職業は旅人

11月11日、一人旅の男性と三原山の火口一周ツアーに行ってきました。

青空こそなかったものの、何とか一日もつという天気予報。

 

溶岩に駆け上がったり

ゴジラ岩」を撮影したり。(ご家族に見せるとのこと)

 

この日の三原山さんからの“最高のプレゼント”は、山頂から見下ろした海と雲の景色でした。

雲の切れ間から差し込む光が、刻々と模様を変え、息をのむような美しさでした。

 

火口の底からは、最近の中では結構華やか(?)に噴気が立ち上っていました。

お客様も激写。

私は、左下隅の方のフレッシュな赤色が気になりました。

最近崩れたのかも?

 

活火山を感じられる噴気を眺めながら歩き

時には先を歩いて、写真モデルをしてくださったり。

マンツーマンだったので、お仕事のことや火山のことなど、のんびり色々お話ししながら、楽しく歩きました。

 

お客様は、日ごろ忙しく働かれている方で、今回は長期休暇を取って大島に一週間滞在されるとのこと。温泉ホテルに泊まったり、波浮港周辺でのんびり過ごしたりと、伊豆大島滞在を楽しまれるご予定なのだそうです。

 

カルデラ内で私の知人と会った際に、「職業は旅人です」と自己紹介されていて「素敵だなぁ〜」と思いました💕

私もいつか、「職業は旅人」って、言ってみたいです❣️

 

最後に火口一周達成の写真を。

楽しい時間をありがとうございました!!

 

(かな)

 

ありがとう!

今年の夏にツアーに参加してくれた親子のお客様が、キラキラのススキを見るためにリピートしてくれました。

時間に余裕を持って滞在していただいたので、この日も丸1日、何時でもスタートできるぐらい時間を取っていてくれました。


今一番ススキの量が多いのは、三原山の北斜面。12時半ぐらいから逆光で輝くので、タイミングを合わせて12時にスタート!

森のトンネルを抜けると、既に両側がキラキラし始め、「きれい」とみなさん。

ジオロックガーデンの黒い岩の隙間を埋めるキラキラも、素敵でした。

この日は「キラキラをたっぷり楽しむ!」ことを目標に、いつもの裏砂漠ツアーとは少し違うルートを歩きました。

 

正面に銀色に光る山がどーんとそびえ、その山に向かって進んでいく気持ちは、なんだか神々しい光に向かって歩いているようで、私にとっても胸がドキドキする光景でした。

足元にはツルウメモドキの赤い実が弾けていました。こんなところにあるのは、初めて知りました(めったにこのコースは歩かないので)。

カラスが細い幹の上に止まり、カアカアと鳴き交わしていました。

銀色の海に埋もれるかのようで、なんとも美しく、不思議な風景でした。

カラスも、ススキの輝きを楽しんでいたのでしょうか?

 

"お客様には、キラキラ輝くススキの中に埋もれてもらおう"と思っていたので、足元が安全なところまで行って、山の斜面のほうに向きを変えました。

そして予定通りススキの中を歩きました。

お客様も私も、何度も何度も立ち止まっては景色を眺め、そのたびに「うわー!」「すごい!!」を繰り返しました。
「想像以上です!」とも、何度もおっしゃっていました。

時には光を受け止め、

「ここでお茶を飲みたい!」ということで、キラキラに埋もれてティータイム。

そして「ここで寝たい」ということで、キラキラの中で昼寝。

この場所は三原山のおかげで多少風が弱まるエリア。噴火で積もったマグマのしぶき(スコリア)が、強風で飛ばされていないので、ふわふわの寝心地です!
「もっと痛いかと思ったけど、全然痛くないし寝心地が良い」との感想が聞かれました。

 

太陽が少しずつ低くなってきたので、そろそろ帰ろうということで裏砂漠の黒い場所へ移動。

移動中の足元で、優しい色のノコンギクをお客様が見つけて教えてくれました。

 

もちろん裏砂漠でも、ひとしきりフツー(笑)に遊んでから帰路につきました。

青空が爽やかだったし(後で気づいたけど、奥の雲も口開けてる🤣)

風も程よい強さだったので

裏砂漠らしい遊びができました。

そして、すっかり低い位置になった太陽の光に照らされて、ススキは銀色から金色に!

最後までキラキラを楽しみました。

お客様は何度も「きっと忘れないよね」とおっしゃっていました。私もまったく同じ気持ちでした。

 

ススキが輝く位置は、この20年間でだいぶ変わりました。
20年ほど前に私がよくお客様を誘って見に行っていた場所には今はすっかり木が生えて、黒い地面にまばらに草が生えていた場所はススキの大草原に変わりました。
やがて噴火でやり直しになるか、森になるかのどちらかで、いつか変化してしまうであろう景色。今日この日に見せてくれた風景を、本当に感謝したい気持ちでした。

 

3人で最後に山に向かって「ありがとう!」と言いました。

本当にありがとう〜!

 

(かな)

 

今週の小鳥たち

すっかり秋めいた大島に冬の小鳥たちがやって来ています。

 

雨降る草地でツグミ

 

 

人気の無い道路にアオジ

 

 

朝の牧場には、

 

 

カシラダカや、

 

 

アオジとスズメ。

 

 

隣の畑には、

 

オオジュリンと奥でボケているのはホオジロ

 

 

近くにホオアカもいました。

 

 

このまま大島で一冬過ごすもの、もっと南を目指すもの、それぞれです。

がんま

秋の火山を満喫・2日目

つくば市からお越しのご家族旅行の皆さまのツアー2日目は、私が車で先導し、レンタカーでついて来ていただく形で島を1周しました。

 

最初の目的地は、昨今人気の“泉津切り通し”

巨木の根が作る独特の景観は、いつもながら素晴らしいのですが、この日はなんと…

両端が切れているのに、そこから根を出し、小さな葉も1枚つけている“つる植物の茎らしきもの”を見つけ、その逞しさに驚きました!

 

続いて、波治加麻神社へ少しお参りに。

神社の外には、色鮮やかなクサギの実があって、すごく目立っていました!

この華やかさには、足を止めずにいられません。

 

空き地の切り株のてっぺんからは、ボサボサと草が生えており、

「まるで帽子(カツラだったかも?)をかぶってるみたい」と、いうお客様の言葉に大いに納得しました。

😆


筆島では、マグマと海水が触れ合ってできる独特の地形や、火山灰と水の作用で生まれる豆粒大の「火山豆石」などを観察しました。双眼鏡で覗いて「すご〜い!」と言ってくれるので、嬉しくなりました😆

赤い豆石(?)も、見つけてくれる大手柄!

😆

 

波浮港では、“あのポーズ”で記念撮影。(港を切り開き町を作った人の銅像のポーズです)

昔の網元さんの家が公開されている場所では、おしゃれな造りに皆さん興味津々。

入口の石の上にいたカタツムリを、娘さんが恐る恐る触って、初・カタツムリタッチ!

(最近は都会にはカタツムリが全くいないので、触れる機会がないそうです)

 

港では、名物コロッケをみんなでほおばり、桟橋の先端でのんびり💕

 

地層切断面では、景色から読み取れる地層の物語を一緒に探り、地層になって…

最後には見事に“不整合(過去の大きな出来事で、地層がずれている場所)”まで再現してくれました!

😀

 

頭上には、トビがゆうゆうと地層切断面の上を飛び、みんなで空を見上げました。

1日目に続き、この日も皆さんと、たくさんお話ししながら楽しい時間を過ごしました。

 

2日間のツアーリクエスト、ありがとうございました!

 

(かな)

 

いきもの図鑑:鳥類6

『いきもの図鑑』に、新しく11種類の鳥たちが加わりました。

今回新たに仲間入りしたのは、次の鳥たちです。

 

アリスイ

オオセグロカモメ

オオハム

オシドリ

コハクチョウ

シジュウカラガン

シノリガモ

ハクガン

マガモ

マガン

マミチャジナイ

 

個人的に「ヘ〜」と思ったのは...

 

人懐っこかったこのハクガンは、島でも話題になっていました。

姿を見なくなったので、気になっていたのですが、

その後は多摩動物公園にいることを知り、貴重な情報に感謝です。

 

 

オシドリ夫婦という言葉は知っていましたが、

オシドリが本当に存在する鳥だとは知りませんでした!

しかも、実際は毎年相手を変えるとは……!

銀杏羽の美しさには自然の神秘を感じます✨

 

 

きれいな飛翔姿のコハクチョウの写真にも感動です✨

大島でも稀に出会えることがあると知り、嬉しい驚きでした。

 

一方で、痛々しいオオセグロカモメの姿も....

口からテグスが出ている成鳥

 

油に汚れて元気のない個体など、

人間が自然界を脅かしているのがダイレクトに伝わってきました。

 

それでも、かっこいい成鳥のアップや

 

かわいい幼鳥の表情、

 

エンジェルポーズの決定的瞬間など

どれも目を奪われる写真がたくさんあります!

 

ぜひ、じっくり新しく加わった鳥たちを眺がめてください!


こんなにも貴重な瞬間の数々を写真に収められるのは

願法だからこそだと思います。

 

こうして、オンライン図鑑としてまとめられることに心から感謝しています✨

 

(ユリカ)

秋の火山を満喫!

11月8日、つくば市からご家族4名が来島、2日間ツアーに参加してくれました。(筑波山地域ジオパークの関係者の方から話を聞いて、ガイドをリクエストしてくださったとのこと)

 

ツアースタート時点から、「すごい〜!」「きれい〜!」と素晴らしいノリの皆さん!

もちろん、伊豆大島火山ならではの景色の「パホイホイ溶岩の丘」で写真を撮りました。

オオシマツツジ(写真下)や、カジイチゴ(写真やや上)が紅葉し、黒い溶岩の上に色を添えていました。

秋だ〜❣️

 

登山道沿いにはイガアザミがまだ咲き残り、ホバリングしながら蜜を吸うホシホウジャクが何匹も。(ピンボケですが写真中央下に写っています。)

蛾とは思えないその身体能力に皆さん感心し(?)、しばらく“蛾観察タイム”となりました😆

 

山の上からは、眼下に光る海が見えて、気分が上がります!

景色のみならず、足元にいるカメムシも発見。「人面カメムシがいる!」と、娘さんが教えてくれたりもしました。

言われてよく見ると、確かに人の顔に見えるかも…(正体はたぶんオオホシカメムシ

 

噴気が勢いよくモクモク上がっていて、しばらくみんなで「火山」を感じる風景を楽しみました。

1986年噴火でできた黒い山は、「(葛飾北斎の)日本画みたいだね」ということで、山の形を体で表現!

私には特に、お父さんの“エビぞりポーズ”が印象的でした〜😆

 

皆さん色々発見してくれて、地面から上がる微かな噴気にも、「ここ熱い!」と、教えてくれました。

🔥

 

三原山の火口周辺は、年々ススキが増えているように感じます。

この日もとても美しく、スタートが12時と遅めだったため、残り1時間半で日没😅

「撮るなら今しかない!」と思ったので、キラキラするススキの中に埋もれてもらいました😃

 

裏砂漠に向かう斜面は自由行動。

皆さん一気に駆けていき、とても速かったです。

 

最近、数を減らしたと思っていたハチジョウアキノキリンソウが群れて咲き、

ハチジョウイタドリの紅葉が鮮やかで、少し驚きました。

イタドリの紅葉を「綺麗だ」と思ったのは、初めてかもしれません。(あっという間に茶色くなるので)

 

一方で、足元にはキョンの足跡が点々と…。

(明日葉、全部食べないでね〜😅)

 

裏砂漠の地層の前では、お客様が噴気を発見。

写真には写りにくい“白い噴気が出ている場所”を、指を差して教えてくれました。

 

日没までは残り30分ほどでしたが、黒一色の風景を見てもらいたく、櫛形山の稜線へ。

薄く色づいた雲が美しく、立ち去りがたい景色でしたが、帰りの暗さを考え、長居はせず、下山を開始しました。

 

溶岩地帯では、「猫に見える岩」など、皆で形を探して遊びながら、進みました。

足元の白いノコンギクの花にも、「かわいい」と注目してくれていました。

森に入る頃にはかなり暗くなってきましたが、ギリギリ歩ける明るさで無事帰着。

発見と笑いに満ちた、とても楽しい一日でした。

 

2日目の島外周ツアーの報告は、明後日に続きます。

 

(かな)