“生きものを探す旅”2日目

“生きものを探す旅”2日目は、三原山と海岸へ。

日程をずらして、天気が良くなるのを待った甲斐もあり、見事な晴天となりました。

 

歩き始めてすぐ、前日の雨の影響なのか、路上にはヒキガエルの卵が。

ぶにょぶにょとした黒い卵の中に、白い粒のようなものが見えます。

生き物に詳しいSさんによると、これは卵が反転し、本来裏側にある白い部分が見えている状態とのこと。

反転していないものもありました。

同じ卵でも見え方が違う理由に、みんなで納得です。

 

さらに伊豆大島のカタツムリ「シモダマイマイ」の話に。専門家によると、「世界的に見ても伊豆半島南部と伊豆諸島にしかいないカタツムリ」なのだそう…。

そんな話をしていたら、生きもの好きのお孫さん(Aくん)が、あっという間に岩陰にその姿を発見。

生きものを見つける目が素晴らし〜❣️

 

ただ、コニワハンミョウは、目の前をぴょんぴょん跳ねるものの、あまりの俊敏さにじっくり観察はかないませんでした〜😅

 

生き物目線で足元を見つつも、景色も楽しみながら火口へ到着!


そしてなんと、火口からは“ゴジラ”も登場(笑)

(映画でも三原山の火口から出てきたのでしたよね〜)

 

帰り道も爽快そのもの!

目の良い皆さんは、次々に面白いものを見つけていきます。

 

草の上に刺さったカタツムリの殻。

誰かが置いたのではなく、「草が伸びて殻を持ち上げたのでは?」と話題にになりました。

 

前日に続いてムカデにも遭遇。(でも死んでました)

A くんは、バラバラになった状態のものでも「ムカデだ」と見抜いて教えてくれました。

その観察力に、またもや感心。

 

赤禿では、みんなでクモの巣探し。

巣を軽く刺激すると、獲物がかかったと勘違いしてクモが出てきます。

Sさんの草の揺らし方が絶妙で、何度か出てきてくれましたが、繰り返すうちに見破られてしまいました😅

 

岩場では、こんなクモが歩いているのをSさんの奥さんに教えてもらいました。

誰だ〜?(名前調べたけれど分からず)

 

時間ぎりぎりでしたが、最後に海岸へ。

ここには、水があまり好きではない小さな貝(タマキビの仲間)が、岩場にいっぱいついていました。

「2種類はいますね」とSさん。

確かに模様が違います。

 

A くんは、見事にカニをゲット。

"もう少しここにいたい"と思いました(笑)

今回も、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

みなさま、ツアーリクエストありがとうございました!!

 

(かな)

 

 

ホオジロハクセキレイ

8日に元町の原っぱで出会いました。

遠くのシロクロの小鳥、ハクセキレイだろうと双眼鏡で覗くと亜種のホオジロハクセキレイでした。

こういうことがあるからどんな鳥でもちゃんと見ないといけないのです。

 

地中からなんかイモムシを引っ張り出して食べました。

 

 

 

真っ白な顔がやっぱりかわいいです。

 

 

ささっと羽繕いも見せてくれました。

 

 

 

 

 

またイモムシゲットーーーーー!!

 

 

 

 

これ!!

顔だけみたらシマエナガっぽくないですか?(笑)

 

 

 

しばらくここにいましたが意を決したように飛び立ちました。

どうか元気で!!

 

がんま

“生きものを探す旅”1日目

1週間以上経ってしまいましたが、4月2日・3日の2日間、何度もツアーにご参加いただいている“展示のプロ”のSさんご夫妻とお姉さん、お姉さんのお孫さん(新・中学1年生)4人と歩いてきました。

 

1日目は裏砂漠へ。

生き物が大好きな新・中学1年生のために、Sさんはなんと観察用ルーペを持参。

歩きながら、気になるものを見つけては立ち止まり、じっくり観察しながら進みました。(コモリグモがほとんどでした)

 

雨が心配されていましたが、天気は回復。

Sさんの奥様は、マグマの飛沫の上をザクザク歩く感覚が大好きということで、音や足触りを楽しまれていました。

青空が見え始め、しかも無風!

 

この場所で、牛乳煎餅の包みが風に飛ばされずに置いておけるほど風が穏やかなのは、1年の中でも本当に珍しく、驚きのコンディションでした!

風がないので、シャボン玉も粉々にならずに綺麗に浮かんでいたし、

お孫さんと一緒の“3世代ジャンプ”も、とってもカッコよく決まっていました!

 

でも、観察の主役はやはり生き物たち。

 

一番驚いたのは、草もなく、生き物はいなさそうに見える石の下から、なんとムカデの子どもを発見してくれたことでした!

「こういう環境にもムカデがいる」という事実は、過酷な環境に合わせて生きる生命の不思議さを、感じさせてくれました。

生きもの好きの、新・中学1年生。このまま「好き」を伸ばしてほしいです!

 

“生きものを探す旅”の2日目は、明後日のブログで報告します!

 

(かな)

 

オンラインツアーと5分トーク勉強会

ツアー報告が溜まりまくっていますが、開催期限が迫っているので、今日はオンラインイベント2件のお知らせです。

 

4月10日(金)20時から21時までの1時間、「知ると旅がもっと面白い!『地球の動きが見える島』東京・伊豆大島ジオパークへ【参加無料】」が開催されます。

私(西谷)と、地元生まれのジオガイドカッチンが語ります。(カッチンは釣りの達人)

直前のご案内となり恐縮ですが、アーカイブ配信もありますので、ご興味のある方はぜひお申し込みください!

詳細&お申し込みはこちらです↓
https://peatix.com/event/4946590

 

また、4月19日(日)20時から21時まで、「第11回・5分トーク勉強会」が開催されます。

ジオパークガイドが多いですが、ジオパーク以外の地域で活動するガイド仲間も一緒に、学び合っている勉強会です。

 

今回のトークガイドは、以下のお二人です。
・高田昌志さん(桜島・錦江湾ジオパーク)
 前回のフィードバックをもとに、トークをブラッシュアップして再登場!
・松本宏樹さん(とかち鹿追ジオパーク)
 今回が初登場、新作トークを披露してくださいます!

 

5分間という限られた時間の中で、いかに分かりやすく・楽しく伝えられるかを、トークを元に皆で考えます。

 

各地のガイドと交流しながら学べる楽しい時間ですので、ご興味のある方はご参加ください。

詳細&お申し込みはこちらです↓
https://peatix.com/event/4851468

 

(かな)

森林インストラクター小町さんと歩きました!

3月30日、森林インストラクターの先輩、小町友則さん(どんぐり研究会主催)が大島に来島。ガイドをリクエストしてくれました。

 

小町さんは武蔵野自然塾に所属し、井の頭公園など武蔵野エリアで森林や自然体験の講座を行いながら、各地でどんぐりの勉強会も開かれている方です。

今回の主な目的は、野生のオオシマザクラと常緑広葉樹の観察。桜の開花に合わせてなんと2度も日程を変更し、3月30日、無事に飛行機が到着しました!(前日に開花が始まった絶妙なタイミングでした)

 

最初に訪れたのは愛宕山。約3000年前に噴火した古い火山で、神社があるため木々が伐採を免れ、大島らしい巨木の森が残っています。
私自身も久しぶりにゆっくり歩く場所でした。

 

ウラシマソウが咲いていて撮影。

島ではよく見かけますが、「気味が悪い」と嫌がられることも多い植物です😅

 

歩みを進めると、足元に見慣れない花が。

しばらく思い出せずに悩みましたが、「青」という言葉だけ思い出し、ようやくアオモジという名前が出てきました(笑)

小町さんが撮影された写真を見せてもらいました。

「アオモジはこんなに葉が丸くない」とのこと。(地域差なのか別の植物なのか不明)

 

小町さんは若葉ひとつひとつを丁寧に観察されます。

これは「イヌビワの若葉だろう」とのこと。

 

標高120メートルほどの山頂付近では、ナツトウダイが群生していました。

これもしばらく名前が出てきませんでした😅

三原山周辺では見かけない植物で、火山の影響が強い場所は、あまり得意ではないのかもしれません。

 

大きなシロダモの葉も発見。

でか〜!😳

 

帰りは車道沿いの土手を観察。

リクエストのシチトウスミレもたくさん咲いていて、「何気ない民家近くの環境も面白い」と意見が一致しました。

 

ミツバアケビの蔓がバネのように巻き、その先に若葉が出ている様子も観察。

「なぜこうなるのか?」と思っていると、すぐ近くで、その理由が見つかり納得しました(笑)

 

久しぶりに、ガガイモの実が割れて種が顔を出しそうな姿にも出会えました。

❤️

 

その後は、山の斜面にオオシマザクラが点在する風景を眺め

裏砂漠に向かいました。


再生の一本道を往復し、荒れ地でたくましく生きるオオシマザクラを見ていただきました。

ここでは、これまで曖昧だった「オオシマザクラの特徴」についても教えていただきました。

白く大きな花が葉と同時に開くことだけでなく、上の写真の特徴が決めてらしいです(詳しく知りたい方はメールで、ご連絡ください)。

 

桜株にも立ち寄り、その力強い姿を観察。

最後は海岸へ向かい、ツアーを終えました。


オオシマハイネズをショールのように体に巻く体験もしていただきました〜😆

小町さんは植物だけでなく、さまざまな生きものに精通されていますが、単なる知識にとどまらず、「どう生きているのか」「なぜ、ここにいるのか」を見ようとされている姿が印象的でした。

共感できることが多く、とても楽しい時間を過ごしました。

 

活火山の島にお訪ねいただき、本当にありがとうございました!

 

(かな)

 

一人旅レディースチーム❤️

2年ぶりにツアーに参加してくださったリピーターのお客様と、同じくらいの年代の一人旅の2名が集まり、3名のレディースチームで裏砂漠へ向かいました。

 

歩き始めるとすぐに、大きな水たまりが出現。

水鏡の写真を撮って、みんなで盛り上がりました😌

 

その後、お客様がテンナンショウの仲間(通称マムシグサ)の細く伸びた茎を発見。

葉がない姿は、まるで本物のマムシのよう。2021年7月に、この近くで見たマムシを思い出しました!(その時の写真↓)

😅

 

森を抜けると、オオバヤシャブシの雄花を見たお客様から、「(お菓子の)カールみたい!」という声が。

あまりにぴったりな表現に全員が納得。その後は、しばらくカールにしか見えませんでした😂

 

そして、リピーターのお客様が覚えていてくれた1本の桜の木。

毛虫の被害で弱り、一時は花を咲かせなかった木ですが、2年前にようやく復活し、花が咲いた木です。

その時のことを覚えていてくださり、今回はサクラと一緒に2人で記念撮影。

蕾がふくらみ、もうすぐ開花しそうでした。

 

裏砂漠に着くと、不思議なことに2年前と同じようなカラスが登場!

行く手にカラスが現れるって、あまりないことなのに…

なんだか不思議な気持ちになりました。

(2年前のブログはこちら

 

初対面とは思えないほど息の合った皆さんは、写真を撮り合ったり、

ジャンプしたりと楽しそう!

(タイミングがあっているのがスゴイです!)

 

かつて顔をはめて遊んだ岩の跡(今は崩れてしまいました)にも立ち寄り、2年前を懐かしみながら記念写真を撮りました。

 

初参加のお客様は、黒い小石を押しのけて真っ赤な若葉を出しているハチジョウイタドリの姿を見て

「すごい〜!」と言いながら、写真に収めていました。

❤️

 

久しぶりに樹海の中にも入り、くねくねとして遊びました(笑)。

2019年の崖崩れの際、1本だけ持ちこたえたヤブツバキは、葉も花も増えていて、そのたくましさに感心。

 

帰り道、前日まで咲いていなかったオオシマザクラが、山の斜面にぽつぽつと咲き始めていました。

桜を楽しみにしていたお客様に応えるかのようなタイミングでの開花に、みんなで車を降りてしばし見入ってしまいました。

 

心地よくて楽しい時間でした。

みなさま、ツアーご参加、ありがとうございました!

 

(かな)

 

ホシムクドリ

1日と昨日の牧場で出会いました。

クチバシの色の違いから別個体だと思いますが、どうでしょう?

 

まずは1日の個体。

ツグミと一緒に収まりました。

 

 

ちょっと飛んでクワの梢にとまりました。

 

 

続いて昨日の個体です。

車の中で鳥を待っていたら目の前に飛んできました。

おお。

 

 

1日の個体と同じく夏羽に移行中です。

どうですか?

クチバシの色。

 

 

 

正面顔が撮れました。

相変わらず悪人っぽい。

 

 

しばらくすると地面に降りました。

ここで体力付けて、旅を続けて下さい。

 

がんま