
昨日、藤沢市からチャーター便を利用して、バス7台に乗り分ける様々な内容の大島ツアーが行われました。そのうちのハイキングコースにグローバルから嶋田、鴻池、私の3名がガイドとして参加しました。
三原山の上方は雲がかかり、予定していた裏砂漠コースは中止。結局総勢90名以上で山頂口から溶岩流までを1時間半ほど散策しました。
霧で景色はほとんど見えない状況でしたが、溶岩の上に生きる逞しい植物や足元の小さな花を紹介すると、熱心に聞いてくださる方が多かったです。きっと皆さん大島の自然の中を歩くことを楽しみにしていらっしゃったのでしょうね。
本当は裏砂漠や三原山を見ながら食べる予定だった島弁当も、結局温泉ホテルの大広間で食べることになりました。
「このままで終わってしまうのは淋しすぎる!!」そんな気持ちから、食後の空き時間を利用して虫でも探そうと庭に出ました。嶋田も同じ気持ちだったらしく、2人で外へ。玄関前の藪に座って「何か居ないかな?」と目を凝らしたとたん、嶋田が「あ!すごく良いもの見つけちゃった!」と嬉しそうに言いました。良いものとは、これです。

ルリタテハの幼虫です!(この画像はうちの店で飼っている幼虫たちです)その模様の美しさから、うちのスタッフ間ではかなり人気の高い虫です。
「これは大ヒット!」
すぐにホテル内へ戻り、藤沢市の皆さんに12倍虫めがねをお貸しして、幼虫を見ていただきました。ちょうど霧の水滴が幼虫の体でキラキラと輝き、虫めがねをのぞかれた方達からは「綺麗!」という言葉がたくさん聞かれました!熱心に撮影してくださった方々もいらっしゃいました。藤沢ではあまり見かけないとおっしゃる方が多かったです。
さてツアーの補足も兼ねて、幼虫がサナギになった姿をご紹介します。こちらです。

金色と銀色に輝く部分がとても綺麗です。
そしてなんと今日、1匹が羽化して蝶になりました!!まるでこの日記で紹介してもらうために出てきたような絶妙なタイミングです!瑠璃色のラインが本当に美しいですね。

ヒラヒラと庭に舞い出たこのルリタテハ、すぐに外のデッキ屋根の軒下で固まってしまいました。翅を閉じるとまるで目立ちません。翅の裏はこんな模様です。

ルリタテハは成虫のまま冬を越すそうですが、これなら鳥の目もごまかして生き残れるかもしれませんね。
昨日は天候に恵まれなかった藤沢市の皆さん、ぜひまた大島にお越しください。大島ならではの雄大な景色や、足元の可憐な花、そして沢山の生き物達をゆっくり見にいらしてください。
もしかしたら昨日のルリタテハが、木の陰で冬を越している姿に出会えるかもしれませんよ。
(カナ)