3月30日、森林インストラクターの先輩、小町友則さん(どんぐり研究会主催)が大島に来島。ガイドをリクエストしてくれました。
小町さんは武蔵野自然塾に所属し、井の頭公園など武蔵野エリアで森林や自然体験の講座を行いながら、各地でどんぐりの勉強会も開かれている方です。
今回の主な目的は、野生のオオシマザクラと常緑広葉樹の観察。桜の開花に合わせてなんと2度も日程を変更し、3月30日、無事に飛行機が到着しました!(前日に開花が始まった絶妙なタイミングでした)
最初に訪れたのは愛宕山。約3000年前に噴火した古い火山で、神社があるため木々が伐採を免れ、大島らしい巨木の森が残っています。
私自身も久しぶりにゆっくり歩く場所でした。
ウラシマソウが咲いていて撮影。

島ではよく見かけますが、「気味が悪い」と嫌がられることも多い植物です😅
歩みを進めると、足元に見慣れない花が。

しばらく思い出せずに悩みましたが、「青」という言葉だけ思い出し、ようやくアオモジという名前が出てきました(笑)
小町さんが撮影された写真を見せてもらいました。

「アオモジはこんなに葉が丸くない」とのこと。(地域差なのか別の植物なのか不明)
小町さんは若葉ひとつひとつを丁寧に観察されます。

これは「イヌビワの若葉だろう」とのこと。
標高120メートルほどの山頂付近では、ナツトウダイが群生していました。

これもしばらく名前が出てきませんでした😅
三原山周辺では見かけない植物で、火山の影響が強い場所は、あまり得意ではないのかもしれません。
大きなシロダモの葉も発見。

でか〜!😳
帰りは車道沿いの土手を観察。

リクエストのシチトウスミレもたくさん咲いていて、「何気ない民家近くの環境も面白い」と意見が一致しました。

ミツバアケビの蔓がバネのように巻き、その先に若葉が出ている様子も観察。

「なぜこうなるのか?」と思っていると、すぐ近くで、その理由が見つかり納得しました(笑)

久しぶりに、ガガイモの実が割れて種が顔を出しそうな姿にも出会えました。

❤️
その後は、山の斜面にオオシマザクラが点在する風景を眺め

裏砂漠に向かいました。
再生の一本道を往復し、荒れ地でたくましく生きるオオシマザクラを見ていただきました。

ここでは、これまで曖昧だった「オオシマザクラの特徴」についても教えていただきました。

白く大きな花が葉と同時に開くことだけでなく、上の写真の特徴が決めてらしいです(詳しく知りたい方はメールで、ご連絡ください)。
桜株にも立ち寄り、その力強い姿を観察。

最後は海岸へ向かい、ツアーを終えました。
オオシマハイネズをショールのように体に巻く体験もしていただきました〜😆

小町さんは植物だけでなく、さまざまな生きものに精通されていますが、単なる知識にとどまらず、「どう生きているのか」「なぜ、ここにいるのか」を見ようとされている姿が印象的でした。
共感できることが多く、とても楽しい時間を過ごしました。
活火山の島にお訪ねいただき、本当にありがとうございました!
(かな)