地層三昧で開眼?!


地層について。

正直なこと言うと、ちょっと前までは、あってもきれいだなーくらいで、
そこに意味や理由をみいだそうなんて発想にもなかった私ですが、
いまやその魅力のとりこです。

先日火山地質学専門のT葉先生達と海岸沿いの地層を一緒に見て回れる機会があり、
日頃の疑問を解決するチャンス!と思ってついていきましたが、
疑問にも思っていなかった、というか見えてもいなかったものが見えてくる体験をさせてもらいました。

まずは元町港のすぐ近くの、地引浜奥。


美しい空と海に照らされた、地層。

赤い噴石(スコリア)がたくさん埋まっています。赤いのは高温に長くさらされたから。
ということは、これがたくさん埋まっている=噴火口が近くにあった証拠とのこと。
本当に昔から、三原山の火口だけじゃなくて、島のいたるところで、そして海岸近くでも側噴火していたことがわかります。

でもこれだけではいつの年代か特定するのは難しいそうです。



こんなのまったく気にも留めていなかった場所ですが、地「層」になっていなくぐしゃぐしゃ状になっている、
これはジオ的には有名な、あの1500年前の、カルデラを作った大噴火の時の跡だそうです。
そういわれると、水蒸気爆発により1000メートル級の山の上1/3が吹っ飛んで、
その勢いで砕けた岩石も何もかも散り散りに飛んできた様子が見えてくる気がします。


場所少し南に移って、王の浜。
龍ノ口遺跡と呼ばれる遺跡跡の地層・地質を見ます。


小さい丸い粒々が見えるかしら?火山豆石といって、濃い火山灰が降ってる時に、雨や霧など水分が加わるとできるもの。
コロコロかわいい、、、
火山豆石が圧力が加わって押しつぶされてできた岩石も教えてもらったのだけど、写真撮るのを忘れました。


葉の化石、正確には葉そのものではなく、葉が押し付けられて型どりプリントされた化石。
こういう化石を何というか、教えてもらったのですが忘れました。調べても出てこない。
ではプリント化石と名づけよう!!
・・・いや、やはりメモを取れということですね(;´・ω・)


黄色い地層が、赤い地層の下にめり込んでいます。
赤い地層は、降り積もった後に温度がかかり変色した可能性が高いとのこと。
一回降り積もって時間がたったものが、新たな噴火によって温度が加わり変色した、という可能性もあります。
ここも火口近くだったのでしょうか。
なにより黄色い地層が先に行くほど赤く変色していっていっている理由も、
そしてなぜこのようなめり込み方をしてるのかも??私にはまだわかりません。。。

黄色の層は火山灰とのこと。でもなぜ黄色に??
これは前から気になっていたのに、聞くのを忘れたので調べてみました。
最初有毒ガスと共に降ってきたからかな、と思っていました。
が違うようです。
「堆積後に時間が経って風化すると、火山ガラスそのものが変化して粘土鉱物になります。
風化した火山灰中には、黄褐色のスメクタイト鉱物、褐色の水酸化鉄鉱物、白色のカオリン鉱物などができます。
風化した火山灰は、全体としてそれらが混じった色になります。
ですから、黄色っぽい色の火山灰というのは、風化により生成したものです。」
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1664524.html
なるほど!!!(先生、間違っていたら教えてください)

他にも色々見ましたが、解説できないので割愛(;^ω^)


お昼は岡田港で日向ぼっこをしながら食べ、午後はさあ、大島ができる前に岡田火山の地層を見にGo!

オタイネ様と大型船。
これも年々浸食が激しくなっているそうです。今しか見れないかも?
そしてこの正面には、大島のほかの場所で見たことのない地層が見れます。
これもがけ崩れで現れたもので、草に侵食されるのも時間の問題。これこそ今しか見れないかも!

これ、噴火口の壁だそうです!

大島は、三原山の火口のあたりから海底噴火し、陸を作って今の島の形になるまで2万5千年。
しかしこれは飲み込まれた古い火山の地層なので、何十万年前かの噴火口の壁跡です。

横の層になっているのは、爆発的な噴火だったので、そこにあった堆積物やら色々が勢いよく四方に飛び散り、横っ飛びしたものが吹き付けられたためだそう。
そして火口の中心はどこだ?という話題に。
正解は左(東側)とのこと。目印は左側上の方、違う角度で吹き付けられてる地層があるのが、そちらの方向に火口があった証拠とのこと。
そんなことまでわかっちゃうんですね~
ちょうどオタイネ様の右わきあたりかな?
今だけ見ると、きれいな海、な場所が昔火口だったなんて。悠久の時の眼が開かれた気がします👀


帰り道、一緒に歩いていた先輩ジオガイドさんが、足元を見て「あ、柱状節理。」と。


よく見ると、、、ほんとだ~~!!!!
六角形が浮かび上がって見えてきました。憧れの柱状節理。玄武岩の海岸ならではの地球のマジック。

まだまだこれから、見えると今まで見えてなかったことに気づく、ということの繰り返しなのでしょう。
悟りと同じ?!
したのかしてないのか??海岸で開眼!!あぁついに我慢できずに言ってしまったオ〇ジジャグ。
地層・地質修行?!はまだまだ続きそうです。


(あい)