火山&ジオパーク強化合宿(洞爺湖有珠山編2)

一昨日のブログで報告した洞爺湖カヌーの後は、洞爺湖有珠山ジオパーク事務局の加賀谷さんと合流。洞爺湖ビジターセンターの床の写真で午後のツアーコースの説明を受け…


お昼は溶岩プレートで焼いたピザを食べて、ロープウェイで昭和新山が見下ろせる展望台へ!

雨で見えないだろうと半ば諦めていた昭和新山は、雲の上に浮かぶようにその姿を見せてくれていました!この山をスタッフに見てほしくて今回のツアーを決めたので、この景色はとても嬉しかったです。

この日は火山マイスター(池田さん)に、ガイドをお願いしました。

自作の絵を使って解説してくれています。

しばらく歩いた後、600段の階段を下って火口の中へ!

「火口壁を階段で降りているんだ」と思うと、それだけでワクワクします。
さらに特別な許可を受けて火口の中を歩けると聞き、期待は高まる一方です!

自分の名前のついているという岩でポーズをとる加賀谷さん。

火山好きが、にじみ出てますね〜(^▽^)

先の尖った溶岩ドームを見上げながら進んで行くと…


行く手に白いモクモク!


場所によっては足元から噴気が出ています。


ガイドさんが、地表面や地中(10cm下)の温度測ってくれます。

地表って冷えるんだなぁ…。

噴火前の同じ場所を再現した池田さんの絵。

今は灰に覆われた荒涼とした場所が、昔は緑に囲まれた湖だったことが想像できてスバラシかったです。

みんなで集合写真。
火山マイスターの皆さんも一緒です。

有珠山さん、姿を見せてくれてありがとう!)

焼け焦げた(?)木も1本、残っていました。

何で1本だけ??

足元の小さなコケや…


地衣類の胞子のカワイイ色にも注目!

その後、木々の中を抜けて、道の無い火口壁を登り終わったら…

なんとピッタリ、看板の前に出ました!

あまりにピッタリだったで、みんなから歓声があがりました!

帰りは『600段の階段を上がらせるのは忍びない」という配慮で林道を下りました。(ピックアップ用の車を運んでくれていました)

「空気も緑だ〜」という声も聞かれました。

「この先に、絶対見られる変な動物がいるんですよ」
ガイドの池田さんの言葉に「なんだろう?」と思いながらしばらく歩いて行くと…

あ、アフリカにいるはずの動物が…(笑)

目の前の木に穴を空けた鳥と、出会った時の写真も見せてくれました。

「ここを通る度に『また会えないかな?』と思うんですが、全然会えませんね」という、自分の気持ちの入った案内も良かったです。

そして歩き終わりの地点には…

三松三郎さんが迎えに来てくれていました!
このお迎えも嬉しかったです!!

下山後は全国のジオパークの展示を見て、夜はバーベキューで楽しい時間を過ごしました。

洞爺湖有珠山ジオパークの皆さん、ありがとうございました〜(^_^)

(カナ)