1回目は、ジオパーク研究会第4班主催の勉強会の報告です。
一昨日、夜7時から2時間弱、環境省伊豆諸島自然保護官 三宅里奈氏を講師に迎え「国立公園に暮らすわたしたち」というテーマの勉強会が開かれました。
島の広報でお知らせしたため研究会メンバー以外の参加もあって、参加者は28名でした。

(この写真のあと一番前に座ってしまったため、全員の写真は撮れていません)
伊豆大島を含む伊豆諸島が「富士箱根伊豆国立公園」に編入されたのは1964 年7月7日、今からおよそ50年近く前のことです。「雄大な火山景観を持つこと、プレートテクトニクスのダイナミズムが感じられること」という理由で編入されたのだそうです。
その後伊豆大島は「優れた自然の風景と貴重な生物を守り後世に伝えるために“自然公園法”によって様々な行為が禁止される」ことになりました。

伊豆大島に環境省の自然保護官の方が常駐するようになったのはちょうど1年前。

それまでも公共工事などで何か新しいものを作る時は、届け出がされていたけれど、今までは書類チェックだけだったものが、常駐するようになってからは現場を確認しやすくなったそうです。
ジオパークとナショナルパーク(国立公園)は兄弟のようなもの、というのが三宅さんの意見です。

それは、国立公園と重なっているジオパークが多いことからもわかるとのこと。

確かに…。
さて、30分ほどの講義のあと質疑応答が行われました。
たとえば…
「いつもどういう仕事をしているのか?」
「例えば建物を建てるとき、どういう場所に建てるのが良いか一緒に考えていく、というような仕事にしている。」
「大島では外来生物のキョンやリスが増えているようだが?」
「一度外来生物が入ってしまうと、駆除するのはなかなか難しい。今のものを増やさないこと、別のものを入れないようにする努力をしているというのが現実」
「八丈島などは火力発電が推進されているが、大島ではどうなのか?」
「八丈島は、島の中でエネルギーをまかなう必要があると認められたから。それが本当に必要なものであれば認められることもある。」
「大島の魅力は何だと思うか?」
「海と山がセットで見られること。三原山に何もないというのは、ここならではの環境でとても貴重だと思う」
…と、これ以外にもいっぱい、質問が出ました。
皆で国立公園としての大島を考えた、貴重な時間でした。
ところで今回の講義を通して、ジオパークも国立公園も目指すものは同じだと感じました。
「人間の今の暮らしや未来にとって本当に必要なものが何かを一緒に考えていく」関係なのだと思いました。
三宅さんの考えるジオパークと国立公園の共通の目的は…

同感です!!
三宅さんは、これから機会を見つけて時々ツアーに同行してくれることになりました。
「目指すものは同じ」という観点で、一緒に楽しいジオ物語をさがしていきたいと思います。
(カナ)
本日2回目のブログは、夕食後に書きます。
「人間ってホントに多様で面白い!」というテーマの(?)ツアー報告です~。(バリバリ予告・笑)