昨日は、伊豆大島ジオパークのスタートの頃から大変お世話になっている矢島道子先生が、お仲間を誘って来島。「三原山ツアー」のガイドをリクエストしてくださいました。
「皆さんに火口を見せたいの」とおっしゃっていた矢島先生。
当日は、まさにその思いに応えるような最高のお天気でした。
山は快晴、風も穏やかで、暑すぎず寒くもなく、歩くにはこれ以上ないほどのコンディション。

遊歩道を歩きながら、矢島先生も「今まで来た中でも最高のお天気だわ」とおっしゃっていて、私もまったく同感でした。

年々、濃くなる山の緑。
そして年々増えているように感じるオオシマツツジ。

75年前の溶岩流の上にも、昨年より花が増えているように見えました。
溶岩観察までは全員でまとまって歩き、その後のんびり歩けるところまで行くチームと、火口一周を目指すチームに分かれました。(のんびり歩くチームは、お友達繋がりで参加されていたジオガイド仲間の田附さんが同行してくれました)
私がご一緒した火口一周チームは9名。
溶岩流に埋もれずに残った神社にお参りし、

溶岩トンネルや、最近マイブームの大きな火山弾にも立ち寄って、観察しながら進みました。

見どころに足を止めていたら、後半は時間が押してしまい、火口展望台以降はなかなかのハイペースで下山することに(汗)

空と海の境目に雲が浮かんでいて、本当はこの景色の中にあるはずの房総半島を見ていただけなかったのは残念でしたが、ブルーのグラデーションは、とても綺麗でした。
みなさんお疲れになったと思いますが、無事に火口一周コンプリート!

2チームに分かれたおかげで、火口西展望所に向かったチームと火口を一緒に写すこともでき
火口の大きさがよく伝わる写真が撮れました!
夕方は、ジオノスで矢島先生の1時間の講演会。

お話を伺いながら、伊豆大島がジオパークになりたての頃を思い返していました。
山頂のジオパーク展示に「ここに人を置いた方がいい」と提案してくださり、週末だけでもガイドが常駐するようになってから、もう15年近くになるでしょうか。
矢島先生のその言葉がきっかけで始まった活動が、時を経ても、なおしっかり続いていることを改めて思い、とても感慨深い気持ちになりました。
今回、伊豆大島をお訪ねくださった皆様は、文学者・国木田独歩が終焉の地として過ごした茅ヶ崎で、地域の歴史文化の記録と保存を行っている「湘南を記録する会」の皆様とのこと。
理科の先生や火山灰の研究者の方、全国の盆踊りを研究されている方など個性豊かな皆様から、さまざまなお話を伺うことができ、とても楽しい時間となりました。
皆様、伊豆大島へお越しいただき、本当にありがとうございました!
(かな)