かなり時が経ってしまいましたが、4月5日(日)にジオパーク研究会の泉津地区巡りに参加しました。
ジオパーク研究会は、島のさまざまな場所で毎月地道にフィールドワークを行ってくれています。週末開催が多く、仕事の都合でなかなか参加できないのですが、今回は久しぶりに参加することができました!
伊豆大島は、かつて6つの集落に分かれて暮らしており、一周道路で車でつながった今でも、それぞれの地形や自然条件によって暮らしぶりや雰囲気が少しずつ違います。
泉津地区は、その名の通り水に恵まれた場所です。
当日は、なんと24名が集合。

案内役はこの地区出身のジオパーク研究会事務局、田附さん。(資料まで用意してくれていました!)
「泉津地区は、数十万年前に活動していた古い火山の谷から流れてきた溶岩の上にできている」との説明を聞きながら、みんなで全体の地形を観察。

波で削られた崖があったがゆえに、人の手の届く場所に地下水が流れ出る場所があり、昔から水が豊富な地域だったとのこと。

(みんなで水源を観察に行っていました)
現在は個人宅の場所から、見事なオオシマザクラが見えることも教えていただきました。
素敵〜❣️

地元の方でなければ決してわからない、隠れた桜の名所ですね!
溶岩の崖にある縄文時代の遺跡を見学したり、

石垣を積んだ昔ながらの街並みも巡ったりしました。

石垣の隙間には、三原山周辺や裏砂漠とはまた違った風情のイタドリが生え

生きものの多様な姿が、興味深かったです。

この地域には神社が2つあり、それぞれ由来も異なります。
役行者ゆかりとされる神社や、

伊豆諸島をつくった神様の次男を祀る神社など、土地に根付いた信仰の話も興味深いものでした。

さらに、お寺の墓地の中には、

この地域のために尽くした若者たちの墓と伝えられるの墓石もあり、

地元ならではの歴史を知ることができました。
今では人気スポットとなった泉津の切り通しも、昔はどのような場所だったのか、なぜこの道が造られたのかを説明していただき、皆さん熱心に聞いていました。

そして、この日に参加されていた方の「これ、何ですか?」という質問がきっかけで、あの赤いキノコ(カンゾウタケ)調査につながったのでした。

ジオパークは壮大な景色だけでなく、人の暮らしや生きものたちが大地とつながる物語を楽しめることが魅力だと、しみじみ思います。
地元の人たちが地域を楽しみ、学び、誰でも気軽に参加できる活動…ジオパークの基本だし、大事だなぁ〜と、あらためて思いました❤️
田附さん、参加されていた皆さま、お疲れさまでした。
楽しい時間を、ありがとうございました!
(かな)