毎日放送される現地の悲惨な状況と、地震発生後に起こる様々な災害に、
胸が痛む時間を過ごしています。
地震で中止となった、今週末のジオパーク講座の資料作りをきっかけに、
自然の素晴らしさだけではなく、災害や、その災害を最小限にする方法を学ぶことも
同じぐらい大事なのでは?…と考えはじめた矢先の出来事でした。
何一つ変わらない対岸の景色。

この景色の先に、あのような出来事が起こっているなんて…。
だれの身にも起こりうる可能性のある、自然災害。
今はただ亡くなった方達のご冥福を祈り、苦しんでいる方たちの状況が
1日も早く改善されることを願うのみです。
何だか、あまり他の事に集中できないので、今日は自宅の庭で芽生えを探してみました。
気づかないうちに、フキが花を咲かせていました。

アスカイノデ(たぶん)も一斉に、クルクル丸まった毛だらけの新芽を伸ばしはじめていました。

半分葉を落として、冬をやり過ごしていたハチジョウイボタも、若々しい緑の葉を
一斉に芽吹かせていました。

空に向かって春を喜んでいるかのような、イボタの木。

人の気持ちに関係なく、自然は生命の輝きを見せていました。
悲しいほどに美しい、芽生えでした。
(カナ)