光るキノコ

ジオパーク研究会から光るキノコの観察会のお誘いをいただきました。

実は先日見たくて一人で行ってみたのですが、見つけられませんでした。一応昼間に下見もしたのですが、どうもキノコ違いだったようで、私が目星を付けたキノコは光っていませんでした‥

なので、これは願っていないチャンスです!もちろん参加です!

夜の7時に役場駐車場に集合して、軽く説明を聞きます。夜の7時と言ってもこの時期はまだ明るいです。話を聞いているうちにだんだんと暗くなり、いい感じになって来ました。

ではみんなで野増地区にある大宮神社に移動します。ワクワク!

まず入口で大宮神社には波浮比咩命の長男が祀られているとの説明。ちなみに次男は泉津地区の波治加麻神社に祀られています。

階段を登っていくと高い木々に覆われた鬱蒼とした場所になります。

ここ大宮神社にはたくさんの椎木があり、東京都の天然記念物に指定されています。

今夜私たちのお目当てのキノコは「シイノトモシビダケ」と言うキノコです。

名前の通りこのキノコはスダジイの朽ちた幹に発生することが多いようです。

なのでスダジイがたくさんある大宮神社は観察するのに最適!?期待大です!

 

階段をさらに登ると社殿に到着。この社殿は伊勢神宮の式年遷宮の際に出た材を再利用しているらしいです。だから立派なドッシリとした造りなのかな。

ちなみにこれらは昼間撮った写真です。

夜は街灯ひとつないので、本気で真っ暗です!!

 

神社の説明はこれくらいにして、いよいよキノコ観察です!

本当は参道沿いにあれば楽勝なのですが、自然のものを見るのはそんなに楽ではありません!

いざ、真っ暗な薮の中へ!!

暗すぎて一歩が踏み出せない!あ、灯りつけていいですかぁ?

目が慣れないとキノコ見つけられないからー

ですよねー‥トホホ‥そろりソロリと足を前に出す。

「あったー!」と誰かが叫ぶ。ホント!?見たい!見たい!

でも進めない💦どうしたらいいの??

リーダーさんが赤色のライトをつけてくれました。ありがとうございます😭

トゲのある植物に引っ掛かりながらもその場になんとか到着。ひ、光ってる‥!

ちっちゃい!でもきれい!

大きさは1センチくらいでしょうか。そして光も決して強くはないので、写真に撮るのに苦労しました。が、この幻想的な世界は本当に素敵です!

昔はもっとたくさん見れたんだよーと言われました。確かに群れで見れたらそれは圧巻だろうなぁ。いつかまたそんな日が来るといいなぁと思います。

いつまでも見ていられる可愛さでしたが、もう帰る時間です。後ろ髪引かれる思いでその場を後にしました。

 

下りの階段では眼下に黒い海、その向こうに伊豆半島の街の灯りが見えました。

素敵な時間を過ごさせてもらいました。

ありがとうございました。

 

のり

赤禿とパホイホイ溶岩アイス

筑波山地域ジオパーク事務局の伊藤さんご夫妻の伊豆大島滞在2日目。

午前中は、スノーケリングにご参加いただき、終了後に少しだけ「赤禿」に立ち寄りました。

 

熱々の溶岩が、冷え切る前にどんどん降り積もりながら酸素と反応して赤くなった丘。前日の三原山で、遠くに見えていた赤い火口壁と、同じ成り立ちの“赤”です。

で、”赤”をバックに記念撮影。

 

この日は、なぜか何匹ものアオスジアゲハが飛びかい、私たちのすぐ近くにもやって来ました。

その時、奥様が「近づくと芋虫感がある」とひと言。その表現に「なるほど〜」と、大いに納得(笑)。

 

その後は、元町港にあるアイスクリーム屋さん「トリトン」でおやつタイム。

トリトンさんは、店内の飾り付けをときどき変えていて、虫の楽園の森になったり、鳥の楽園になったりと、変貌を遂げるのですが、今回はなんと竜宮城になっていました(笑)

アイスを開発し続け、今や140種類以上のアイスを生み出したというトリトンさん。

お二人が選ばれたのは、赤禿と同じような成り立ちの「赤ダレ」を名前にした「赤ダレアイス」と、「パホイホイ溶岩アイス」でした。(赤ダレアイスの赤い色を表現するためには、完成まで3年もかかったそうです)

上の写真は私が撮ったものなのですが、伊藤さんが私に送ってくれた写真は、アイスの存在感が際立っていました。

そして、このアングルって…

前日のツアーで立ち寄った“パホイホイの丘”にそっくりでは?

伊藤さんに「写真がパホイホイの溶岩丘にしか見えないんですけど、狙いました?」とお聞きしたところ、「狙わずに表現してしまう才能が、我ながらこわいです🤣🤣🤣」とのこと🤣🤣🤣


いや〜もう、いっぱい笑って、とても楽しかったです!

 

(かな)

 

筑波山地域ジオパークから、ようこそ!(1日目)

一昨日、筑波山地域ジオパーク事務局の伊藤さんが奥様と来島。ツアーに参加してくれました。

 

噴火のたびに地下から出てきたマグマが新しい大地を作り続ける伊豆大島に、マグマが噴火せずに数千万年前に地中で冷えた岩石が作った筑波山からのお客様。

全然個性の違うジオパークから、ようこそ!

 

…ということで、伊豆大島初上陸の奥様と、2回目の旦那様。

船を降りてすぐに、まるで噴火のような雲に注目!?

この時点ですでに、只者ではない感がひしひしと🤣

 

この後、すぐにジオノスへ。

滞在時間は1時間半ありましたが、”きっと時間が足りないだろうな”との予想どおり、やはり全然足りませんでした(笑)。

引き出し展示や、ロールスクリーン展示などを、おしゃべりしながら紹介するうちに、あっという間に時間が経ってしまい、後半で自由に好きなものを見てもらおうと思っていた計画はあえなく崩れました(笑)

 

とはいえ、時間がない中でも、“昔、女性が頭に乗せて運んでいた水の重さ”を体験したり

VRシアターで火口体験したりと、展示を楽しまれていました。

 

昼食後は砂防ダムによって、互いの地域の防災の話をしてから、三原山へ!

ちなみに今回のツアーには、ジオガイド4期生の鈴木さん(紺色のシャツの方)も参加されていました。

(鈴木さんは、全国のジオガイドが集まる「5分トーク勉強会」にも参加し、他地域のことを積極的に学ばれており、交流できる良い機会だとお誘いしたのですが…。腰痛が悪化した私の代わりに、お茶の水筒やお菓子を持ってくれて、かなり助けられました〜🙏)

 

歩き始めには、怪しげな雲が空に浮かんでいましたが、それでも目の前に広がる雄大な景色は見ていただくことができました。

避難壕体験や

噴火再現ごっこ(?)など

お二人に付き合ってもらいながら(笑)、楽しく登りました。

 

この日は涼しく、歩くにはちょうど良い気候でした。

登山道沿いではガクアジサイが咲き始め、花の真ん中には1匹のコアオハナムグリ。

咲いたばかりの小さな花にしがみつく姿がなんともかわいらしく、しばし観察。(個人的趣味にお付き合いいただきました😆)

 

火口一周コースの始まり地点にあるベンチは、先日、鈴木さんがボランティアで修理してくれたそう。

「そのために2回、山に登ってきました」という話を聞いて感動しました。 

で、安心して座れるようになったベンチで記念写真!

 

心配していた雲も、それほどかからず、無事に火口を見ることができました。

周りに全然人がいなかったので、私たちだけで景色を見ながら、のんびりお茶を飲み、

帰り始めると、雲の向こうの海に、船の姿が見えました。

「海のない筑波では、山の向こうは空なので、船が空に浮かんでいるように見える」という感想に、「なるほどなあ…」と納得。

で、私の大好きな一本道で船と一緒に写真を撮ったのですが…。

船、見えるでしょうか?😅

 

その一本道をお二人に歩いてもらった時、現役役者でもある鈴木さんが「まるでチャップリンの映画『モダン・タイムス』のラストシーンみたいですね」とひと言。

私は映画を見たことがありませんが、数々の苦難に遭いながらも希望を失わず、主人公と少女が一本道を前へ前へと歩いていく…という、印象的な名場面らしいですね。

どこまでも続く一本道は、“人生”を感じさせますよね。
一歩ずつ並んで歩いていく、お二人の後ろ姿が、とても素敵でした。

 

さて、焼け残った神社へのお参りも済ませ、

下山した時には、行きとはまるで違う青空が広がっていました。

太陽の光に照らされた三原山が明るく輝き、とても美しくて、本当に素敵な締めくくりになりました。

 

三原山さん、ありがとう!
そして一緒に楽しい時間を作ってくださった皆様、ありがとうございました!!

 

明後日に続く。

(次回は、お二人と食べたアイスクリーム編です🍦)

 

(かな)

 

サシバ

今月1日に撮影しました。

鳴かずに、見上げた空にいたので見つけられたのは幸運でした。

 

 

 

換羽中。

 

 

すぐにもう1羽現れました。

おっとー?

 

 

オカダトカゲを持っています。

 

 

2羽がペアで子育てしていると嬉しいです。

 

秋になって親子で飛んでいる姿を見られますように!

 

がんま

元町のハマンカーが新しくなっていました!

一昨日、元町をぶらぶら歩いていたら、かつての水汲み場「ハマンカー」が新しくなっていることに気がつきました。

 

これまでコンクリートで固められていた水汲み場の跡(写真は2019年)が、

青いネットがかけられて、きれいにリニューアルされていたのでした。

 

昔の写真だけでなく、

ハマンカーの仕組みがわかる図も掲載されていました。

青いネット越しに下を覗くと、ぼんやりとですが中の石垣の様子を見ることもできます。

多くの人が行き交う町の中にありながら、特別な観光スポットというわけではない場所。

でも、かつて人々の暮らしを支えてきた大切な場所です。

 

こうした何気ない暮らしの歴史を伝える場所が、大切にされ、より多くの人にわかりやすい形で整備されていくことが、とてもうれしく、感動しました。

 

素晴らし〜💕

 

(かな)

 

食べるブドウと食べないブドウ

今年は梅雨らしい梅雨ですね。

犬の散歩に苦心しています。

雨が降っていない日はせっせと海沿いのコースへ。

この時期海沿いの道にはブドウのツルが伸びて来ています。

そのツルたち、実は二種類のツルが混ざって伸びている事が多いです。

よく見ると‥

ツヤツヤした葉と、毛が生えた葉があるのが分かりますか?

ツヤツヤの方はテリハノブドウ、毛が生えた方はシチトウエビヅルと言います。

花も全然違いますね。

こちらはテリハノブドウの花。

小さい花がたくさん集まって咲きます。

 

こちらはシチトウエビヅル

花火みたいなお花ですね。

 

どちらも夏の終わり頃から実になりますが、テリハノブドウの実は食べません。

色は水色だったり、青だったり、カラフルで見た目はとっても可愛いのですが‥

 

かたやシチトウエビヅルの実は食べます。

普通のブドウみたいに大きな実がなる訳ではないので、ジャムにしたりします。

薮に入って実を集めて、綺麗に掃除して、ジャムにする‥

手間はかかりますが、濃い紫色で美味しいジャムになります。

 

まだ実っていないので、写真が撮れませんでしたが、テリハノブドウだけ少し青実が出来ていたので写真載せますね。

この実が色づく頃にはちょうど草刈りが入って刈られてしまうかもですが‥

またお散歩の度に成長をチェックしようと思っています。

 

のり

 

野田浜の植物たち(2026 年6月30日)

今日、野田浜へ植物を調べに行ってきました。

 

秋の国際島嶼生物学会のエクスカーションに向けて、事前に植物リストを作成する必要があり、前回も調べてリスト化したのですが、何となく見落としがある気がして、改めて確認してきました。

 

ハマヒルガオのタネの様子を見ることも、目的の一つでした。

5月には砂浜を広く覆うハマヒルガオ。こちらは2年前の写真ですが、砂浜一面にピンク色の花が咲く美しい景色を見ることができていました。

今年は、花の時期に少し遅れてしまいましたが、5月22日にはタネができ始めているのを確認していました。

上の写真の続きを、頭の中に思い描きつつ海岸に降りたら…、ビックリ!


ハマヒルガオの姿はなく、砂浜の半分ほどをハマゴウが覆い尽くしていました!

大きな群落から少し離れた場所にも、“島”のように点々と広がっています。

「どうやって増えているのだろう?」と思って近づいてみると、砂の中に茎が伸びて、新しい芽を次々と出しているようでした。

中には、すでに花を咲かせている株もありました。

過去ブログ調べてみたら、毎年この時期はハマゴウが勢いよく伸びていて、毎年驚いていることがわかりました😅。いったいいつの間に景色が変わるのでしょう??(なんだか手品を見ている気分😆)

 

そのほかにも、「もう花の時期は終わった」と思っていた花が咲いていました。
ハマツメクサ(たぶん)の2ミリほどの小さな花。

ソナレムグラの、同じく2ミリほどの花。

遠くから見ると米粒のようにしか見えませんが、近づいて見ると、まったく違う姿をしています。

 

食べるとおいしいツルナも、黄色い花を咲かせていました。

こちらは5ミリほどあるので、ずいぶん大きく見えます。(🐜目線…笑)

 

前回の調査では気づかなかった植物も見つかりました。

特にきれいだと思ったのは、ブドウの仲間であるシチトウエビヅルの若葉です。

葉の裏を返すと白い毛が生えていて、特徴をしっかり確認できました。

 

また、荒地に強いアカメガシワも伸びていました。

アカメガシワは10mぐらいの高さまで成長する木ですが、塩風が吹きつけて、ときには波しぶきまでかかるこの海岸で、どこまで生きていけるのでしょうか?

 

噴火の後にいち早く進出するイタドリも、山で見るものとはずいぶん雰囲気が違い、葉がツヤツヤで小さい!!

…と思ったら、イタドリではなく同じタデ科のツルソバだったようです😅

 

一見すると何も生えていないように見える溶岩の上にも、よく見ると凹みを利用して生きている植物たちがたくさんいます。

どんな場所にも入り込み、わずかなチャンスを見つけて生きようとする植物たち。

今日も「すごいなぁ」といました。

 

(かな)