火山観測情報・観測機器フィールド研修 in2026

一昨日、気象庁伊豆大島火山防災連絡事務所の所長による「火山観測情報・観測機器フィールド研修(ジオパーク推進委員会主催)」が開催されたので、参加してきました。

参加者は、ジオガイド1期生から4期生までの皆さんです。

 

まずは火山観測機器について学びました。

監視カメラやGNSS(衛星測位システム)など、普段私たちがあまり立ち寄ることのない場所に設置されている観測機器が、何を観測しているのかを説明していただきました。

 

その後は三原山へ。
現在、気象庁では噴火警戒レベルを5段階に分けており、それぞれに応じた立入規制区域が定められていて、伊豆大島はレベル1「活火山であることに留意」の状態です。

現地ではレベル1で立ち入ることができる範囲を示した資料を確認してから、カルデラ内へ入りました。

気象庁の火山防災マスコットキャラクターのぼるけん(この子はレベル1)も同行します。

 

山の中腹付近まで登り、来た方向を振り返ると3本の鉄塔が見えました。お客様から「あれは何ですか?」とよく聞かれるので、今回、通信関係に詳しい方に教えていただきました。

右側は携帯電話の基地局(おそらくKDDI)、中央は漁船向けの通信アンテナ、左側は地上デジタル放送の送信アンテナだろうとのことです。長年気になっていた疑問が解決しました!

 

観測機器が多く設置されている場所まで、足を延ばしました。
そこには地磁気を測定する装置がポツンと立っています。

太陽光パネルで蓄電した電気を使って動かしているそうですが、近くに置くと鉄に反応してしまうため、パネルは少し離れた場所に設置するのだとか。

 

レーザー測量で使用する反射ミラーを見ながら、私たちが出発した地点側と、二子山側から照射されるレーザーを、ミラーで反射し、距離の変化を精密に

測っていると教えてもらいました。

 

GNSSの観測点では、観光のお客様が土台に座ってお弁当を食べていたこともあるとのこと。

「気持ちはわかるけれど、困りました」とのことでした😅

 

最後に、地熱の高い場所へ温度を測りに行きました。(設置されている機器ではなく、持参した温度計で測定)

ガイドの皆さんから次々に出る質問にも、所長が丁寧に答えてくださいました。

 

レベル1の穏やかな状態の三原山ですが、こうして実際の観測機器を見ながら学べる機会は本当に貴重だと感じました。

企画してくださったジオパーク事務局の皆さん、そして詳しく教えてくださった火山防災連絡事務所の所長に心より感謝いたします。

 

この日の生きもの情報。


森の中で、キノコがびっしり生えている場所を発見!


出てきたばかりでフレッシュな感じ…。

ヒラタケの仲間でしょうか?

 

登山道の途中では、キョンに食べられたと思われるイタドリの茎がありました。


イタドリまで食べるようになったら、キョンはますます無敵になりますね…😅

 

最後に、先日見かけた「グネグネ曲がったクロマツ」に立ち寄りました。

グネグネ部分は軌道修正され、新しく伸びた枝はまっすぐに成長していました。


このままなら、普通のクロマツの姿に戻りそうです😆

 

ガイド仲間とともに学び、とても充実した一日でした。(感謝)

 

(かな)

 

「大人の島合宿」2日目

日本各地(徳島県、富山県、茨城県、静岡県、神奈川県、東京都)から、ジオガイドさんらが集まってくれたオンライン+リアルツアーの2日目。

この日は、車で1周しながら見所を回ることにしました。
あちこち立ち寄りましたが、メインは裏砂漠、波浮港、地層切断面、ジオノス。

 

裏砂漠に向かう途中では、コゴメウツギの花が満開でした。

文字通り、米粒サイズの花ですが、集まると綺麗!

元気に咲いている姿が素敵で、撮影しました😌

 

広い裏砂漠の景色が目の前に現れ、その向こうの展望が開けた時、かつて見たことのない光景が!

なんと、分度器を持ってきた人(大室山がフィールドの田畑さん)がいて…

進行方向にある黒い山を見て、「安息角だ〜」と言いながら盛り上がる皆さんが目の前に🤣
初めて見る光景で、めちゃ面白かったです😁

 

第一展望台の看板では、「ぼるけん」のぬいぐるみが主役に!

その後のシャボン玉では、「玉の中に人が写っている!」という発見で、みんなが撮影にチャレンジ!

風は弱かったけれど、無風というほどでもなかったので、皆さん真剣でした!(笑)

そして全員でジャンプ!

なかなかタイミングが合わない&撮影に失敗するなど色々あり、何度も飛んで全員の足が地面から離れていたのがこの一枚です(貴重だ〜💕)

 

この後、少しだけ立ち寄った筆島。

ここでは、遠方の崖に岩盤を割って上がってきたマグマの跡(岩脈)を見ることができます。
硬い岩盤を割りながらマグマが上昇するため、地上では大きな揺れを伴うという説明のあとで、島生まれのカッチンが実際に体験した1986年噴火の時に感じた揺れの様子を、身体を使って再現してくれました。

こうしたリアルな体験談を聞くと、岩脈がただの景色ではなく、噴火のエネルギーを感じさせる迫力ある景色に見えてきます。

 

続いて火口の中の町、波浮港へ。

普通の観光のツアーより、ちょっとだけ遠回りをし、爆発的な噴火で飛んできたものが積もっている道を歩きました。

ジオな皆さんだけあって、道の両脇に積もったものを熱心に観察。

昔は大勢の漁師さんたちが泊まった宿が並ぶ町並みを、みんなで歩き、

バス停のところでティータイム💕

 

地層大切断面ではもちろん、みんなで地層になり、

「ぼるけん」と地層の記念写真。

「ぼるけん」は、じっと座っているのが苦手みたいで、2回ほどひっくり返って後ろに落ちていました😆

 

昼食後はジオノスへ。

“多分1時間では時間が足りないだろうな”と思っていたら、やっぱり足りませんでした!(笑)

でも皆さん、最後まで力いっぱい、展示を楽しまれていました!

 

あっという間だった濃くて楽しい2日間。遠路はるばる訪ねていただいた方々と、ゆっくりお話ができて、とても楽しい時間を過ごしました。

皆様、ご参加いただき、ありがとうございました!

またお目にかかれる日まで、お元気で!!

 

(かな)

 

白いお化け

みなさん、台風は大丈夫でしたか?

6月に入っていきなり台風直撃でしたね、、、

予定は全てキャンセル、、、

今日はさすがにお家にこもってました。

 

しかし、大島ではガクアジサイが咲き出しています。

大島ではよく見かけるガクアジサイですが、実は房総半島、伊豆半島、伊豆諸島の準固有種のようです。

アジサイは長く咲くのでこれからしばらく楽しめますね。


島でよく見ると言えばヤブツバキもですが、今の時期は新緑がとってもきれいです。

常緑の木ですが、やっぱり若葉はみずみずしくて美しい!

と、見ていたら、、、あれ?

白い椿の実???

ん?何?なにこれ?

恐る恐る触ってみる。か、固い、、、

 

うわ!こっちは破裂してる!?

お化けか?と思ってしまうフォルム。

 

え〜!まだある!!

合計で三つも見つけてしまった‥

病気?寄生虫?なに?なに?

調べてみたところ、ムシコブらしい。

ムシコブとは寄生虫が付く事によっておできが出来るような事。

これがムシコブなの??

椿のムシコブってなんと言うか、、派手?デカイ?存在感すごい‥

なんか椿を応援したくなってしまった日でした。

 

のり

 

「大人の島合宿」1日目後半

オンラインとリアルを組み合わせた、世界仮想旅行社&日本ジオツーリズム協会共催のジオツアー「大人の島合宿」。

1日目の後半は、岡田港での釣り体験、椿油のアヒージョでの夕食、そして釣った魚を椿炭で焼いて味わうという盛りだくさんのプログラムでした。

 

三原山登山を終え、疲れた体と高揚した気持ちを抱えながら、予定通り16時に岡田港へ到着。

そこでは、ジオガイドのカッチン(杉山さん)に加え、先日認定されたばかりの新人ジオガイドさん2名も一緒にいて、びっくり!(挨拶のため、カッチンが声かけてくれていたようです)

まずは全員で、自己紹介タイムとなりました。

4期生の鈴木さんが冷たいお茶を箱いっぱい差し入れてくださり、参加者全員が大感激!

 

その後はカッチンの指導のもと、4本の釣り竿を交代で使いながら釣りに挑戦しました。

古い火山の残骸が作った崖が、風やうねりを防いでくれる岡田港は、初心者でも安心して釣りを楽しめるポイントです。

ひとり1匹以上の魚を釣り上げて、

「ここに住めば自給自足できるね」、「3時間くらい釣りをしたら夕食はこれだけで済んだんじゃない?」などの声も飛び出して、大いに盛り上がりました😆

 

温泉で汗を流したあとは、宿の近くの「なべきち」さんへ。
たっぷりの地元野菜を中心にした前菜、パリパリの新鮮サラダ(写真なし)、

椿油を使ったアヒージョが2種類(牡蠣とエビだけどエビの写真はなし)

アシタバと島のりの椿油炒め(写真なし)と、白身魚を青唐辛子醤油でいただく「ハワイアンべっこう丼」。

デザートは、大島牛乳プリンとびわ(写真なし)

どれも美味しくて、皆さん大感激していました。

 

最後に、素晴らしい料理を作ってくださったマスター(写真中央)と記念撮影。


お腹も心もすっかり満たされました。

 

夕食後は宿で飲み会。
椿炭で釣った魚を焼いて食べる予定…だったのですが、みんなあまりにもお腹いっぱいで、結局、1人1匹ずつを試食する程度になりました。

あと本当は、椿の炭の燃え方をじっくり鑑賞しながら語るはず…だったのですが、すっかり忘れてしまい、カッチンが一人で焼いてくれていました😅

満腹すぎると血が頭に回りませんね(いや年のせいかも)😅

 

各地のジオの話、島の話を楽しんだ後、最後はカッチンの島の踊りで締め!


いっぱい笑って、まさに「大人の島合宿」という名前にふさわしいひとときでした💕😀

 

(かな)

 

「大人の島合宿」1日目前半

オンラインとリアルを組み合わせた、世界仮想旅行社&日本ジオツーリズム協会共催のジオツアー「大人の島合宿」で来島された皆さんと、昨日と今日の2日間、ご一緒しました。(伊豆半島、三好、筑波山地域、立山黒部のジオガイドさんが参加してくれました)

 

まずは、活火山を最も体感できる三原山の3時間半ツアーへ。


伊豆半島が見える案内看板の前では、伊豆半島ユネスコ世界ジオパークの田畑さんが解説してくれ、

プレートの動きを示した看板の前では、三好ジオパークの下川さんが中央構造線について解説。

普通のツアーとは、かな〜り異なるスタートになりました😆

 

とはいえ、満開のウツギが綺麗だったので花と一緒に写真撮影。(ここは普通😆)


続いて、みんなで避難壕体験!

このブログを読んでくださっている方もいて、先日のツアーでここに41人入った話を覚えていてくれました😌


1986年噴火の溶岩の上に立ち、

山の中腹から、その場所を確認。(左下の黒い部分の右端です)

ゴジラ岩も、皆さんしっかり楽しんでくれていました!


火口展望所では、なんと噴火警戒レベルをぬいぐるみにした「ぼるけん」を手に集合写真!

に続いて、ティータイム!

暑いのか涼しいのか予測が難しかったので、アイスコーヒーと温かいアシタバ茶の両方を用意したのですが、結果的にはアイスコーヒーが人気でした。


帰り道では、私の撮りたい構図を理解してモデルになってくれたり、


「この角度で撮るといいよ」とアドバイスしてくれる人がいたり(笑)。

空には不思議な雲が現れ、まるで体から雲を吹き出しているような写真も撮れました。


その雲は、帰り道の間ずっと空に浮かび続け、スペシャル感満載!

足元に目を向けると、かわいらしいコケリンドウの水色の花。

リンドウは皆さんの地元でも見られるようですが、開けた場所を好むコケリンドウは珍しいようで、みんなで観察しました。


そして最後に立ち寄ったパホイホイ溶岩の上には、美しいうろこ雲。


ハチジョウイヌツゲの小さな花も咲き始め、

花も空も火山も、そしてジオな物語も、みんなで楽しんだ三原山ツアーとなりました。


この後は山を下りて、ジオガイド3期生・杉山さんによる「夜の宴会のつまみを調達する釣りツアー」へ!その様子は、また明後日に報告します。

 

(かな)

 

カケス

今週あきる野市で撮影しました。

大島では滅多に見ることがないので嬉しかったです(春と秋にたまーに渡って来ることがあります)

 

家族4~5羽(たぶん)で込み入ったスギ林で鳴き交わしていました。

 

 

 

 

小首傾げはどんな鳥でもかわいいですね。

 

 

なかなか全身を見せてくれず納得の写真は撮れませんでした。

またチャンスがあるといいです。

 

がんま