一昨日、食事中のホオジロに出会いました。

ススキの種を食べています。


車の中からではなく、歩いているときに見つけたのにあまり警戒心の無い個体でした。
近くにはメスも。

オスがどっしりと構えているからか、このメスも安心して食事に集中してました。

目の前に野鳥がいて、それをじっくりと見ることができる・・・
至福のひとときを過ごすことができて嬉しかったです。
がんま
火口と裏砂漠の1日ツアーにお申し込みいただいていたご夫婦を、天候を考慮して半日ずつ、2日間に分けてご案内しました。
昨日は、天気予報が何度も変わり、パラパラと雨が降ったかと思えば霧が出て、ふと青空がのぞく…。そんな落ち着かない空模様。
霧で景色が楽しめなくても楽しめるよう、「裏砂漠・再生の一本道」をゆっくり歩くことにしました。
奥様が生物の先生をされていると伺ったので、伊豆大島らしい特徴的な森を立ち止まって観察。

綺麗な緑色のカエルも登場しました!

前日と同じ個体でしょうか?
でも残念ながら、後ろ姿しか見せてくれず、正面顔を撮ろうとすると時間を取ってしまうので、今回は諦めました💦
森の中では、オオモミジの大きな葉が散り、地面を美しく彩っていました。

また、アオキの葉の縁にあるギザギザの大きさに注目されていたので、記念に1枚❣️

見事なまでのクリハラリス(タイワンリス)の歯形にも注目。

この木、リスに相当気に入られたみたいですね💦
オオバヤシャブシの木は「教科書に出てくる」とのことで、お客様も撮影されていました。

😀
ツルマサキの実とマユミの赤い葉の組み合わせ❤️

ツヤツヤの黒い実❤️

ツヤツヤの赤い実など、

❤️なものを見つけるたびに足を止めました。
森を抜けたところで、山にかかっていた雲が取れ、

39年前の噴火で、森を焼いた火口が姿を現しました。

ゴツゴツした岩から生える植物を観察したりしながら裏砂漠へ。

ちょうど雨がやんだタイミングで、すかさずティータイム。

体を温めるには、やはり温かい飲み物が一番ですね!
裏砂漠では、下にある火山灰の層が露出しているのが気になりました💦

こんなに、火山灰層が露出していたかしら??

雨が止んで、ちょっぴり青空が見えたのは❤️でした!

この後も、緑色のカメムシや、

5〜6mmぐらいのコモリグモの子どもを発見!

肉眼ではよく見えないけど、地面を撮ったらなんとなく写っていました(笑)
帰り道は、再生の一本道をゆっくり眺め

最後に、6年前に倒れた木の根から再生している、たった一本の緑の枝を観察しました。

雨が降ったり止んだりで体は冷えたけれど、とても楽しい時間を過ごしました。
ツアーにご参加いただき、ありがとうございました。
(かな)
これまで7回にわたり『いきもの図鑑』に掲載してきた鳥類
今回の投稿で、鳥類の掲載は一区切りになります。
加わったのは以下の仲間たちです!
・ナベヅル
鳥に詳しくない私でも名前を聞いたことのあるコウノトリ

一方で、「こんな鳥がいるんだ!」と驚いたのは、
アイリングが印象的な特徴のサンコウチョウ

秋の夕暮れに映る、愛らしいオオジュリンの姿など、
写真を通して鳥たちの生態を垣間見ることができます。

注釈のあるもの以外の写真はすべて大島で撮影された貴重なもの。
こんなにたくさんの鳥類を写真を通して知れるのは大島の大きな宝だと改めて実感しています。
写真と原稿を提供してくれた願法には、感謝の気持ちが尽きません。
これで鳥類の掲載はいったん一区切り。
これまで紹介した鳥はなんと114種類にもなりました!
一覧をより見やすくする工夫も検討していますが、
グローバルの『いきもの図鑑』はいきものが大好きな人たちの愛が詰まった
写真と原稿の宝箱です✨
好きだからもっと知りたくなるのか、
知ることで、もっと好きになるのか
そのどちらも引き出してくれる『いきもの図鑑』
これからもいきものたちの掲載は続いていきます。
どうぞお楽しみに!
(ユリカ)
昨日は、つくば大学の上條先生によるジオガイド・スキルアップ講習に参加しました。上條先生は、ジオノスに展示されている「植生遷移ジオラマ」を制作された方。

この日は、ジオラマに展示されている植物たちの様子を、年代の異なる溶岩の現場で観察しました。

まずは、上の写真と同じ環境の場所の1986年溶岩流の上を見学。

草はまばらで、北風が体に当たり、とても寒く感じました。
ここでは、伊豆大島のススキが、「ススキなのか、ハチジョウススキなのか」という話題になりました。結論としては「全部ハチジョウススキで良い」とのこと。
次に訪れたのは、1951年溶岩流の上。

足元はガラガラとして崩れやすく、凹凸のある場所でした。

低木の中に、人の背丈の倍近くまで成長したオオシマザクラが目立っていました。

同じ1951年の溶岩の上でも、こちらはすでに森になっている場所です。

外輪山に近くて風が弱いことや、地面が比較的平坦であることが、植物の生育の違いにつながっているのだろう、とのお話でした。
以前から、「同じ年代の溶岩の上なのに、どうしてこんなに違うのだろう?」と不思議に思っていたので、とても納得し、長年の謎が解けた気がしました。
最後に行ったのが、1777年噴火で溶岩が流れた場所。
近くには人が薪炭林として利用していた跡が見られるため、できるだけ人の影響が少なさそうな場所を選んで調査されたそうです。

ハチジョウイヌツゲ(上條先生のすぐ横にある木)が太くて大きくて驚きます。
ここは人も歩きやすい場所だからか、キョンの影響をより強く受けているようです。
オオシマカンスゲ(上條先生の足元にある草)は、かなり数を減らしているものの、キョンの胃内容物を調べるとあまり出てこず、代わりに小さなシュスランの仲間たちは、胃から出てくるとのこと。(そういえばシュスラン、最近はほとんど見かけなくなりました…😢)
キョンは、いろいろな植物を食べる一方で、シロダモは食べないそうです。

あの樟脳のような香りのせいでしょうか?
長年の疑問を現場で質問できて、とても楽しい時間でした。
このような機会を作ってくれたジオパーク推進委員会事務局&上條先生、ありがとうございました!
他にも印象に残ったことがあるので、また後日まとめたいと思います。
(かな)
現在、伊豆大島ではジオガイド養成講座が開催されていて、16名の方が受講中です。
ガイド希望者は、火山・防災・歴史・文化・自然、地域ごとの暮らしなど、20講座に及ぶ座学(すべてアーカイブ視聴付き)を全て受講し、さらにインタープリテーション講習やフィールド講習(複数回)、安全・救命・救急などの講習を受け、筆記と実技の試験を受けて認定されるという難関!

インタープリテーション講習(2コマ)は、私とジオガイド1〜3期生の複数名で担当し、フィールド講習は、私とオレンジフィッシュの粕谷さんが担当しました。
週末2日間のフィールド講習はどちらも、前半曇り、後半雨のパターンでした。(雨天でも室内で説明できるよう、前夜にせっせと講義資料を作成しましたが結局使いませんでした💦)
ごくごく簡単に、2日分報告します。
1日目は火口から裏砂漠を抜け、森へ。普段のツアーコース通りに溶岩流に登り、

溶岩に飲み込まれた、かつての遊歩道を確認。

これまで、ちゃんとした名前がなかった39年前の噴火でできた山には、「白馬山に形がそっくりだから、黒馬山はどうでしょう?」と講習生から名前の提案もいただきました。

😀
この日は南西の風でしたが、今まで北東風の時にしか噴気が出なかった場所から、噴気が出ていて驚きました。

伊豆大島火山からのサービス?😀
裏砂漠では、遊び方の研究❣️
こんなことや

あんなこと。

定番ジャンプも!(高い!!)

裏砂漠で、このポーズは初めてかも!😀

などなど、いっぱい工夫して遊びました。

😀
寒い時期にもかかわらずカエルが登場し、人気者になっていました!

かわいいですものね〜❤️

ちなみにこの日は、謎のままで残った疑問が2つありました。
謎1=講習生が樹海で見つけた溶けて黒くなったエノキみたいな物体。

場所はチシオタケがあったところなのですが、正確な正体はわかりません💦
謎2=裏砂漠に落ちていた鳥の羽。

「なんの鳥の羽だろう?」と思って、その場でGoogleに聞いたら、「これは鳥の羽です」との答え。(それはみんな、わかっているんですけど〜(^^;;)
で、帰ってから鳥担当の願法に聞いてみたら、「ツグミっぽく見えるけれど、これだけでは同定できない」とのことでした。
2日目は、海と火山が接することで生まれた景色と、人の暮らしや防災をテーマに、島の外周を回りました。
オレンジフィッシュの粕谷さんが、各所で手作りの資料を公開。

工夫が随所に詰まった素敵な資料で、みんなが見入っていました。

噴火と波が作った景色を見ていたら…

「クジラがいる!」という声がして、みんな一斉に海を観察。

「潮を吹いた!」と、大いに盛り上がりました。(これ、海に囲まれた島の醍醐味かも!)
このあと砂防施設も見学しましたが、雨がしっかり降ってきたので、写真を撮る余裕はありませんでした〜💦
…ということで、ガイド養成講座の報告終わります。
参加された皆さま、お疲れ様でした!
講習、まだまだ長いですが、どうぞ頑張ってください!
(かな)
12月18日(木)、東京からいらした2名のお客様と、三原山に登ってきました。
晴れ予報でしたが三原山の上には雲が多く、北風も強くて少し肌寒いスタート。

山からは噴気が勢いよく立ち上っていて、いかにも火山らしい景色でした。

葉をすべて落としたマユミには、ピンク色の実が残っていて、とても目立っていました。

「かわいいですね〜💕」と奥様と盛り上がり、一緒に写真撮影。
さらに奥様は、背の低いクロマツにも目をとめ、「これもかわいい」と足を止めました。

近づいてみると、小さな松ぼっくりができていて、これまた💕😀

赤くつやつやしたサルトリバラの実にも反応されていたので、”もしや植物の姿を愛でる仕事をされているのでは?”と思って、聞いてみたら、お花を習っているとのこと。

(納得しました!)
対岸には雲が多くて、景色の中に富士山を探しながら登るものの、なかなか姿を見せてくれません。
9割ほど登ったところで、ふと見ると「出た〜!」という感じで、かろうじて雲の上から富士山が姿を現しました。

この日はかなり難易度の高い富士山でしたが、せっかくなので、三原神社の鳥居と一緒に記念撮影!

見た人にはわかる、富士山!(笑)
ゴジラも「かわいい」と褒めていただいたので、手乗りゴジラ風に撮影。
奥様が「頭をなでたい」ということで、少し不思議な指3本の写真に。

あとから写真を見て、奥様の手袋のピンク色に気づき、「ハートを作ってもらえばよかったなぁ」と少し後悔しました💦
火口西展望所へ向かう一本道では、ススキのふわふわのタネが少しだけ残っていて、風に揺れていました。
そんな中、奥様が「葉っぱがキラキラしてきれい」と教えてくれました。

いつもタネのふわふわに目を奪われがちでしたが、ススキの葉はガラス質が入っていて、確かにキラキラで綺麗です!写真だと、輝きが伝わりませんが…💦

「こんな景色、見たことない」とも言っていただけたのは、嬉しかったです。
3人とも無言のまま、見とれてしまった風景が、これでした。

私の大好きな一本道ですが、行きに振り返って足を止めて見たのは初めてかもしれません。
お客様と一緒に、無言で景色を見つめる時間が、とても豊かな時間に感じられました。
火口もしっかり堪能❤️

実はこの日も、リュックにシャボン玉を入れていましたが、北風で火口とは逆側に飛んでしまうため、使わずに帰ろうと思っていました。
でも、「まっすぐ伸びる一本道に、シャボン玉が飛んでいたら素敵かも?」と思い直して、試してみることに!

写真では景色に溶け込んでいますが、肉眼ではとてもきれいで、広大な風景の中を漂うシャボン玉に、お二人ともとても喜んでくれました。

お客様は、二人ともお仕事でジャマイカに駐在されていて、最近帰国されたばかりとのこと。
足元にある明日葉の話から、「ジャマイカではアキーという赤くて細長い実が、猛毒だけれど、食べ方によっては大丈夫で、とてもおいしい」と教えてもらいました。
食べ物の話のほかにも、女性が元気で明るいことなど、色々なお話を聞きながらの帰り道は…

世界が何倍にも広がる、とても良い時間でした❣️
楽しい時間を共に過ごさせていただいたことに心から感謝です。
ありがとうございました!
(かな)