ツアーに参加してくれたのは、島内在住の2人の女性。
温泉ホテル駐車場に集合し、最初に地層を観察しようと近づいたところ…
噴火がお休みの時にできる地層に、突き刺さっている緑の物体(?)を発見!

ほら、ここ!
フキバッタが…産卵していました!
こんな目立つところで産卵するとは…。

体が完全に土に埋まっていて、まったく動きません。
ツアーの開始前から、かなり盛り上がってしまいました~。
さてツアーで、森を抜け、低木まじりの草地に出たら…

まぶしいほどの青空でした!
裏砂漠には,見渡す限りのハチジョウイタドリの花々が咲き乱れ…

空は青く…

寝転がって見上げた空では、雲がどんどん形を変え…

「爽快~!」ということで…

泳いでみました!(笑)
霧の時と、まったく雰囲気の違う溶岩の造形。

見えすぎると遠近感がなくなって、形がわかりにくくなります。
光に照らされた明るい樹海で…

熱心に写真を撮るお客様。

どんな風景が撮れたのでしょうか?
こんな景色?

子孫を残すために地上に現れた小さなキノコ。
小さいながらも堂々としていてカッコ良かったです。
冬虫夏草?のようなキノコも見つけました。

「下にセミでもいるのか?」と思って調べようとしたら取れてしまいました(スミマセン~)。
周囲に、いっぱいありました。

ぜったい何かいそう(笑)。
お客様は、ガクアジサイの枯れた枝を見て「これ、火起こしにいいんですよ」と教えてくれました。

丈夫で折れにくく、使いやすいのだそうです。
(へ~、今度やってみよう!)
さてツアー終了後、フキバッタが気になったので見に行ってみました。
産卵のために自分で掘ったと思われる穴が残っていました。

「やっぱり、いくらなんでも3時間半も同じ場所にはいないですよね。」と諦めたちょうどそのとき…
「あ、バッタいましたよ。」とお客様。
あ~!
1000年以上前、神津島から飛んで来た白い火山灰の層を掘ってます!

きっと粒が細かくてサラサラしているから掘りやすかったのかも…。
来年の春には、この地層の中から小さなバッタの赤ちゃんがゾロゾロ出てくるかもしれません。

楽しみです!
ところで、最後にお知らせです。
昨年の土砂災害後大活躍して我々を支えてくれたボランティアの方達が、そのやり方についての講義を企画してくれたようです。

興味を持たれた方は、ぜひ!ご参加ください~。
(カナ)