アブラゼミの異常な行動?

本日2回目の投稿です。
カルデラの中、特に森~低木林にかけてのアブラゼミが,ものすごいことになっています!

昨年は数が少なかったのですが、今年は一昨年同様、多数のアブラゼミが飛び交っています。
体にぶつかってくるし、本気で「口を開けたら入ってくるかも」と思うほどです!

抜け殻もいっぱい!
多い木には7個もついていました。

そして異常な行動を目にしました。
午前中(しかも9時半~11時半ぐらい)雨上がりの森で、歩いている幼虫に出会ったのです。

最初の1匹は弱っているようだったので「なにか具合がわるいのかな?」と思っていました。

そうしたら次に、とても元気そうな個体が木に這い上っているのを目にしました。


さらにまだ体や翅が肌色をした個体が、木に止まっているのを見つけました。
羽化したばかり?

これから翅や体が色づいてくると思われます。

なぜ昼間から羽化するのでしょう?
敵に狙われないために、夜に羽化するのではなかったのでしょうか?

地面の仲間で仲間達の大音響が聞こえて、もう危険を避けて夜羽化するという必要はないと感じているのでしょうか?

そしてなぜこんなにたくさんのアブラゼミが、カルデラの中にだけいるのでしょう?
外の森では、いくらなんでもこんなに多くないような気がします。

捕食者が少ないのでしょうか?
気になって仕方がないので,アブラゼミについて調べてみました。

アブラゼミを食べる者は鳥、ムカデ、クモ、カマキリなどなど、のようです。

なるほど、カルデラの中は噴火に強い常緑樹だけでできているような森だから、鳥も虫も種類がそう多くないかも…。巣を張るクモも小さなもの(1cmないぐらいの)がほとんどだし…。

アブラゼミはサクラの樹液が好物のようですが、あまり好みはうるさくないようです。
ここではハチジョウイヌツゲに止まっているものが多いようです。
イヌツゲの樹液でよければ、ここにはいくらでも食べ物があるような気がします。

そして、アブラゼミセミの中でも湿度を好むセミのようです。
カルデラは夏の間、霧が出ることが多く湿度も十分。

この日も雨上がりだから、昼間から地上に出て来たのかもしれません。

う~ん…調べていったら、夏のカルデラの森はアブラゼミにとって天国のように思えてきました(笑)

噴火に強い木々が作る大島独特の森。
その森に響き渡るアブラゼミ達の「ジ~!ジ~!」という大音響。

これもまさにジオですねぇ。

アブラゼミ祭り」を見たい方は、いますぐカルデラの森へどうぞ!

(カナ)