知識があることで楽しみも広がる

今日は、少し普段とは違うリクエストのお客様と、島の外周を回って来ました。


三原山やミュージアム、椿園はご自身で歩かれるとのことで、「車で先導し、地層大切断面や砂の浜、波浮港周辺を案内してほしい」というご希望。(皆さんはレンタカーでついてこられるスタイルです)


最初に訪れた地層大切断面では、「これが見たかったの!」と大歓声。

「やっぱり写真と実物は全然違う!」と、とても喜んでいただき、「少し歩いてみましょうか?」と歩き出したら止まらなくなり(笑)

途中で一番近づける場所で写真を撮りつつ、結局、端から端まで往復しました。

途中では、イソヒヨドリのメスが目の前に現れ、みなさんの注目を集める場面も。

(目の前を車が通っても飛びませんでした)

足元にあるスミレの葉の特徴にも注目されていました。

イメージされていたアツバスミレよりも若干葉が薄かったようです。

 

砂の浜では景観を楽しみながら、

石や砂粒をじっくり観察。

ハマダイコンの花も見つけ、

「根が大根の味がする」ことまで、ご存じだったので驚きました。


波浮港では、いつもの展望台で写真を撮り忘れてしまいましたが、「逆側からの景色もいいですよ」と言っていただき、この場所から写真を撮りました。

さらに“港のもとになった火口湖”ができたときに積もった地層や、飛んできた石の様子も観察。

そして、ここではシチトウスミレにも注目。

茎の付け根につく小さな葉(托葉)の切れ込みが深いことをお話しすると、

みなさん、その部分を観察されていました。


水とマグマが出会って起こる爆発的な噴火でできた景色にも足を運び、

海岸植物も含めて観察。

時間いっぱいまで滞在しました。

 

本当はもっとご一緒したい気持ちでしたが、残念ながら、ここでお別れ。
この後は、レンタカーで裏砂漠へ向かわれるとのことでした。


皆さんは、愛知県のNPOが運営されている東海シニア自然大学に所属し、フィールドに出て自然の生態系や地学も学び、その仲間と一緒に旅をされているそうです。


知識があることで、自然の見え方がぐっと深くなり、楽しみも広がる…。そんなことを改めて感じた一日でした。


皆さま、楽しい時間をありがとうございました!

 

(かな)