この日の講習参加者は50名。
1人目の講師は、都立大島海洋国際高校校長・千葉勝吾先生。

島で通称“海国”と呼ばれる学校は、全寮制で生徒数230名(うち島出身者20名)。
高校生はパンフレットの表紙に載っている白い船“大島丸”に乗って、サイパンまで航海にいくそうです。
理科の先生でもある千葉先生のお話は、海の構造や機能、海流、海底地形、海水温、漁業、海洋調査など、「海の基本」という内容でした。
個人的に印象に残ったのは「東京都が管轄する排他的経済水域は日本の約45%。国土面積を優に超える」という部分です。

伊豆諸島から小笠原、南鳥島や沖ノ鳥島までを含む東京都の海の範囲って、こんなに広いのですね!「東京都って海持ちなんだ~!」…と、改めて認識しました。
そして、伊豆大島の南20kmにある海底の活火山“大室出し”

ここを海洋国際高校で調査研究できないかと模索中だそうです。
千葉先生はジオパークを、とても応援してくれています。
昨年は“大島丸”を使っての“島1周ジオツアー”も計画してくれていました。

残念ながら、企画の2回とも海が大荒れで実現できなかったのですが…
手作りの資料を見せていただいたら、魅力的な景色ばかりでした!

今年の夏は、天候に恵まれて実現できますように。
…と言いながら、予定されているかどうかは未確認でした!(^_^;(^_^;
2人目の講師は、大島ダイビング連絡協議会の小川修作氏。

南部でダイビングショップを営んでいる小川さんは、他の南部のショップと一緒に“ジオダイブ”を提唱しています。
この日の講習でも、マグマが冷えてできる“柱状節理”と呼ばれる柱のような岩に「ロッククライミング中~」という楽しい画像を紹介してくれました。

水中の綺麗な柱状節理がエントリーする場所から比較的近くにある、南部のサービスらしい取り組みです!
以下のページでジオダイブの様子が紹介されています。
伊豆大島の水中ジオに興味のある方はご覧ください。
https://oceana.ne.jp/from_ocean/53359
さて、今回は講習報告はこれぐらいにして…
海つながりのお知らせです。
2年前から行われている、伊豆諸島の人と自然をつなぐ取り組み「第3回伊豆諸島くるまざフォーラム」が3月7日に開催されます。
スケジュールは以下の通り。
10:00 「伊豆諸島海域における鯨類とイルカ類」
森 恭一先生(帝京大学水産学教授 )
11:20 「伊豆諸島における自然と暮らしと神々」
土屋 久先生(共立女子大講師)
13:30 「観まもり・残し・伝える」モニタリングの提案
長谷川雅美先生(東邦大学生物地理学教授)
14:40 モニタリング参加への検討
16:00 フリーディスカッション「伊豆諸島くるまざフォーラムのこれからPert2」
16:40 ワークショップ「くるまざフォーラムの運営手法をデザイン!」
17:40 全体会・まとめ
18;30 終了
今後、具体的に何をして伊豆諸島がつながっていくかを皆で考え、活動開始となる予定です。
まだ人数に余裕があるようですので、関心のある方はchiqnogakukou@gmail.comまでお問い合わせください。
申し込み締め切りは2月29日までです~。
(カナ)