心の断捨離を

6月24日、新潟県からいらした85歳の男性と、三原山のお鉢を一周してきました。

 

この日の山は曇り空でしたが、その分歩きやすい気候。


お客様は、昔は高い山にもよく登られていたそうですが、今はお仕事を整理しながら、時間を大切にして各地の山や旅を楽しまれているとのことでした。

 

道中ではアジサイが見頃を迎えており、野生のアジサイを眺めながらゆっくり歩きました。

写真の株は、お客様が「きれいだなぁ」と足を止めて見入っていたものです。


私は、装飾花に乗っていたハナグモに心惹かれましたけれど(笑)。

 

登っていく途中で、雲に隠れていた富士山が姿を見せてくれました。


「見えているうちに撮らないとね」というお客様の言葉に、「本当にその通りだな」と思いました。

(この後、ほんとうに雲に隠れました😅)

 

山頂付近では、キョンに食べられて数を減らしているシマヤマブキショウマが花を咲かせていました。

以前に比べると本当に見かける機会が少なくなりましたが、ここは足場が悪く、キョンも近づきにくい場所なのかもしれません。

今年も無事に花を咲かせてくれたことがうれしく、思わず足を止めて眺めてしまいました。

 

火口周辺では、頭上をアマツバメが飛んでいました。

曇り空ではありましたが、風もほどよく、餌となる虫が飛び始めたのでしょうか?

遠くには利島や新島、そして海が広がっています。

雄大な景色の中を高速で飛び回るアマツバメの姿は本当に格好良く、つい見とれてしまいました。

鎌のような翼のシルエットも、何とも魅力的です。

 

火口を一周しながら、防災無線のスピーカーを見たお客様が、「これでカラオケを歌ったら楽しそうだなぁ」とひと言。


目から鱗の発想でしたが、確かに山頂に歌声が響いたら気持ちよさそうです(笑)。

 

マンツーマンのツアーでは、自然の話だけでなく、お仕事や人生についてのお話になることも少なくありません。
この日は、お客様が以前薬剤師として働かれていたということで、なぜか私の薬の相談に乗っていただくことになり、途中から医療相談を受けているような気分に(笑)。

自然の中を歩きながら交わした会話の数々は、私にとってもとても大切な時間になりました。

特に、後日いただいたメールにあった「心の断捨離をするといいのでは?」というひとことは、今も心に残っています。

 

最後にお客様から送っていただいた写真を貼っておきます。

お客様との出会いに力をいただく日々に感謝です。

ありがとうございました!!

 

(かな)