昨年9月9日未明に通過した台風15号で、爆風に葉をもぎ取られ、樹皮も半分剥がされた樹木たちは、冬(12月)に一度若葉を伸ばし、1月末には再び枯れていました。
「春になってきっと若葉を伸ばし始めたはず」と思って行ってみたら、その通りでした。
そして葉の成長と共に「何の木が生えているのか」が、ハッキリわかるようになっていました。
(識別を間違えていた木もあることに気づきました)
まず、ダイナミックな芸術作品のようなこの木は…

オオバヤシャブシでした!

私のイメージの中にあるオオバヤシャブシよりもずっと葉が薄く光沢もなく、別の木かと思っていました。
そして驚いたことに、木の幹の皮が剥がれて削り節みたいに丸まっていたのは…

オオシマザクラでした!!
(裏砂漠のど真ん中に、桜の木があったのですね!)
右がオオシマザクラ、左がニオイウツギです。

ニオイウツギは本数も多く、ワサワサたくさんの葉を伸ばしていました。

こちらもニオイウツギ。

どの木も元気ですよね!
一度上に伸びてから枝を広げているのはハチジョウイボタ。

やはり、残った樹皮のところから元気に再生していました。

いっぱい葉を出して、太陽の光を受け止めてね❤️

枝だけで、葉がほとんどついていない木がありました。

「何だろう?」
近くに同じ枝ぶりで、葉が半分残っている木を見つけました。

ハチジョウイヌツゲでした。
ハチジョウイヌツゲは噴火後の溶岩の上などに早い時期に生え始めるたくましい常緑樹です。

小さなサイズのうちから1年中緑の葉を茂らせているのが普通なので、葉がない状態は見たことがありません。
きっと生まれてから一度も、すべての葉がなくなる体験などしたことがないだろうに、台風の後はさぞかし驚いたことでしょう。

でも…
小さな、本当に小さな葉が、再生を始めていました。

今後どうなっていくのでしょう?
またいつか、裏砂漠の木々たちの“生き様”を、見せてもらいに行きたいと思います。
(かな)