内容は、TOREに基づくインタープリテーション。

室戸は過去2回行っており、ぜひまた行きたい場所の一つですが、このお話をいただいた時はコロナ感染者数がとても多かったので、ズームを使ってのオンライン講習となりました。
当日の話は、こんな構成にしました。

私が体験したツアーや講演の中で、心に残っているものを紹介し

それらはみな、メッセージが明確で(T)、話があちらこちらに飛ばずについて行きやすくて(0)、「自分ごと」に感じられて(R)、楽しい(E)という4つの要素が揃っているものだった、ということをお話ししました。
TOREを学んでから、自分自身のガイドの特徴も振り返れるようになったことも😊

そして、私が今も大切にしている「室戸のポンカンの小冊子」も紹介しました。

昔はただ「すごい! おもしろい!! ポンカン買いたくなった!」と思っただけで、そう感じた理由までは分からなかったのですが、実はTOREが揃っていたのですよね😊
で、理論をお話しした後は、ちょっぴり練習。

大島の「くさや」を紹介し、どこがTOREだったのか考えてもらいました。
くさやを送っておいて、事前に食べてもらったので、参加した方から「生の声」を聞くこともできました😊
生の魚が豊富に手に入る室戸で、保存食の「くさや」は、ちょっと興味深い話だったようです。
参加者の皆さんからいただいたアンケートには、「T、Rが難しい」という意見は若干あったものの、多くの参加者の方から「ガイドをするときに気をつけなければいけないことがわかった」「TORE理論がおもしろかった」「これからTOREを意識したい」「大変参考になった」とか、「ガイドだけでなく、日常生活でも生かせそうだと感じた」などの感想をいただき、安心しました。
TOREはシンプルだけれど、理論なので、ちょっと理屈っぽく思う人もいると思います。
それをどう、わかりやすく楽しく伝えるかは、まさに私にとってのTOREそのものでした😊
そして2時間の講習は、私にとっても学びの多い時間でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
(かな)