
毎週水曜日は「磯の貝達」の日ですね(なんのこっちゃ・・・?)
毎週、毎週貝について書いても話がつきないとは、本当に幅の広い生き物です。
今回も、ちょっと変わった貝の話を書きましょう。
前にも書きましたが、貝と言えばサザエの様な形の貝を想像しますよね?
でも、前にもご紹介したツタノハガイやウノアシやヒザラガイ等
貝のイメージを壊す貝もいます。
今回の貝もそんな貝で、「スカシガイ」という名の貝です。
まずは写真をご覧下さい。
実は2個体写っているのですが、大きい上の個体を見てもらうと分かり易いです。
右側に出ている赤い物は触覚です、その後ろにある楕円形をした物が
このスカシガイの貝殻です。
どう見ても、軟体部を収納出来るサイズでは無いので、常に軟体部は表に出ています。
なんて無防備なんでしょう・・・
その貝殻を良く見ると真ん中に穴が開いています、その中から水管が飛び出しています。(これは下の個体を見ると分かり易いです)
刺激を与えるとここから白っぽい濁った液を出します。
威嚇のつもりなんでしょうかね? 我々には煙突から煙を吐いている様にしか見えないのですが(笑)
そんな無防備な貝なので、いつも岩の下に入って隠れています。
あまりに変わった形なので、一時期グローバル(海部門の方)で大人気になりました。
大島の西側にある野田浜というポイントに皆で見に行ったものです。
生息水深は潮間帯~10m位までで見られ、磯でも十分見られます。
只、石を引っくり返さないと見られません。引っくり返した岩はちゃんと元に戻してあげて下さい。折角、隠れている生き物達が可愛そうですからね~
このスカシガイに限らず、自然の生き物中には「なんでこんな形してるんだろう?」と思う生き物が多くいます。そんな理由を想像してみるのも面白いもんです。
皆さん、なんでスカシガイはこんな格好をしているんでしょうね~?