2日間

昨日、私の火山仲間の“鈴木みき”さん(漫画家)が、日帰りで大島にやって来ました。
「火山は日本の宝だから、ネパールのシェルパさんに見せたい!」ということで…。

一緒に山に行きたいところでしたが、仕上げなければいけない書き物がいっぱい…
で、みんなが山に行っている間、私は室内仕事をしていました。

「山はどんなだったんだろう?」と思ったら、こんなだったようです。
http://ameblo.jp/suzukimiki/entry-11782037633.htm
こりゃ白い。
いつまで白いままなのでしょう?

午後は、ネパールにはない海を見てもらいに“砂の浜”へ。

そういえば彼に「年間何日ぐらい山に行くんですか?」と聞いたら、不思議そうに「3ヶ月から6ヶ月」と答えてくれました。ヒマラヤでは高所に体を慣らすために1回で3ヶ月ぐらいかけて歩くのだそうです。

三原山は半日で歩けるのに!
「山」という名称は同じでも、全然違う世界ですねぇ。

ところで、いつも素敵な感性を発揮して、私を楽しませてくれる“みき”さん、
昨日も…

「海の水に触ってみよう!」と波打ち際へ。

そして…
「気持ちいい~!」

おお~!
ここで寝るとは!!

確かに裏砂漠でいつも大の字になって空を見上げているのだから、砂浜で寝転がったっていいはずですが、今まで服着たまま寝転がると言う発想は無かったなぁ~。

そして「砂浜で大の字」の人の横では、貝がらや小石をあつめる友だちの姿。


「こんなにあったよ」

…と、見せあううちに“みきさんのお友達”が「これ、カルデラに見える!」と発言。

なるほど。

島とカルデラの大きさのバランスが、けっこう似ているかもです。

「これも、火山!」byお友達。

なるほど~。
…火山好き女子がまた1人、増えたようです。

さて、今日です。
今日は、自転車を持って島に来たお“父さん&息子さん”をガイドしました。

長靴をお貸しして三原山に登りましたが、雪に足を取られていつもの倍、疲れます。
坂道の途中で休憩。

「ここはどこ?」と思うぐらい、雪があります。

フラットな雪の表面を踏むと固い所とズブズブ足が沈む所があって、まるでロシアンルーレットをしている気分になります。でもやっと理由(というより構造?)がわかりました。

雪面の下には「雪の柱」と空洞が混在しているのですね。
「ふむふむ、この空洞を踏み抜いているわけね。」と、妙に納得。

でも、なんで、こういう溶け方するんでしょう?
(どなたか教えて下さい~)

そしてついに火口に到着。
雨になる前に、火口の姿を見ることができました。

頑張って登って良かった…お疲れ様でした!

ところで、昨日“書き物”をしていたら、三宅島でのジオツアーのことを報告していないことに気がつきました。明日はそれをまとめる予定です!


(カナ)