みにくいアゲハの子


 この夏は、アゲハの仲間を見かけることが多いように感じています。特に、多いと思うのは、ナガサキアゲハですねー!  でも、こちら↑は、今日の主人公キアゲハです。

 今日のタイトルは、言うまでもなく「みにくいアヒルの子」に語呂合わせしたに過ぎません。

 アゲハの子、幼虫たちを醜いからキライだと思ってるわけじゃありませんよー。ごめんなさい。

 幼虫が、こんなふうに↓バッタの糞(ふん)に似ているからって、いいじゃありませんか!



 中程に3つの褐色のものが並んでいますが、左上が幼虫です。右の2つはバッタのフン。
こうして、小さい内はフンに似ていることで天敵が見間違えてくれる・・・捕食者に見付かりにくくなっているはずなのですが・・・!?

 観察してみると、昨日あんなにいた幼虫が1匹しかいない・・・なんてことが多いです。
 
 クモやハチに、さらわれてしまうのでしょうか??? その現場は、押さえられませんでした(汗)



 順番が逆になってしまいましたが、キアゲハの卵がこちら↑。

 直径1ミリ強くらいです。キアゲハの成虫(アゲハチョウ)が、アシタバ(セリ科)の葉の上へ産み付けて行ったところを撮影したかったのですが、私のカメラと腕では無理でした(汗)

 なので、卵だけでお許しを。

 卵をかなり産み付けるのに、翌日見るとなっくなっているものが多いです。風や雨でも落ちるのでしょうか? 葉の上をいつも歩き回っている虫がいます。アリたちが犯人でしょうか?

 一体、卵が無事に孵化する確率はどのくらいなのでしょう?



 卵泥棒の現場を押さえることも出来ませんでした(汗)



 ですが、脱皮したところは見られました↑




 こちら↑は、柑橘(ミカン)類を食樹とするナガサキアゲハの幼虫です。

 上の葉先に付いているのが幼虫。下の葉に付いているのは、鳥か何かのフンです。やはり、よく似てますねー!!

 「物真似じょうず」ってわけではなく、たまたま生き残ったご先祖たちがフンに似ていて・・・。生をつないで来られて・・・。




 再び、キアゲハの幼虫。他のアゲハの仲間の幼虫もよく見てみたいですね。

 今回は、手近なところで、アシタバと甘夏の木に産み付けられた2種だけです。



 もし、幼虫たちが、鏡を見て自分の姿がフンに似ていると知ったら・・・かわいそう?
なんてね。

 フンに似ていようと、みにくい嫌いだと言われようと、生き抜いて来たらこうなったのじゃ!


 それにしても、幼虫の生き残れる確率も、そう高くはないようでした。



 それでも、こんなふうに↑大きくなれるものもいます。

 小さい内は、葉の表面を食べるだけですが、脱皮を繰り返して大きくなると、厚い葉をムシャムシャ食べるようになって、目立ってきます。

 黄色と黒のまだら模様で、成虫の色を少しずつ先取りしているよう。





 こんなふうに↑、最終齢の幼虫に出会えるのは、まれです。

 黄色と黒のストライプで、超!目立ってます。
 


 こういうこと↑なのかなあ? と、スズメバチの彩色を対比させてみました。警戒色で天敵も退いてしまうのでしょうね。



 今日8月6日は、65回目の広島原爆の日です。

 平和記念式典へ核兵器保有国の米・英・仏の政府代表と国連事務総長が、初めて出席しました。

 戦争の被害と加害について考え、戦争や核兵器のない世界の実現へ向かって行きましょう!!

 
 (なるせ)