大島でも屋根やガラス窓が壊れた家があったようですが、皆様の周りは大丈夫だったでしょうか?
東京と熱海を結ぶ高速船は午前中欠航し、臨時便が13時45分に到着しました。
そして、その船で下船されたお客様と、午後三原山に登ってきました。
ご予約いただいた時は“火口~裏砂漠~樹海”とまわる予定でしたが、時間がないので火口展望台往復に変更。
いくつかの選択肢の中から「とにかく大きな火口を見よう!」ということで出発しました。
歩きはじめの三原山は、秋らしい爽やかな青空が広がっていました。

解放感~(^O^)
今日のお客様は、はるばる新潟から大島を訪ねてくださった方達です。

三脚持参で撮影にも気合が入ってますね(^^)v
打ち上げ花火のようなアシタバの花も撮影。

「きっと今日の夕食に出ますよ~。」などと話しながら三原山を登り、大きな火口を堪能して下山したら…
かなり傾いた太陽の光を反射して、ススキが少し輝き始めているではありませんか!
ついに私の大好きな季節が始まりました!
まだタネの綿毛が伸びていないので最盛期ほどではありませんが、それでも充分キレイです!

お気に入りの“パホイホイ溶岩でできた234年物のスベスベ椅子”に座って、眼下に広がる“ススキの海”を鑑賞しました。
さて、ススキ鑑賞を終えた帰り道…
進行方向の視界に入ったのがこの景色です。

今にも雨を降らせそうな灰色の雲が、外輪山からモクモクわき上がるように広がっていきます。
ほんの少し前まで、太陽がまぶしかったのに…(^_^;)
まるで巨大なアメーバが、青空を覆い尽くそうとしているみたいです。
そのスピードの速いこと速いこと…。

あっという間に秋の青空を隠していきます。
「あ~、三原山ももうすぐ見えなくなる~!」

まるで劇場に幕を引くみたいでもありました(^_^;)
帰り道、少しだけ寄り道して元町溶岩流先端へ寄ってみました。
「うわ~!夕日がスゴイ~!!」

黒い溶岩流の上に乗って海に沈む夕日を眺める…何だかとてもスペシャルな気分でした(^^)v
夢中になって夕日の写真を撮った後振り向いたら、黒い溶岩もお客様もピンク色に染まっていました。

灰色の雲に覆われた山頂の空を思うと、ちょっと信じられないような光景でした。
秋の青空→キラキラススキ→生き物のような灰色の雲→溶岩流を染める夕日、全てが“ベストなタイミング”でした。
30分時間がずれていたら、見られなかったかもしれない景色の数々…
コレってきっと、台風にも屈せず、はるばる新潟から大島を訪ねてくださったお2人への、
三原山からのプレゼントだったのかもしれませんね(^^)v
(カナ)