子どもたちと溶岩

今日は午前2時間半、午後4時間のツアーに行ってきました。
山は1日晴れ。

風も弱く、ここ数日でいちばん暑かったです。

そしてユリの花も、今日が一番多かったです。

毎日花の数が増えて、今がまさに“花の盛り”といった風景です。

子どもたちは、体で火山を感じてくれます。
午前中の男の子。

小さい体で力持ち!
でも実はこの石、穴だらけで軽いのです(笑)

午後のツアーに参加してくれたI君も、石をいくつも拾っては重さを調べていました。
「本では読んでいたけど、実際に見られるなんて…」と語るI君は、好奇心おう盛な、元気な男の子。
次々と新しい発想で楽しませてくれました。(ガイドを・笑)

火口からあふれ出た溶岩流に乗って運ばれた、大きな岩で…。
「うわ~、ここ帽子かけがいっぱいあるよ!」

フムフムなるほど~(納得)

「何だこれ?あみだくじ溶岩だ!」

「ほら“あみだくじ”ができるよ!」

おお!確かに!

火山弾であみだくじができるなんて、今まで考えたことありませんでした。
皆さんも、ぜひくじを引いてみてください。左上の穴にたどり着けたら当たりです。(笑)

ところでI君は、この斜面を下りる間中、溶岩を拾っては投げ続けました。

最初はマムシよけに進行方向の草むらに向かって投げていたのですが、だんだん石を投げること自体が面白くなったようです。

拾っては…


投げ…

あれ?
石が地面にあたる音を聞いていたら、なにやら下に固い物があるような音がすることに気づきました。

もしかしたら、この下には溶岩流が流れていて、火山灰はそれほど厚くつもっていないのかもしれません。そんなことを考えたことがなかったので、これまた新鮮でした。

I君のアイデアは、途切れることがありません。

溶岩の軽さの証明。

指1本で持ち上げています。

溶岩は、軽いと同時に凸凹で、向きによって頭にフィットします。


凸凹を利用して、こんな遊びも!

いや~、面白いです!

子どもたちは、生き物を見つけるのも速いです。

午前中の子どもたちは、小さなカエルを発見。


ヒキガエルの子?


I君は、ゴマダラカミキリをみつけました。

「こことここが、家の近くのゴマダラカミキリと違う。なんで違うんだろ?」
う~ん、この探究心…I君は将来きっと研究者になることでしょう!

遊び心を忘れない研究者に!


ということで、子どもたちのとツアー、かなり楽しんでます!(笑)

(カナ)