一昨日のブログで紹介したシチトウエビズルと同じブドウ科なのに、こちらは「食べられない」と言われているテリハノブドウ。
6月には若葉がどんどん伸び、

1.5mmほどの小さな蕾が、たくさん付きました。

ひとつひとつの花は、オシベもメシベもある両性花。

花弁は5枚が基本ですが、ときどき例外も。

やがて花弁が落ちると、盃のような台が残り、そこから蜜が出るようで、虫たちに人気です。

葉には毛がなく、同じ場所に生えているのに、エビズルとはずいぶん違っていて不思議です。

左がテリハノブドウ、右がシチトウエビズル。
果実は黒く熟すエビズルと違い、多色使い💕

可愛らしくて、きれいですが、食べてみたら酸味も甘みもなく、正直まずかったです(笑)。
並んでいたら、絶対エビズルの果実を選びますね。
似て非なるものが、横に並んで生えている……。生き物の進化って本当に不思議です。
どちらが子孫を残すのに、有利なのでしょうか?
「生きもの図鑑」に「テリハノブドウ」を掲載しました。
テリハノブドウ(照葉野葡萄)(ブドウ科) – いきもの図鑑|グローバルネイチャークラブ
(かな)