ジオ研 フィールド学習会(樹海)

本日、ジオ研主催の表題の学習会に参加しました。

本日の参加者は17名。

温泉ホテル駐車場に集合しました。

最初に立ち寄ったのは、一昨年の台風26号の大雨で崩れたカルデラ壁の斜面。

ここでは溶岩流と火山灰が交互に重なり、噴火がない時期にできる黄色っぽい風化火山灰の層が見当たりません。火山専門家の川辺先生(産総研)にその理由を質問してみたところ・・・

伊豆大島のこのあたりは、成層火山成層火山ですが、溶岩流の比率が高く、盾状火山的な地形を示す部分です。カルデラ壁ができて山頂からの溶岩が覆えなくなると、火口から噴き上げられた火砕物だけが堆積していくのだと思います。噴火の時間間隙はデータがないのでよくわかりませんが、感触としては比較的短時間ではないかと思います(数百年程度?)。」と教えていただきました。

ハワイのように山から大量の溶岩を流し、島を成長させる昔の伊豆大島を想像すると、見てみたい気持ちになります。

今日のコースは、カルデラ壁沿いに歩くコースだったので、他にも数カ所、崩れた斜面を観察しました。


かろうじて生き残った桜が、元気に新しい葉を伸ばしていました。

いつか白い桜の花越しに、斜面を見上げる日が来るのでしょうか?

さて、240年近く前の噴火で溶岩流に覆われた大地に再生した樹海(通称)は『火山を身近に感じる森』です。

至る所に溶岩や・・・


崖から転がってきたと思われる大きな石(これも溶岩だけど)が見つかります。


コケに覆われた溶岩が、とても綺麗です。


コース上には、水場も数カ所あります。

ちょっとニオイのする小さな水たまりに、枝をさして観察中。

もっと大きな水たまりには、モリアオガエルが卵を産んでいました。

ここ、数年前に来たときより、ずいぶん水の量が多いような・・・。

地面には所々、穴が空いています。

「溶岩トンネルじゃないの?」と、皆で観察。

森の木漏れ日も、綺麗でした。
スポットライトを浴びるアオキの花。


葉っぱの真ん中に花が咲くハナイカダのツボミにもスポットライト!


日だまりで休憩~。


そして再び、緑に覆われた溶岩の風情を楽しみ・・・


森を抜けた時・・・


目の前には、こんな風景が広がっていました!

もう~、最高です!

・・・と言うことで、とてもとても楽しいフィールド勉強会でした。

ジオパーク研究会は、現在会員40名。
みんなでのんびり、ジオを学び続けています。

「おもしろそうだな。」と思う方は、ぜひご参加ください。
年会費¥1000で、めいっぱい楽しめます!

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