日本の研究機関が集中している筑波市にあり、保護者の方々にも研究者が多いという並木中等教育学校の3年生〜5年生のフィールドワークが、11月1日から3日間の日程で行われ、私はそのうちの2日間のガイドを担当しました。
毎年ですが、事前準備が大充実していて、産総研の川辺先生(伊豆大島火山地質図を作られた火山専門家)と、 筑波大学の上條先生(伊豆諸島の植物を中心に研究されている植物専門家) の二人から、事前に講義を受けてから、来島されています。
さらに今回は、夜行船で到着した日にジオノスで半日調べ学習、半日は山田先生(伊豆大島のジオガイドで元理科の先生)のガイドと、とても丁寧な準備をされてからのツアー参加でした。
そして11月2日、いよいよ最も火山を感じられる「火口〜裏砂漠のツアー」へ!
今年は4年生(高校1年生)たちが大きなマイクを下げて、ずっと頑張って持ち歩いてくれました。

植物を調べてきている生徒さんもいたので、上條先生の資料に出てくるであろう植物は紹介して歩きました。

みんな現物を興味深そうに観察。
それぞれが「野帳」と言われるメモ帳を持っていて、いろいろメモりながら歩いていきました。

大きな左巻きのかたつむりも発見。(この日は左巻きが多かったです)
溶岩の上では、「なぜゴツゴツした溶岩と、つるつるしたパホイホイ溶岩があるのか」という話に。

一生懸命説明したのですが、やはり本物を前にしてもイメージが難しい様子。
お菓子に例えようとしましたが、全く同じものはないので余計混乱しそう…。これからは、ハワイのアア溶岩動画を、その場で見てもらうことにします!
好奇心旺盛な生徒さんたちからは、次々に「これはなんですか?」と質問が。(下の写真は、枯れたイタドリの茎)

急坂では、元気にダッシュ!

そして、なんと山の上のトイレ休憩時では、生徒さんがドボン・ザブン・ヒラリ(伊豆大島ジオパークのキャラクター)の基本ポーズを再現してくれました!

いや〜、面白い!!🤣
暖かい地面に触り、

「伊豆大島に似た石があるよ」と伝えたら、中央の穴(カルデラ)に、石を詰めて、三原山を再現(?)

火口を見た後は、皆で記念写真。

確か「カルデラを作ろう」って言われた気がしたのですが、輪っか作っている人少なかった(笑)
ススキがキラキラしてて、その中に人が入ると、息をのむような美しさでした

キラキラと言えばもちろん、裏砂漠にいっぱい転がっている“キラキラ光る石”は大人気。

火山弾の割れたパーツを組み合わせて、半分ぐらい完成させている生徒さんもいました。

「探す時間があったら、元の形を復元できるかも」と、ちょっと残念そうでした。
火口から勢いよく噴き出したマグマが、空中で引き延ばされて細い髪の毛のようになるので、ハワイでは「ペレの毛」と呼ばれる細長いマグマの破片も探しました。

昨年も一昨年も、先輩たちがやっていたイベント(?)なので、その時の光景を思い出しました。

「自分で探す」って楽しいですよね。
そして、裏砂漠では、男子がかっこいいジャンプ!

この後「全員で飛ぼう」と言うことになりまして…「いくらなんでも、24人がタイミング合わせるのは無理では?」と思ったのですが、頑張ってみんなで飛びました。

若干タイミングがずれていたけれど、2枚合わせれば全員飛んでます!

すごい😆
“いつか森になる道”では、たぶん事前勉強に出てきたであろう“ニオイウツギ”を紹介。(右上4分の1を占めている木が、それです)

「これ、本当に咲くんですか?」という素直な感想が、とても面白かったです。(確かに咲いている姿が想像できない枯れ具合でした😆)
ということで、元気に8時間ツアーを歩き切りました!
最後まで途切れない生徒さんたちの好奇心が、とても楽しい一日でした。
みんな、ありがとう〜❣️
(やっぱり、知識と好奇心があると、楽しみの幅が広がりますね!)
(かな)