ジオロックガーデンから裏砂漠へ

みなさん、こんにちは。

のりです。この度ジオガイドに認定していただきまして、ブログを時々書かせていただく事になりました。

まだまだ勉強中なので、つたない文章ですが、皆様よろしくお願いします。暖かく見守っていただければ幸いです。

 

今日は温泉ホテルから再生の一本道を通り、裏砂漠を目指します。

まずはジオロックガーデン

かつての噴火で出た溶岩のしぶきがくっつき合って大きな塊になり、それが転がり割れ、またくっつきと繰り返して様々な形になりました。なんの形に見えるかな?ゲームも楽しめます。

ジオロックガーデンを抜け、裏砂漠を目指します。

ジャリジャリと真っ黒な大地を歩き、櫛形山の頂上へ。

房総半島、三浦半島、伊豆半島、富士山、そして大島のシンボル三原山。

雄大な景色を堪能しました。

#伊豆大島#ジオパーク#裏砂漠#ジオロックガーデン

のり

 

国際島嶼生物学会エクスカージョン裏砂漠チームの下見

5月7日、「2026国際島嶼生物学会熱海大会(Island Biology 2026 Conference)」のエクスカージョンツアーが、11月に大島で実施されるので、海外から来られる専門家を案内する裏砂漠チームの下見&打ち合わせに行ってきました。

9時に温泉ホテルに集合し、田中が英語の原稿を読み上げ、

私は、植物を全て記録していきました。

 

よく分からないものもあります。

例えば、この垂れ下がっているグミは、ツルグミか、マルバグミか?

調べると、ちょうど両方の特徴があわさったような存在なので悩みます。

 

前半だけ参加していた願法が、トウゲシバが密集して生えているのを見つけてくれました。

「原始的なシダ」と言われるトウゲシバですが、これほど密集しているのを見たのは初めてて、驚きました。

森にちょっと入った場所ですが、なぜここだけ??

 

わかりにくいものは、白い紙を背景にして写真を撮ります。

ヌカススキで良いのかな? いっぱい咲いていました!

 

エゾスナゴケ

ノキシノブなど

ツアーではスルーすることが多い植物も、できるだけ記録していきます。

 

植物の生えていない裏砂漠まで行って、引き返しました。

植物に注目して歩いたことで、普段目に入っていなかった帰化植物が、カルデラの中にも結構入っていることに気がつきました。

オオバコ

カタバミ

チドメグサなど


シダはほとんどがベニシダみたいでしたが、見分けのつかない似たものも多いため、やや自信なしです。

修行しないと〜😅

 

最後に、ヤブツバキに似ているけれど葉の淵にギザギザがない「モクレイシ」という植物が、世界的にみても分布域が限られる珍しい植物らしいので、葉っぱの写真を撮って、みんなで共有しました。

リストには48種の植物を記録しました。

ガイド仲間とのフィールドワーク、楽しかったです。

 

(かな)

 

※備忘録として、この日確認した植物名を、以下に記録しておきます。

アズマイバラ
イガアザミ
イズホソバテンナンショウ
イズホソバテンナンショウ?
イタヤカエデ
ウツギ
ウマスギゴケ
エゾスナゴケ
オオシマカンスゲ
オオシマザクラ
オオシマツツジ
オオバコ
オオバコ
オオモミジ
ガクアジサイ
カジイチゴ
カタバミ
コゴメウツギ
サクユリ
サルトリイバラ
シチトウスミレ
シマタヌキラン
シマノガリヤス
シマヘクソカズラ
シモフリゴケ
チジミザサ
チドメグサ
トウゲシバ
トキワハゼ
ニガナ
ヌカススキ
ノキシノブ
ノコンギク
ハチジョウアキノキリンソウ
ハチジョウイヌツゲ
ハチジョウススキ
ヒサカキ
ヒメジョウゴゴケ
ヒメユズリハ
ベニシダ
マユミ
マルバグミ
ミツバアケビ
モクレイシ
モクレイシ
ヤブツバキ
ヤマボウシ

オオシマツツジと裏砂漠

昨日、クラブツーリズムの企画旅行のお客様たちと、裏砂漠を歩いてきました。(クラブツーリズム様は年に数回、のんびりと温泉ホテルから裏砂漠までを往復して観察を楽しむツアーを組んでくださっています)

 

歩き始め…オオモミジがほんのりピンク色に色づいて私たちを迎えてくれました。

(かわいかったです)

 

晴天だったので「こもれびトンネル」の木漏れ日が美しく

イヌツゲの黄色い葉が散って、遊歩道の地面を飾っていました。

 

マッチ棒みたいな、オオシマザクラの実も、あちらこちらに落ちていました。

実を落として残った実に養分を集中させていること、熟すと黒くて甘い果実になって、島の子どもたち(大人も?)に好まれることなど、お話ししながら先に進みます。

 

森を抜けた場所では、お客様がオオバヤシャブシに注目!

葉っぱが、綺麗ですよね〜❤️


皆さん次々に足元に咲く小さな花を見つけて「これ何ですか?」と、呼んでくれました。

まずは1cmないぐらいのトキワハゼ。

私はまったく気づいていませんでした(笑)


続いて、1cmないぐらいのヒメハギ。

これも見つけていただきました😌

小さくて目立たないのに「みなさん目が良いなぁ〜」と感心しました。

 

続いて、茶色いキリギリスの仲間が登場!(私は初対面)

後で調べたところ、クビキリギスの茶色タイプが一番近そうでした。

足が1本なくなっていましたが、成虫で冬越しするらしいので、色々苦労があったのかも??

 

途中、モコモコの丸い形が目立つハチジョウイヌツゲを見て、「手入れしていないのに、なんでこんなに丸いんですか?」とお客様。

そうなんです!

不思議ですよね〜(謎)

 

お花がお好きな方が多そうだったので「なにか花な咲いてないかな〜」とキョロキョロしながら散策。

 

少し前まで花盛りだったサルトリイバラは、ほとんどが果実になっていましたが、一本だけ花が残っていてくれました!

やった〜!☺️

 

ススキの穂が一部だけ、くるくる丸まっている場所を発見。

周囲はまっすぐなのに、なぜここだけクルクルなのか?風なのか、温度なのか、成長条件なのか…??

ここでも、みんなで「なんでだろう?」を楽しみました。


ジオ・ロックガーデンでは、オオシマツツジが見頃になっていました。

今回のツアーのお客様の目的は「日本で唯一の砂漠」だったのですが、実はこの時期の開催には、「見頃の野生のツツジを楽しむ」という、秘められた(?)目的もありました😌

 

ありがたいことに、ジャストタイミングで開花が始まっていました❤️

華やかな野生のツツジと三原山のコラボ!

ツツジと溶岩のコラボも素敵です!

オオシマツツジさん、綺麗に咲いていてくれてありがとう❣️

 

裏砂漠では、麓でのんびり休憩するチームと

櫛形山頂上まで往復する登山チームに分かれ、無理なくお楽しみいただきました。

 

最後の締めに、温泉ホテルの庭にあるツツジ園に立ち寄り。

ここも見頃でした!

 

穏やかな天気の中の、なごやかで楽しい時間…皆さま、ツアーご参加、ありがとうございました。

 

(かな)

メジロ

昨日の朝、メジロが巣材を集めている場面を見ることができました。

 

去年の枯れたススキの穂。

何度かちぎってくわえましたがどこかへ運んで行くことはしませんでした。

・・・何か気に入らないところがあるのでしょうか。

 

 

 

この2羽がペアのようです。

 

 

 

 

 

 

吟味しますがこれも持って行きませんでした。

 

 

 

その後、近くのツル植物をターゲットに。

 

 

しかしこれも気に入らなかったのか飛び去ってしまいました。

 

このペアの子育てが上手く行くことを願います。

 

がんま

将来は火山研究者?

火山好きの7歳の男の子と、ご両親とのツアー2日目は、ジオノスと砂の浜(砂の海岸)、赤禿(赤いスコリア丘)、ケイカイ(溶岩の海岸)を巡りました。

 

まずはジオノスからスタート。

伊豆大島火山の誕生を再現した立体模型では、7歳の目線で水中の様子も観察してくれたので、私も同じ目線で観察。

海底火山の水の中の様子も、しっかり表現されているんだな、と感動しました。(説明聞いたかもしれないけれど忘れてました😅)。


大きなクロマグロ(実寸大)と背比べをしたり、

生き物コーナーでは伊豆諸島それぞれの生き物の違いを観察していました。

が、展示のスケールが実際と違うので少し混乱した様子…

私は頭の中で、勝手に尺を変えていたから違和感がなかったのだと気づきました。

こういう「わかりにくい」というお客さまの視点、大事ですね。

 

一番盛り上がったのは、VRシアターでした。

今回は行けなかった火口に飛び込み(?)

海で泳ぎました!

しかも上手!(笑)

前日に見た筆島に対しては、驚きのポーズ!

表現力に感動しました!

 

ちょうど、ゴールデンウィークの特別企画(?)で、ジオキャラの「ひらり」も登場。

大人たち(特に私)は大喜びでしたが、7歳はちょっと照れくさそうでした。

 

お土産もいくつか買ってくれました。

最近売り出した赤色立体地図レリーフマップも大きい方(¥3,500)を買われていたので「開発費を入れたら¥10,000ぐらいになるらしいですよ」とお話ししたら、息子さんが「¥10,000以上だったら、ぼく、お小遣い貯めて買うよ」と言ってくれたので、またまた感動しました。

作った人たちの苦労が報われますね〜。

 

地層のキーホルダーも買ったようなので、地層大切断面で比べてもらいました。

でも、この時は「これ違うよ」と一言。
本物志向の火山好き大人になりそうな予感がしました😀

 

その後は海へ。
「砂の浜」では、トイレ横のコンクリートの路面上を流れる水を見て、「溶岩みたい」と流れの広がり方を観察していました!

これが溶岩流に見えるとは…スバラシイ❣️

将来は、火山研究者確定かも〜!?😀

 

「砂の浜」では、白い軽石を拾って海へ向かい

海に浮かぶのを確認していました。

砂浜は波で削られ、急な斜面になっていました。
行きは問題なかったのですが、帰りは「アリ地獄みたい!」と言いながら苦労して登り、

登りきった後はその気持ちを表現するようなパフォーマンスも(笑)

体験で感じたことを、そのまま身体で表現してくれるのが面白かったです😀

 

最後は岩場の海岸へ。

溶岩でできた岩の隙間の水たまりに、カニがいるのを観察していました。

 

江ノ島が大好きで、よく遊びに行くというご家族。大島も「また来たい」と、何度でも通ってもらえる場所になれたら嬉しいです。

 

楽しい2日間をありがとうございました!

 

(かな)

 

穏やかな晴天(ツアー1日目)

昨日と今日の二日間、火山好きの7歳の息子さんがいるご家族と島を歩きました。

 

昨日はとても天気が良く、風も弱かったので、火山らしい風景を目指して、まずは三原山へ。

今回は登頂はせず、溶岩をじっくり観察するコースにしました。

 

歩きながら、「あ、カエルの声!」と、そろりそろりと音のする方へ近づいて姿を探す息子さん。

さらに、磁石に火山灰をくっつけて遊びながら、

避難壕の前の道でも「これ、くっつくやつだ」と一言。

よく見るとそこには、丸くて平べったい鋲の頭(たぶん)が。

さっそく磁石を置いて確認したら、確かにくっつきました。

観察力すばらし〜👏

 

華やかなツツジが咲く遊歩道を歩いて、溶岩たちに会いに行きました❤️

実はこの日、ツアースタート前に、息子さんとおそろいでタコのぬいぐるみを購入していました(色々な色のパターンがあるけれど、偶然同じでした。笑)。

で、黒い溶岩の上に並べて記念撮影。

赤いタコをひっくり返すと黄色になって、笑った顔から怒った顔に変わるユニークなぬいぐるみです。(「伊豆大島のジオパークキャラクターでこういうのあったらいいのになあ」なんて密かに思いました)

 

裏砂漠へ向かう道も、両側の生き物たちを観察しながらのんびりと。

葉の真ん中に花を咲かせる植物(ハナイカダ)や、

若葉に黄金色に輝くふわふわの毛が生えているもの(シロダモ若葉)などを、

触ったり見たりしながら進みました。

 

裏砂漠に着くと、風も弱く快晴!

で、大事に持ってきたロボットのおもちゃを溶岩の上に置いて撮影タイム。

(風で飛ばされないで、岩の上に置いておけるなんて、本当に珍しいです)

私も真似して撮影し、出来栄えに悩んでいたら「もう少し下から撮ると大きく見えますよ」とお父さんからアドバイスが!

息子さんがビュ〜ン!と飛んでくる溶岩まで再現してくれて、嬉しかったです😀

😀

 

ダイナミックなシャボン玉を楽しんで

 

空を飛んで裏砂漠での時間を終えました。

いっぱい遊んで、楽しい時間を過ごしました〜😀


2日目(今日)のツアーは、明後日に報告します!

 

(かな)

 

 

霧と風と春の彩り

5月3日の一日ツアーは、なんとお土産屋さんからスタートしました(笑)

 

お客様は、前日に山頂口のお土産屋さんを訪れ、その後、山歩きを楽しまれたとのこと。
そして「タコのぬいぐるみが欲しい!」ということで再訪。

ひっくり返すと表情が変わるタイプのタコで、私も欲しくなりましたが、その場はぐっと自制(現金を持っていなかっただけですが…笑)。次は買おうと思います!(笑)

 

少し時間があったので、山頂口のジオパーク展示にも立ち寄りました。
展示されている溶岩を見て、お客様が「お不動さんみたい」とひと言。

初めて聞く感想に、「なるほど」と感動しました。

 

この日の山は、雲が多めながらも、景色はすっきり。

ツツジも華やかで、気分が弾みました。

お客様が前日に歩かれた中で気になった植物についての質問もあり、ゆっくり観察しながら登っていきました。

 

山頂付近で見られる火山灰の縞模様を見たときには、「きのこ(サルノコシカケ)みたい!」という感想が。

また新しい見方に出会えて、楽しくなりました😀

 

さらに、山にかかる雲を見て「きれいな山みたい」と言われ、「本当だ〜!」とこちらも驚きました。

なんて素敵な感性❣️❤️😍

 

展望台での昼食休憩をとり、再スタートしようとしたら…

あたりは一気に、霧に包まれてしまいました!

 

霧の時の火口一周はあまりお勧めしていないため、一度は引き返すことも相談しましたが、この時点ではまだ景色が見え隠れしていたので…

「晴れたら悔しいかも」という思いもあって一周することに。

 

しかし結果は…、完全な霧の中!

さらに風も強く、まるで修行のよう😅

 

で、霧記念に(?)一番高い場所で写真撮影!

ただ、この日の風向きから、「裏砂漠側は晴れているかもしれない」という期待がありました。

下り始めはまだ霧の中でしたが、それが逆に溶岩の凹凸を幻想的に見せてくれました。

ちょっと近づいて鑑賞。

この幻想的な雰囲気は、霧ならではです!(素敵〜😀)

 

やがて裏砂漠に出ると、しっかりと景色が開けて、

ゴツゴツとした溶岩地帯も堪能。

帰り際、お客様が振り返って眺めていらっしゃったのは、この場所ならではの雄大な風景でした。

私にも、お客様の気持ちが伝わったような気がしました。

 

この時期ならではのサンキライの花と

果実も同時に観察できました。

かわいい〜❤️

 

樹海の中では、それまで丸い庭木のような姿だったイヌツゲが、ニョロニョロとした独特の雰囲気を作り出している様子に、皆さん驚かれていました。

さらに森の中では、お客様が満開のツツジを発見!

明るい色がぽっと森の中に灯るような、やさしいオオシマツツジの色を、みんなで眺めました。

 

変化に富んだ一日となりましたが、その分、印象に残る景色や発見がたくさんあったツアーでした。

 

皆様、ツアーご参加、本当にありがとうございました。

 

(かな)