まずは昨日の続きから…
各地ジオパークの紹介の後半の1番バッターは銚子ジオパークの…

小玉健次郎氏。
今回の発表者の中で唯一のガイドさんです。
地層と波と灯台をあしらった素敵な帽子をかぶって登場!

こんなオシャレな帽子、私もほしいです(^▽^)
銚子は他のジオパークに比べ平らで、高い山のないジオパーク。

地震で地面が盛り上がるので、どうやらかなり年齢の違う地面が一度に見られるもよう。
利根川の水害を減らすために治水が行われ、港ができ…

重い醤油を水路を使って運ぶことができたため、銚子は醤油の一大産地となったのだそうです。
大島にはない“川”が生活や文化の中心にあるジオパーク…ゆっくり歩いてみたいなぁと思いました。
唯一「?」と思ったのが「高マグネシウム安山岩」の文字。

「なんで高マグネシウム安山岩ができるのか?」不思議でたまらずまたまた質問。
これ、触れるとものすごく話が長くなるツボだったらしく、小玉さんからは「とっても珍しい岩がなぜかここにある、地球は不思議ですね」という感じでなだめられ(?)質問終了。
小玉さんの笑顔がとても素敵だったので一瞬満足しましたが、やはり疑問は残りました(笑)
…で、調べてみました。
あるWEB上の記述。
「上部マントルの水を含んだカンラン岩が部分溶融してできたマグマが,直接上昇固結したためにできたとされる」
ううむ~、なんだか良くわかりません(^_^;(^_^;
いつか銚子に行く機会があったら、この「高マグネシウム安山岩」が「友人」に感じられるぐらいによく知ってから、岩に会ってみたいと思います。
さて、もう0時を回ったので今日のところはこれで…続きはまた報告します。
で、話は変わって…
本日は18時からジオガイド認定式、18時30分から21時まで今後のガイド組織の検討会でした。
22回の講習を終了した人で、ガイド組織を作ることになりました。
(写真はガイド以外に検討会メンバーも入っています)

全ての講習を修了した人を初級、30問のテスト80点以上を中級とし、あわせて35名のジオガイドが誕生しました。
講習参加者は延べ986名、1回の講習の平均参加者数44.8名、1回以上の参加者151名だったとのことです。
話し合いで出たキーワードは「住民総ガイド」「共有」「ガイドを育てる」等々…みんなで真剣に考え議論しました。
今後の展開が楽しみです。
(カナ)
翌日、新たなガイドとなった人達のfacebookに、素敵なコメントが沢山のっていましたので、少し紹介を…。
「毎回新しい目が開かれ好奇心がうまれ、気がつけば伊豆大島の自然や文化や火山や地球そのものの見え方がまるっきり変わっている自分に気づきました。
大島を、地球を愛するココロを、ガイドを通して表現できることは幸せなこと。
自然にLOVEが伝染していくようなガイドを目指したいです」
「3年ちょっと、月いちにど山で伊豆大島を語ってきました。そして4ヶ月以上もの今回の講座。ジオパークって地球の上での人の暮らしのすべてを含むから、これまでしてきたことでやりきれてないこと、やりたいことここに込められる気がしてます。
で、わかりやすくないとね。楽しかった、と言ってもらうと嬉しい。勉強になった、といわれると言いたい部分が届いたろうか話したことのどこかすこしでものこるんだろうか?と。考え方が変わった、と言ってもらったのが嬉しかった。人の考えを変えようとして大島やジオを語ってはいないけどだから逆に嬉しい」
「昨日、町役場にてジオガイド認定式が行われ、晴れて伊豆大島ジオパーク認定ガイドになりました。伊豆大島のダイナミックでかつ味わい深い大自然をフィールドに地球を丸ごと味わう体験を共有するアースナビゲーターとしてこれから精進して参りたいと思いを新たにしました。
私たちはこの素晴らしい地球という星に生き生かされていることに心から自信と信頼を抱いて、愛と感謝と調和の心持ちで日々を過ごしていきたいものです。
このような光栄なお役目いただきましたこと、さらに褌の紐を締めなおして、明るく楽しく元気よくいきま~す♪( ´θ`)ノ」
地球にワクワクできる仲間が増えて、本当~に嬉しいです!
(カナ)