6年目の野外実習

昨日は、市立T高校の、地学・生物分野の野外実習の皆さんとの一日ツアーでした。(今年で6年目)

前日までの雨予報で、雨と霧の中のツアーでイメージトレーニングしていたのですが(笑)、まずは山が見えて一安心😊

課題が書いている冊子に、答えを書きながら歩きます。

「すれ違う溶岩流について形態をスケッチし、どうして溶岩がすれ違うことにな ったのか、考察しなさい」の課題に挑戦中。

溶岩の丘はツツジの花で彩られて美しく、「なんとも贅沢な授業だなぁ〜」と思いました😊


溶岩の断面を観察しながら山を登り


「このアグルチネートはここまで流れてきたと言われているが、どうしてそう考えられるのか。証拠を挙げて論じなさい」の謎解きにチャレンジ。


その後、火口展望所へ!

火口の中の色も、はっきり見えてラッキーでした💖(この後すぐに雲がやってきました!!)

ホルニト(三角形の塚)と、溶岩トンネルを観察し、「なぜこれができたのか?」をみんなで協議。

この時も、生徒さんたちの上空に雲が迫り、なかなか迫力のある風景でした。

生物の課題もあるので、みんなで植物観察。

すかさずペンを立ててスケールにするのが、理科系女子らしくて面白かったです😊

カエルが指を広げているみたいなヒカゲノカズラに、胞子囊が延びていて、かわいかったなぁ〜😊


溶岩餅のところでは、最初ひとりが人間スケールになっていましたが(笑)

やがて真面目に(?)計測。

370cm×280cmとのことでした😊

最後の課題は、裏砂漠の植物群落の面積、高さ、主な植物の種類数、土壌の様子の観察。

山の方から雲が迫ってきて、小雨がぱらつき始めたけれど

みんな最後まで一生懸命、課題を解いていました。

きっと生徒さんたちは、伊豆大島の火山や生き物に触れ、「自分で考える楽しさ」を学んでくれたと思います。
「自分で仮説を立てて、考える」って大切だなぁと、今回も思いました💖

(かな)