TVで見るとまさに危険信号の「赤」。
赤色が点滅している横で、各地のすさまじい被害を伝えるキャスター。
そんな状態ですから、伊豆諸島に住んでいる私達が心配されるのも無理はないですね。
本当にたくさんの方から「大丈夫?」と心配するメールをいただきました。
私は当時、上京しようと港にいたものですから、一時的ではありますが観光で来島されていた
たくさんの方達と一緒に地域センターに避難する事となりました。
警察・消防はもちろん、大島町役場の職員と東京都大島支庁の職員、そして大島バスとの
連携が素早く、かなりスムーズに観光の方がバスで町中まで運ばれて行きました。
さすが災害経験のある島だなぁ、と実感しました。
幸い、島のほうには大津波は襲って来ずに、私達は日常生活を続けております。しかし、
先に他スタッフも書き連ねているように、これは対岸の火事ではなく、私達はこの災害に際して
何かをしなければならない、何かを辞めなければならない、という思いで過ごしています。
大島町でも明日より、義援金の受付を始める事が発表されました。
今週以降実施するはずだったツアーやイベントは次々と中止の発表がされています。
大島の電力はこの島で賄っているので、本土の計画節電は今の所影響がないのですが、それでも
やはり「いつ不足するか分からないので節電して下さい」との放送もありました。
小さいですが、地震もまだ時々あります。これも余震なのでしょうか。
家を空ける時は鏡を倒していくようになりました。
友人達は通帳・印鑑を持ち歩くようになったそうです。
気持ちの落ち着かない日々ですね。
あまりにもショックが大きいですが、報道では人々の落ち着いた行動が映し出されています。
こんな時こそ、人間同士の温かい思いやりの気持ちが状況を変化させていく事と思います。
これからも困難な状態が長く続く事と思います。
どうか、人々が、私達の兄弟が、力を出し合い、気持ちを寄せあい、強く乗り越えて行けますように。
今日の私からも春を感じる数枚です。

もうウラシマソウが葉っぱを開こうとしていました!

葉っぱを開き始めた図。
葉っぱが開くとすでにつり竿と糸は抱えているのですね~^^

チバチさん??
じゃ~ありませんでしたっ。
ヒメツチハンミョウ、なのですって。
いつものように虫に詳しいスタッフに教えてもらいました!
とても綺麗なメタリックブルーのボディーでした。
ちょっと失礼して、穴の中を覗かせてもらいました。

穴の中にはオレンジ色の物体が。
これは卵なのでしょうか?
温めていたのかな?
ごめんなさいね、邪魔しちゃいました(>.

崖の法面として使われているシロツメクサもあちこちで綺麗な花を咲かせていました。

カナブンもいました!
目覚めたばかりなのでしょうか?
とてもゆっくりとした行動でした。
(友)