霧、花、笑うカラス、同級生溶岩💖

一昨日は、2組3名のお客様との1日ツアーでした。

スタート時の写真には、なぜか私も写っています(笑)
隣でやっていた山頂ジオパーク展を担当していた仲間が撮ってくれました。

歩くたびに開花が進んでいたオオシマツツジが、ついに満開の時期に突入しました!

ガバッと割れた岩の間から流れ出た溶岩(?)、のようなツツジ

溶岩の丘を日本庭園に変身させる(?)、ツツジの花を愛でながら、スタートしました。


お客様の一人が1986年溶岩と同じ歳、と教えてくれたので、さっそく同級生と記念写真!(溶岩のほうが1ヶ月先輩だそう)

この景色の中で、黒い部分が同級生です。

と、楽しく歩いて火口を一周していたら、島の東側に黒い雲が現れました!

雲はどんどん近づいてきて、立ち昇る噴気と混ざり…

火口の上にも覆いかぶさって、景色を隠していきます。

最初は、雲の動きのダイナミックさに「すごい〜!」と見惚れていたのですが、

やがて雲は私たちの周りを覆い尽くしてしまいました!!

で、霧に包まれてランチタイム(雲の動きに驚いていたので、写真はありません・笑)

霧雨のような雨がぱらつく中で昼食を食べ終え、早めに下山。
すると霧の中から「ハァ〜、ハッハッハッ!」という、大きな笑い声が聞こえてきました!
あまりの不気味さに、声の方向に目をやると…

カラス登場!!
この後は、普通に「カァ〜カァ〜」と鳴いて飛んで行きました。
いやぁもう、めちゃくちゃビックリしました😅
カラス、人間の笑い声を、練習したんですかねぇ〜?

このカラスの笑い声を聞いた後ぐらいから、霧が晴れ始めました!

足元には、以前はいなかった「ジシバリ」という植物が花を咲かせていました。噴火の直後にはここに生えることができなかった帰化植物です。

季節の移ろいと共に、噴火後の地面の栄養状態の移ろいを感じました。(年々少しずつ、土の栄養分が豊かになるのでしょうね)

帰りは、再び同級生溶岩と記念写真!(笑)


1年中、緑の葉を茂らせる「常緑樹」たちも、実はひっそりと新旧交代して葉を入れ替えます。

森の中の地面には、イヌツゲが黄色い葉っぱを落としています。

そして、いまのイヌツゲには、元気な若葉が目立ちました〜😁

そしてツアーの終わりを華やかに彩ってくれたのは、もちろん…

オオシマツツジの花!

青空あり、霧あり、華やかな花あり、笑うカラスあり、同級生溶岩ありで、とても楽しい1日でした。

ともに時間を過ごしてくださったお客様に感謝💖

(かな)