各地のジオパークの取り組みを知ることができて、と~ても勉強になりました。
そして、今日はケンボーダイビングの佐藤氏、嶋田、私の3人で、富士山の樹海を歩いてきました。
ガイドは富士山ネイチャークラブの難波さんにお願いしました。
青木が原樹海は西暦864年に標高1400mの割れ目火口から流れ出て扇形に広がった富士山最大の溶岩流で、山手線の内側の半分ぐらいの面積があるそうです。
標高1000m少々の森には、伊豆大島とはまったく違う植物たちが生きていました。
3000年前にスコリアが降り積もり、溶岩流が流れていないという場所は、ブナやクマシデ、イヌシデ、クマシデなどの落葉する高木が多い明るい森です。
一方1147年前に溶岩流に覆われた場所には、常緑のモミ、ツガ、ヒノキなどが生える
苔むした森でした。

道を挟んで、新緑の明るい森と、濃い緑の森が両側に存在している風景は、とても不思議でした。
いったい何が原因で、植物の住み分けが起きているのでしょうか?
一面に広がる溶岩流の上に、岩を覆うように根を張る針葉樹たち。

この森は倒れた木の上から芽生えた木が生長し、その後倒木が腐って土に返ってしまったために根っこの隙間が空洞になっている木も多く見られます。

こんな風景を見ると、この森が何度かの世代交代をしてきたことを感じることができます。
“ギンリョウソウ”という葉のない植物にも出会うことができました。

白くてちょっと幽霊みたいで(?)以前から見たいと思って、あこがれていたのですよね~。
一面に広がる溶岩流の上の森…。
立派な縄上溶岩が急に目の前に現れたり…

大きな溶岩チューブが口をあけていたりしました。

この穴の中は夏でも氷が解けず、昔は天然の冷蔵庫として絹織物の蚕を保存するのに使われていたのだそうです。
そして富士山にはこのような溶岩チューブがたくさんあるそうです。
そのうちのひとつ、“コウモリ穴”を訪ねました。
何方向かに分かれる、地下のトンネル。
這うようにしないと歩けないような場所もありました!

「え~?ここ通れるの?」という感じ(笑)
トンネルの中にも立派な縄状溶岩があって、ドロドロ流れた時の様子が想像できます。

今回歩いて「富士山」って大きい火山なのだという事を、実感しました!
次は、宝永火口のそばを歩きたいな~。
(カナ)