
大きさや花の形、葉の幅広さは、伊豆大島の夏を飾る花「サクユリ」にそっくりですが、なんだかすごく派手で強烈な印象の花です。

少し離れたところに咲いていたサクユリと比べて見ると、全然別物ですよね?

山下さんによると、この華やかなユリは、サクユリと何者かの交雑種で、人工的に作られたものらしいです。特に植えたわけではなく、勝手に生えてきたとのこと。
(てっきり植えたのかと思っていたので、ビックリ!)
香りも強烈で、甘い匂いが周囲に漂い、小さな虫たちが何匹も集まって来ていました。

ハチもいたけれど、目立ったのは、この黒い小さな虫。

帰ってから調べてみたら、どうやら虫は「ムネアカクロハナカミキリ」のようでした。
何匹もいて、花の上を忙しなく動き回るので、ときどき虫同士ですれ違うことも…

「あれ?交尾」と思ったら、数秒で離れ離れに。

胸が黒いのは全てメスで、雄は黒一色らしいので、メス同士で「間違えた〜!」という感じだったのかもしれません(??)
このカミキリムシ、実は本ブログには初登場です。
野生種のサクユリでは、あまり見かけない気がするのですが、気づいていないだけ?
それとも特に、この花が好まれているのでしょうか??
(できれば、同じ花同士で花粉を運んで欲しい・・・)
生きものの世界は不思議だらけ。
観察は続く…。
追記
今日(7月7日)ウミガメの保護活動をしている成瀬さんから以下のメールが届きました。(以下、要点のみにしています)
「一昨日の椿花ガーデンのユリに集まっていた虫——ムネアカクロハナカミキリ——について、元町の昆虫研究家のHさんから電話を頂きました。Hさんの見解は、「これはカミキリモドキの一種である」とのことです。本日午前中に同ガーデンへ行って確認してきたそうです。たくさんいるのでHさんは既に標本にして持っているとのことです。カミキリモドキ類は日本に50種類くらいいて変異も多く、詳しい図鑑を持っていないので同定できないが、いくつかの点でカミキリではないそうです。」とのことです。
ご指摘いただいたHさん、ありがとうございました!!
(かな)