国際島嶼生物学会のエクスカージョン下見(三原山)

今年の10月〜11月に熱海で開かれるIsland Biology 2026 Conference」(国際島嶼生物学会)のエクスカージョンで、8人のガイドによって案内することになり、打ち合わせや資料作りが始まっています。

 

コースは三原山、裏砂漠、外周(森と海岸)に分かれ、それぞれの場所で生きものを観察する予定です。その中で植物については、事前に見られる種類のリスト(英語)を作成することになりました。

 

三原山は下見予定日が悪天候だったため、まずは室内でガイド内容を打ち合わせ。植物リスト作成のため、私は4月25日に現地を歩いてきました。

普段のツアーでは、お客様の興味に合わせて観察対象が変わるため、すべての植物を見るわけではありません。でもこの日は見られる植物を端から記録し、足元にある1cmほどの小さな「スズメノヤリ」までしっかり観察しました。

花が咲いているものだけでなく、ツヤのある果実を実らせているものもいて、その美しさに驚かされました。

地味すぎて誰にも注目されないけれど、しっかり生きているスズメノヤリにシビレました〜😍

 

オオモミジは一斉に若葉を広げ、

オオシマツツジも咲き始めていました。

 

葉脈だけになったマユミらしき木に気づき、「ん?」と思って近づいたら…

ミノウスバの幼虫が葉を食べ尽くしていたのでした!

なんという食欲!!😳

 

近くには「ツルウメモドキかな?」と思われる丸い葉と、オオバヤシャブシのギザギザの葉が並んでいて

「それぞれの個性が際立っていて面白いなぁ」と思いました😌

 

赤みの強いサルトリイバラや、

メシベがが目立つ雌花など、同じ種類でも姿はさまざま。

元気いっぱいに育つキク科植物の若葉も印象的でした。

(オオアレチノギクでしょうか?)

 

そしてちょっと感動したのが、ハチジョウイヌツゲの若葉たち。

なんだかとても初々しくて美しかったので、三原山と一緒に記念撮影❣️

生きてるぞ〜!って感じですよね?

 

最後に、本土のものより色が黒いと言われるコニワハンミョウにも遭遇。

11月のツアーの日にも、巣穴から出てきておくれ〜(笑)

 

この日、私が確認できただけでも植物は40種類以上。

英語を覚えること、生き物の質問にしっかり答えられるようになること、そして参加される皆さまに安全で楽しい時間を過ごしていただくこと…。課題はたくさんありますが、ガイドみんなで、力を合わせて頑張ります💪

 

(かな)

※確認できた植物、アシタバ、アズマイバラ、アツバスミレ?、イガアザミ、ウツギ、ウメノキゴケ、オオシマカンスゲ、オオシマツツジ、オオバヤシャブシ、オオモミジ、ガクアジサイ、クロマツ、コケリンドウ、サクユリ、シチトウスミレ、シロダモ、スギナ、スズメノヤリ、ツルマサキ、テリハノブドウ、トウゲシバ、トゲナシサルトリイバラ、ニオイウツギ、ニョイスミレ、ノコンギク、ハチジョウアキノキリンソウ、ハチジョウイヌツゲ、ハチジョウイボタ、ハチジョウキブシ、ハチジョウススキ、ヒカゲノカズラ、ヒメハギ、フデリンドウ、ミズキ、メダケ、モミジイチゴ、ヤブツバキ、ラセイタソウ、ヒメジョウゴゴケ、シモフリゴケ、ウマスギゴケ、ヤマトフデゴケ、アスカイノデ(ベニシダ?)

 

※確認できなかったが秋には必ず現れる植物
ナンバンギセル、キンミズヒキ、ミズヒキ