まず1階には日本各地のジオパークの石と共に、それぞれのジオパークが紹介されていました。

(伊豆大島の火山弾を見たときは、友達にあった気分になりました〜(^_^))
目を奪われたのは、展示室にあがる階段脇に貼られた恐竜の絵の数々です。

毎年の恐竜絵画コンテストの最優秀作品を展示してあるとのことで…
動き出しそうな恐竜の化石や…

海の中のカッコいい恐竜。

アイドルがいっぱい!?

目線が斬新!

恐竜ファミリー(^▽^)

「確かに1億年前もこの風景はあったかも…」と想像が膨らむ絵。

押し花で作った恐竜の絵もありました。

いや〜素晴らしかったです!

3階建ての資料館には、天草で発見された化石の展示や解説などの『事実』に基づくものの他…

実際大の模型があり、わかりやすかったです。

地元のジオガイドさんによる館内ツアーもあって、ガイドさんの「触ってみてください」という声かけで、皆さん触感を楽しまれていました(^_^)

一番ビックリしたのがこれ。

「なんの化石か当ててみよう」という札をめくってみると…
え〜!

ウンコ?
ウンコって全部分解されて土に戻る物だと思っていたのですが、そうではないのですね!
学芸員さん曰く「ウンコの化石は時々みつかるんですが、この化石にはメノウという宝石が含まれているところが貴重なんです」とのこと。(宝石類にほとんど関心を持てない私は、ひたすら「ウンコ」に感動していましたけれど(^_^;)
続いてジオガイドさんが解説してくれたのが…

ステゴザウルスの大腿骨の展示!
(ウンコとステゴザウルスの化石は海外産です)
「大きい〜」と見とれていたら、ガイドさんに「持ってみますか?」と声をかけられました。
で、もちろん…
持たせてもらいました!

重い…でもこの重さで、1億年前に生きていた恐竜の存在が実感できました。
本当に恐竜が一気に身近になりました
こんなに大きな骨を持った生きものが、たくさん生きていた一億年前の地球…
そしてそれが絶滅してしまうような大きな出来事がおきたこと…全部スゴいです(O_O)
「!」がいっぱいの白亜紀資料館でした。
そして…最も素敵だと思ったのが地元のガイドさんの存在でした。
私の班のガイドさんは現役の漁師さん。

学校で子どもの保護者を対象としたジオパークの話があり、興味を持ったとのこと。
「化石が混ざった石はそこら中に普通にあって、僕たちにとって当たり前の風景だった。それが学んでいくうちに、ここはスゴイ所なんだとわかった」ということでした。
学芸員さんのサポートを受けて、地元のみなさんが自分の住んでいる場所の「スゴイ」を見つけ、伝える…いいですねぇ(^▽^) これこそジオパークの魅力ですよね!
またひとつ、再訪したいジオパークが増えました。
困った…行きたいところが増えすぎる…(^_^)
天草ジオパークの皆さん、ありがとうございました!
いつかまた伺います(^_^)
(カナ)