およそ4ヶ月前の2月5日にはこの状態だった現場は‥

すっかりモサモサに!

先に調査現場に降りたメンバーから「毛虫がいっぱいいる!」という声がしました。
確かに周りを見渡すと、そこかしこにマイマイガの幼虫が這っていました!

他の毛虫は見当たらず、全部マイマイガです!
毒がないことをお知らせすると、手乗りにチャレンジする方も!

昔、水生昆虫を飼っていらっしゃったとのことです😀
それにしても、本当に沢山いました。

調査していると、頭上から降ってきてボードの上を這ったり…
ズボンの上を猛スピードで歩いてきたり…

毒針を持たないとはいえ、しっかり掴むとちょっと痛かったです(^◇^;)
調査は1時間半ぐらいかかったので、毛虫嫌いな人にとっては、つらい作業だったかもしれません(^◇^;)

モチロン私は、逆立ち(?)して茎を這う毛虫の、足のキュートさに見とれたり…

ウン○をしている毛虫を教えてもらって、喜んでいましたけれど(笑)

今年は三宅島でもマイマイガが異常発生しているようですが、他の地域はどうなのでしょう?
ところで調査に参加していて面白いのは、現場にいかないとわからない様々な「!」や「?」に、毎回出会えることです。
昨日も、毛虫以外に色々な発見がありました。
4年前にヘリから撒いた種子には入っていなかった「ドクダミ」が複数出現し…

花を咲かせていました!

イタドリの仲間の若葉が、あちらこちらで出ていたのにも驚きました。

噴火後の焼け野原に一番乗りして生えるイタドリは、暗い森は苦手だと思っていたのですが、わずかな木漏れ日でも生きられるようです。
ただ、もしかしたらこれは、散布した種子に入っていた、大島産以外のイタドリなのかもしれませんが…。
そして不思議なことに、4ヶ月前には樹高148cmまで成長していた(はずの)アカメガシワが忽然と姿を消していました。

枯れ枝さえ残っていなかったのですが…何が起こったのでしょうか??
「?」以外では、小さな旬の花たちの存在に、心が和みました。
こちらは、自力でやってきたコナスビ。

小さな花を、咲かせていました。
ヘリから種子を撒いたコマツナギも、かわいい花を咲かせていました。

ところでこの調査では、土砂災害専門家、環境省、大島支庁、ジオパーク推進委員会が協力して樹種、樹高、雨量、風速、流出土砂量など様々なデータを集めています。
観測機器の修理点検やデータの収集には、東京農工大学 の若原先生が毎回来島してくれています。

若原先生は2週間前の砂防学会でこの調査を口頭発表されたそうです。
発表内容の要約が公開されているのを、教えていただきました。
http://www.jsece.or.jp/event/conf/abstract/2019/pdf/165.pdf
わずかな場所の違いで、風速が違い、それによって雨量も影響を受けることがわかって、とても興味深いです。
虫も、植物も、雨も、風も、大地も、全てが微妙なバランスで繋がる“地球(ジオ)の物語”は、不思議がいっぱいで本当に面白いです💕
(かな)