割れないシャボン玉

6月10日、東京からいらしたお母さん&息子さんと一緒に、裏砂漠を歩いてきました。

 

この日は、一日曇り予報。山のライブカメラでは景色がよく見えていたので、「今日は広い景色を見てもらえそうだな」と思い、スタート地点の大島温泉ホテル駐車場へ。しかし…

車を降りたとたん、みるみる霧が迫ってきて景色を隠し始め、さらに雨まで降り出しました!😅

レインウェアを着て、傘を差しながらのスタートです。

 

途中、アズマイバラの花が咲いていて、図鑑作りのために昨年はよくここへ通ったことを思い出しました。

オオモミジの実は、お二人とも初めてとのことで、

しばし観察!

私が資料を見ながらお話をしようとすると、息子さんが私の傘を持って雨を防いでくれました。

(優し〜💕)

 

霧に包まれた森のトンネルは、とても幻想的でした。

地面には、黄色い落ち葉や赤い桜の種、ハチジョウイヌツゲの小さな花などがたくさん散り、歩くたびに足元の模様が変わっていくのが楽しかったです!

ニオイウツギも満開で、春の花が勢ぞろいしたような景色でした。

この花を、私が敬愛する植物の先生が「乙女のはじらいの花」と表現したという話がお客様の印象に残ったようで、きれいに咲いているニオイウツギを見るたびに「乙女のはじらいだ!」と言いあって楽しみました💕

時折雨が強まり、心折れそうになりながらも、「とにかく裏砂漠までは行こう!」と歩き続け、ついに到着。

午後の予定もあったので遠くまでは行かず、ここで折り返すことにしました。

で、恒例のシャボン玉!

数分遊んで帰ろうとしたら、お母さんが「まだ残ってる!」と足元のシャボン玉を教えてくれました。

 

みんなで覗き込むと、シャボン玉の中に人の姿が映り込み、その色は七色から…

青、

ピンク、

そして黄色へと、次々に変化していきました。

あまりの美しさに全員見入ってしまい、しばらく撮影会に。

横から見ると、まん丸のシャボン玉は、まるで小さな地球のよう。その中に人が映り込んでいて、とても不思議で美しい光景でした。

で、最後はシャボン玉が割れる瞬間を見届けるよりも先に帰路につき、「あのシャボン玉、まだ残っているかも?」などと話しながら帰ってきました。

 

「何分もシャボン玉が割れずに残っていたのはなぜだろう?」

不思議に思って調べてみたら、湿度が高く、風が弱く、気温が高くないという条件が、シャボン玉を長持ちさせたようでした。

 

広い景色が見られなかったのは残念でしたが、とても不思議な世界を楽しみました。
これもお客様の発見のおかげです。

楽しい時間をありがとうございました💕

 

(かな)

 

昔ヲトメとの素敵な出会い

私が室内履きとして愛用している布ぞうりがあります。

古い着物や浴衣を再利用して、一つ一つ手で編んだものです。

なので一つとして同じ物がない。

しかも長持ちするので、履いているうちに柔らかくなり自分の足にフィットしてくるので、ちょっとボロくなってもいつまでも履き続けてしまうものです。

私も今の草履はいつ買ったのか覚えていないほどです。10年位使っているのではないでしょうか。

こんなに長持ちで履きやすくて、ついでに床掃除も出来てしまう(?笑)素敵な布ぞうりを作ってくれているのは、野増地区の昔ヲトメの方々です。

みなさんで囲炉裏を囲んで楽しくおしゃべりしながら、鉄瓶で沸かした湯でお茶を飲んだりして編んでいます。

それがとても素敵!!

でもただ楽しく編んでいるのではありません。

みなさんすごくこだわりがあって、「この柄を端に持っていきたいの」と言ってほどいて編み直したりしてました。

頭の中に設計図を作り、指先を動かし、楽しい会話をし、これが元気の秘訣だな〜と思いました。

手放し難かったのですがさすがにボロになったので、新しい草履を購入!

椿柄の鼻緒に一目惚れ!明るい色味に気分が上がります!!

 

お子様サイズから男性サイズまであるので、興味のある方は是非お店を覗いて見て下さい。

野増の一周道路沿いにあります。

 

昔ヲトメとの素敵な出会いに心がほっこりした日でした。

 

のり

ウツギ満開!

6月に入って、山ではウツギの花が見事に咲き始めました。


6月4日、三原山へ登る遊歩道沿い。

まるで、打ち上げ花火のようです。


そして6月6日、標高500m付近の車道沿いには……

「こんなにあったっけ?」と驚くほどの花、花、花。

見事な垂れ下がりっぷり!

のびのび〜!!

ゴージャスすぎます!

これから猛暑の夏がやってくるのは恐ろしいのですが、今だけの初夏の風景を楽しんでいます。

😀

 

(かな)

 

火山観測情報・観測機器フィールド研修 in2026

一昨日、気象庁伊豆大島火山防災連絡事務所の所長による「火山観測情報・観測機器フィールド研修(ジオパーク推進委員会主催)」が開催されたので、参加してきました。

参加者は、ジオガイド1期生から4期生までの皆さんです。

 

まずは火山観測機器について学びました。

監視カメラやGNSS(衛星測位システム)など、普段私たちがあまり立ち寄ることのない場所に設置されている観測機器が、何を観測しているのかを説明していただきました。

 

その後は三原山へ。
現在、気象庁では噴火警戒レベルを5段階に分けており、それぞれに応じた立入規制区域が定められていて、伊豆大島はレベル1「活火山であることに留意」の状態です。

現地ではレベル1で立ち入ることができる範囲を示した資料を確認してから、カルデラ内へ入りました。

気象庁の火山防災マスコットキャラクターのぼるけん(この子はレベル1)も同行します。

 

山の中腹付近まで登り、来た方向を振り返ると3本の鉄塔が見えました。お客様から「あれは何ですか?」とよく聞かれるので、今回、通信関係に詳しい方に教えていただきました。

右側は携帯電話の基地局(おそらくKDDI)、中央は漁船向けの通信アンテナ、左側は地上デジタル放送の送信アンテナだろうとのことです。長年気になっていた疑問が解決しました!

 

観測機器が多く設置されている場所まで、足を延ばしました。
そこには地磁気を測定する装置がポツンと立っています。

太陽光パネルで蓄電した電気を使って動かしているそうですが、近くに置くと鉄に反応してしまうため、パネルは少し離れた場所に設置するのだとか。

 

レーザー測量で使用する反射ミラーを見ながら、私たちが出発した地点側と、二子山側から照射されるレーザーを、ミラーで反射し、距離の変化を精密に

測っていると教えてもらいました。

 

GNSSの観測点では、観光のお客様が土台に座ってお弁当を食べていたこともあるとのこと。

「気持ちはわかるけれど、困りました」とのことでした😅

 

最後に、地熱の高い場所へ温度を測りに行きました。(設置されている機器ではなく、持参した温度計で測定)

ガイドの皆さんから次々に出る質問にも、所長が丁寧に答えてくださいました。

 

レベル1の穏やかな状態の三原山ですが、こうして実際の観測機器を見ながら学べる機会は本当に貴重だと感じました。

企画してくださったジオパーク事務局の皆さん、そして詳しく教えてくださった火山防災連絡事務所の所長に心より感謝いたします。

 

この日の生きもの情報。


森の中で、キノコがびっしり生えている場所を発見!


出てきたばかりでフレッシュな感じ…。

ヒラタケの仲間でしょうか?

 

登山道の途中では、キョンに食べられたと思われるイタドリの茎がありました。


イタドリまで食べるようになったら、キョンはますます無敵になりますね…😅

 

最後に、先日見かけた「グネグネ曲がったクロマツ」に立ち寄りました。

グネグネ部分は軌道修正され、新しく伸びた枝はまっすぐに成長していました。


このままなら、普通のクロマツの姿に戻りそうです😆

 

ガイド仲間とともに学び、とても充実した一日でした。(感謝)

 

(かな)

 

「大人の島合宿」2日目

日本各地(徳島県、富山県、茨城県、静岡県、神奈川県、東京都)から、ジオガイドさんらが集まってくれたオンライン+リアルツアーの2日目。

この日は、車で1周しながら見所を回ることにしました。
あちこち立ち寄りましたが、メインは裏砂漠、波浮港、地層切断面、ジオノス。

 

裏砂漠に向かう途中では、コゴメウツギの花が満開でした。

文字通り、米粒サイズの花ですが、集まると綺麗!

元気に咲いている姿が素敵で、撮影しました😌

 

広い裏砂漠の景色が目の前に現れ、その向こうの展望が開けた時、かつて見たことのない光景が!

なんと、分度器を持ってきた人(大室山がフィールドの田畑さん)がいて…

進行方向にある黒い山を見て、「安息角だ〜」と言いながら盛り上がる皆さんが目の前に🤣
初めて見る光景で、めちゃ面白かったです😁

 

第一展望台の看板では、「ぼるけん」のぬいぐるみが主役に!

その後のシャボン玉では、「玉の中に人が写っている!」という発見で、みんなが撮影にチャレンジ!

風は弱かったけれど、無風というほどでもなかったので、皆さん真剣でした!(笑)

そして全員でジャンプ!

なかなかタイミングが合わない&撮影に失敗するなど色々あり、何度も飛んで全員の足が地面から離れていたのがこの一枚です(貴重だ〜💕)

 

この後、少しだけ立ち寄った筆島。

ここでは、遠方の崖に岩盤を割って上がってきたマグマの跡(岩脈)を見ることができます。
硬い岩盤を割りながらマグマが上昇するため、地上では大きな揺れを伴うという説明のあとで、島生まれのカッチンが実際に体験した1986年噴火の時に感じた揺れの様子を、身体を使って再現してくれました。

こうしたリアルな体験談を聞くと、岩脈がただの景色ではなく、噴火のエネルギーを感じさせる迫力ある景色に見えてきます。

 

続いて火口の中の町、波浮港へ。

普通の観光のツアーより、ちょっとだけ遠回りをし、爆発的な噴火で飛んできたものが積もっている道を歩きました。

ジオな皆さんだけあって、道の両脇に積もったものを熱心に観察。

昔は大勢の漁師さんたちが泊まった宿が並ぶ町並みを、みんなで歩き、

バス停のところでティータイム💕

 

地層大切断面ではもちろん、みんなで地層になり、

「ぼるけん」と地層の記念写真。

「ぼるけん」は、じっと座っているのが苦手みたいで、2回ほどひっくり返って後ろに落ちていました😆

 

昼食後はジオノスへ。

“多分1時間では時間が足りないだろうな”と思っていたら、やっぱり足りませんでした!(笑)

でも皆さん、最後まで力いっぱい、展示を楽しまれていました!

 

あっという間だった濃くて楽しい2日間。遠路はるばる訪ねていただいた方々と、ゆっくりお話ができて、とても楽しい時間を過ごしました。

皆様、ご参加いただき、ありがとうございました!

またお目にかかれる日まで、お元気で!!

 

(かな)

 

白いお化け

みなさん、台風は大丈夫でしたか?

6月に入っていきなり台風直撃でしたね、、、

予定は全てキャンセル、、、

今日はさすがにお家にこもってました。

 

しかし、大島ではガクアジサイが咲き出しています。

大島ではよく見かけるガクアジサイですが、実は房総半島、伊豆半島、伊豆諸島の準固有種のようです。

アジサイは長く咲くのでこれからしばらく楽しめますね。


島でよく見ると言えばヤブツバキもですが、今の時期は新緑がとってもきれいです。

常緑の木ですが、やっぱり若葉はみずみずしくて美しい!

と、見ていたら、、、あれ?

白い椿の実???

ん?何?なにこれ?

恐る恐る触ってみる。か、固い、、、

 

うわ!こっちは破裂してる!?

お化けか?と思ってしまうフォルム。

 

え〜!まだある!!

合計で三つも見つけてしまった‥

病気?寄生虫?なに?なに?

調べてみたところ、ムシコブらしい。

ムシコブとは寄生虫が付く事によっておできが出来るような事。

これがムシコブなの??

椿のムシコブってなんと言うか、、派手?デカイ?存在感すごい‥

なんか椿を応援したくなってしまった日でした。

 

のり