)など、普段私たちがあまり立ち寄ることのない場所に設置されている観測機器が、何を観測しているのかを説明していただきました。
その後は三原山へ。
現在、気象庁では噴火警戒レベルを5段階に分けており、それぞれに応じた立入規制区域が定められていて、伊豆大島はレベル1「活火山であることに留意」の状態です。

現地ではレベル1で立ち入ることができる範囲を示した資料を確認してから、カルデラ内へ入りました。
気象庁の火山防災マスコットキャラクターのぼるけん(この子はレベル1)も同行します。
山の中腹付近まで登り、来た方向を振り返ると3本の鉄塔が見えました。お客様から「あれは何ですか?」とよく聞かれるので、今回、通信関係に詳しい方に教えていただきました。

右側は携帯電話の基地局(おそらくKDDI)、中央は漁船向けの通信アンテナ、左側は地上デジタル放送の送信アンテナだろうとのことです。長年気になっていた疑問が解決しました!
観測機器が多く設置されている場所まで、足を延ばしました。
そこには地磁気を測定する装置がポツンと立っています。

太陽光パネルで蓄電した電気を使って動かしているそうですが、近くに置くと鉄に反応してしまうため、パネルは少し離れた場所に設置するのだとか。
レーザー測量で使用する反射ミラーを見ながら、私たちが出発した地点側と、二子山側から照射されるレーザーを、ミラーで反射し、距離の変化を精密に
測っていると教えてもらいました。

GNSSの観測点では、観光のお客様が土台に座ってお弁当を食べていたこともあるとのこと。

「気持ちはわかるけれど、困りました」とのことでした😅
最後に、地熱の高い場所へ温度を測りに行きました。(設置されている機器ではなく、持参した温度計で測定)

ガイドの皆さんから次々に出る質問にも、所長が丁寧に答えてくださいました。
レベル1の穏やかな状態の三原山ですが、こうして実際の観測機器を見ながら学べる機会は本当に貴重だと感じました。

企画してくださったジオパーク事務局の皆さん、そして詳しく教えてくださった火山防災連絡事務所の所長に心より感謝いたします。
この日の生きもの情報。
森の中で、キノコがびっしり生えている場所を発見!

出てきたばかりでフレッシュな感じ…。

ヒラタケの仲間でしょうか?
登山道の途中では、キョンに食べられたと思われるイタドリの茎がありました。

イタドリまで食べるようになったら、キョンはますます無敵になりますね…😅
最後に、先日見かけた「グネグネ曲がったクロマツ」に立ち寄りました。

グネグネ部分は軌道修正され、新しく伸びた枝はまっすぐに成長していました。

このままなら、普通のクロマツの姿に戻りそうです😆
ガイド仲間とともに学び、とても充実した一日でした。(感謝)
(かな)






























































