災害後、1年目のツアー

昨年の土砂災害後、今日で丸1年が経ちました。
もう1年…まるで昨日のことのようにも思えるのに、月日は確実に過ぎているのですね。

伊豆大島では犠牲者を悼み、黙祷、献花などがおこなわれました。

私が献花に行った時は、保育園の子どもたちも来ていました。

さて今日は朝7時半出発で、広島から来た高校生達31人の三原山ツアーに行ってきました。本当は昨日の予定だったのですが、昨日がずっと雨だったので、今日に振替えての弾丸ツアーでした。(朝10時40分の船で帰る予定だったため)

町が用意してくれたヘルメットを1人1個ずつ配り、2班に分けて嶋田と2人でガイドしました。


昨晩の雨で道路が濡れて、銀色に光って見えました。

とても奇麗!
…ですが、時間がないので脇目も振らずに、ゴツゴツ溶岩へ。

つきました!

溶岩の上でポーズ!

溶岩の周囲にこれだけの人数がいると、楽しいです。

逆光で人がシルエットになって、まるで溶岩の一部みたいに見えました。

「ブログに載せるよ。」と言ったら、集まってポーズをとってくれたみんな。

「溶岩歩き」楽しんでくれたでしょうか?

登りきった所でふと振り向くと、独自のルートを行く3名。

あら、いつの間に??「みんな待ってるから戻っておいで~!」と叫ぶ私…
3人は「ア~楽しかった!と言って戻って来ました。

日程の変更で、行程は予定の半分しか回れなかったけれど、それでも「変更して良かった!」と思えるような快晴でした。

富士山もキレイに見えていました。

もちろん、火口もクッキリ見えました。

雄大な姿を見せてくれた三原山に感謝です!

同じような土砂災害を経験した広島から高校生達が、大島の土砂災害後ちょうど1年になる今日、ツアーに参加してくれたことに不思議な縁を感じました。

改めて、各地域で自然災害の犠牲になられた方達の、ご冥福をお祈りいたします。

(カナ)