オオシマザクラ物語(2019)

ちょうど2週間前の4月9日(火)、毎年成長を追っているオオシマザクラに会いに行ってきました。

人の集落があるあたりの桜は、満開〜一部散り始め。
昨年はこのタイミングで、目的の桜も綺麗に花をつけていました。

噴火でできた大きな凹地(カルデラ)に降りて行く時も、桜で森全体が白くなっているのが見えました。

「これなら咲いているかも!」

期待しながら進んだのですが…

あれ?

目の前の景色に白いものがほとんどない…
なんだか昨年よりもずっと、花の付きが悪い気がします。

暖かくなったあと寒い日が続いたので、開花が遅れているのでしょうか?

心配しつつ、もはや特別な存在となった桜の木に到達しました。

33年前の山腹からの噴火で流れ出た、まだ新しい大地の上で生きているオオシマザクラです。

残念ながら、花は1つも咲いていませんでした。


柳場と2人で数えましたが、小さな蕾が10個見つかっただけでした。


でも若葉はキレイでした。


太陽の光に透けて輝いて見えました!

こんな年もあるかも…。

桜のそばに腰をおろし、お茶を飲んで、しばらく桜と一緒に時を過ごしましました。

木の高さは225、5cmになっていました。
(先年は224cmだったので、高さはあまり変わらなかったようです)

さて、それから2週間後の今日です。

1週間ほど島を留守にして戻ってきたら、山の桜が結構咲いていました。
私自身は忙しくて見に行けないので、ツアーで裏砂漠に立ち寄る柳場に見てきてもらいました。

そうしたら---なんと98個の花が咲いた跡が見つかったそうなのです!(昨年は52個)

山はずっと寒かったので、沢山の花を咲かせる力を持ちながら機を待って、暖かくなってから一気に花を咲かせたのでしょうか?

吹き付ける強風や山の寒さに耐えながら、逞しく生きる野生の桜。

尊敬せずにはいられません。

来年は満開の花の時期に行けたらいいなぁ。

来年まで元気でいてね!💕

(かな)