
10年前の土砂災害を、節目の年に振り返り、次に備えるための講演会で、内容は…

という5つでした。
講演①
講師の千葉氏は37年前の噴火の調査で来島し、割れ目噴火にすぐ近くで遭遇したり

10年前の土砂災害では、4学会の皆さんで、災害現場を調査したり

伊豆大島と、とても縁のある火山研究者の方です。(その時に私が撮った写真。たぶん先頭が千葉氏です)
たくさんの写真やデータを使って、当時の災害の経過や原因や誘因を、教えてくれました。

が、書ききれないので、残念ですが今回はまとめのみ。
講演②
大島支庁土木課長が、10年間の間の対策の中で語られていたのは、堆積工の嵩上げや沢の流路を広げるなどのハード対策。

(災害の時の土砂流出量が25mプール400杯分だとか、1.5m嵩上げしてプール30杯分多くためられるようになったという例えが、わかりやすかったです)
ソフト面では、新しく赴任した教員や、島民向けの勉強会や…

ジオパークと協力した看板づくりなどを、行ってきたとのことでした。

講演③
土砂災害で被災した清水氏のお話。

体験された方の語りには、全てに説得力がありましたが、特に

「自分だけではなく、地域を守ることも大切」という言葉に感動しました。
最後の「あなたにできること、わたしにできること」という「まとめ」も素敵でした。

講演④
気象庁火山博物館連絡事務所の火山調査官、水岸氏からの「防災気象情報(キキクル)を活用してください!」というお話でした。

(以前よりも、ずっと細かい情報が入手できるようになっているそうです!)
講演⑤
大島町防災アドバイザーの加治屋氏より。
年数の経過とともに避難率が下がっていった現状とともに、アンケート調査でわかった避難しない理由

避難意識が薄れないように、機械的でなく「ここぞ」という時に避難指示を出すこととか、個別避難、避難所に手すりを設けるなど努力をしているとのことでした。

努力によって避難率が向上したら…、災害の中で生き残れる「力」がついてくるのだと思います。
そして、そのためにも、区切りの年に振り返ること、思い出すこと、改めて考えることも大切だなぁと思った半日でした。
お話しいただいた皆様、このような機会を作ってくださった皆様(ジオパーク推進委員会)に、感謝します。
(かな)