サトキマダラヒカゲとダイミョウセセリ

高松シリーズの続きです。
前回ゴマダラチョウコムラサキがいた場所にこれまた今まで見たことのないチョウが飛んでいました。




一見ツマグロヒョウモンのようですが全然違いますねー。
求愛なのか縄張り争いなのか、2頭で追いかけあっていました。
なかなか近くにとまってじっとしてくれないのでまともな写真が撮れずに終わってしまうのか・・・と思っていたら。



下のガードレールに別の個体がいました。
これなら同定できそうです。

で、家に帰ってきて調べてみるとどうもサトキマダラヒカゲらしい、と。
よく似た仲間にヤマキマダラヒカゲというのがいるそうですが、裏翅の模様からサトのほうだと判断しました。
人生初のサトキマダラヒカゲとの出会い(そのときは判りませんでしたが 笑)嬉しかったです。



そしてダイミョウセセリです。
こちらは前出の3種とは離れた竹林の縁で見つけました。
視界にひらひらと舞うチョウが入り、目で追っているととまりました。
これまた見たことないチョウだ!

飛んでいる姿や色はコミスジに似ていて、コミスジかと思いましたがコミスジはこういうとまりかたはあまりしません。
なによりも翅の模様が全く違います。


しばらく観察しているとナゾチョウは車の窓ガラスにとまりました。

このあたりで「これって、ダイミョウセセリってヤツじゃないかな・・・?」(またコレ!)と思い始めました。



ガラスの裏から失礼。
なんだかかわいい顔をしています。

調べてみるとダイミョウセセリには関東型と関西型があって関東型にはこの写真のような後翅にある白帯がないそうです。
大島には食草のヤマノイモがたくさんあるのにどうしていないのかなぁ・・・?
見たことある人、いますか?

高松シリーズ、あと1回です。

がんま