伊豆大島ジオパークガイド養成講座報告

伊豆大島では、昨年11月からガイド養成講座が行われており、今日は模擬ガイド実践試験の日。私は、評価員として参加してきました。

 

今回は、私が関わった講習を中心に、振り返ってまとめてみたいと思います。

 

受講生は、以下の20講座に及ぶ座学をすべて受講し、感想文を提出。
それで「ジオパークマスター」として認定されます。

ガイドになるためには、さらにインタープリテーションの座学(2時間×2回)、フィールド講習2〜3回、リスクマネージメント講習や救急法のトレーニング、そしてフィールドでのガイド実践と筆記試験を受けなければなりません。

 

12月8日
私がインタープリテーションの解説を担当し、現役ジオガイドの先輩2人がTORE理論に基づく5分トークの見本を披露しました。

その後、どこが良かったのかをみんなで話し合い、「楽しくてわかりやすいガイド」に必要なことを考えました。

 

12月15日
8日の講習を受けて、受講生それぞれが5分トークを作り発表。

4チームに分かれて、まずグループ内で発表し、そこには先輩ジオガイドが入って進行をサポートしました。

各グループから選ばれた人が全員の前で発表し、人を惹きつける語りをする方もいて、とても楽しい発表になりました。

 

12月20日〜21日
三原山〜裏砂漠のフィールド講習では、私が案内を担当しました。

知識に加え、ガイドとして気をつけてほしいことも盛り込んだため、普段のツアーより話す量はかなり多かったと思います。

 

島の外周コースでは、先輩ガイドの粕谷さん(オレンジフィッシュ)が活躍してくれました。

 

2月17日
リスクマネージメント講習。
まず伊豆大島のツアーにはどんなリスクがあるかを出し合い、私が16年間のガイドの中で経験したヒヤリハットも共有しました。

下の写真は、開けた場所で急に雷が鳴り始めたときの対処ポーズを訓練している様子です。

実際にやっておくのと、やらないのでは、現場での対応はきっと大きく違うはず。

みなさん真剣に取り組んでくれました!

 

そして迎えた、今日の模擬ガイド実践試験
先輩ガイド5人が、インタープリテーション技術、ジオパークへの理解、野外活動への理解、内容の信頼性などの観点から評価しました。

 

ガイドする場所は8か所。

しかも、場所は当日まで発表されず、くじ引きで決まるため、8か所すべてをガイドできる準備が必要という厳しさです。

 

ガイドの方法は、個性豊かで本当にさまざまでした。

縄状溶岩を手のシワで表現する斬新な方法でガイドをする人。

「山といえばどんなイメージですか?」と、お客様役に絵を描いてもらい、

実際の三原山と比べて説明する人。

大胆なボディアクションと表現力で、笑いを取る人。

手作り資料に工夫を凝らす人。

写真がきれいに撮れる位置を教えてくれる人。

「歩いて疲れているでしょうから」と、まず椅子で休ませてくれる人。

本当に個性豊かで、感心したり笑ったりしながら、評価表に記入しました。

(同時に、人を評価することの難しさも実感^^;)

 

皆さん、普段は仕事をしながら、すべての講習をクリアし、今日を迎えたことを思うと、本当にすごいことだと思います。

 

お疲れ様でした!

(まだ筆記試験が残っていますが…💦)

 

そして誰よりも、これだけの中身の濃いガイド養成講座を実施した事務局のみなさん、本当にお疲れ様でした!!

 

(かな)