わずかな距離を散歩をする毎日が続いています。
今日はとても寒い日だったせいか、咲き始めたシチトウスミレもうつむいたまま…。

なんか元気ないですねぇ~(^_^;)
「これでは私もますますブルーになってしまう…。」
…と思っていたら、張り付くように地面を覆っているジャゴケたちから
ニョキニョキと胞子が伸びていることに気づきました。

もやしとキノコを足して2で割ったような姿…。
かなり地味ですけれど、空に向かって真っすぐに伸びている姿からは、
「生きるぞ~」という意思が感じられて、ちょっと心が温かくなりました。
ドライフラワーと化した昨年のラセイタタマアジサイの茎からは、
新しい葉が伸び始めていました。

こんなふうに古いもののあとから、新しいものが出てくるのを見るのも
ちょっと元気がもらえるような気がする一瞬です。
新しい命は、勢いがあってエネルギーに満ちています。

自宅の庭では、11日前に写真に撮った植物たちを観察してみました。
(3月13日の日記に、その時の写真を載せてあります)
アスカイノデの芽生えたちは、クルクル巻いていた葉を伸ばし、
倍以上の背丈になっていました。

3個だけ小さな花を開いていたフキは、もう全ての花を開ききる勢いでした。

まるで打ち上げ花火みたいに華やかで、目だっていました。
時の流れの中で、ただシンプルに生きるための変化を続ける生き物たちの姿。
今日も、身近な生き物たちから、元気を分けてもらった気がします。
自然が身近にある暮らしって、本当にありがたいですね~。
(カナ)