今日、野田浜へ植物を調べに行ってきました。
秋の国際島嶼生物学会のエクスカーションに向けて、事前に植物リストを作成する必要があり、前回も調べてリスト化したのですが、何となく見落としがある気がして、改めて確認してきました。
ハマヒルガオのタネの様子を見ることも、目的の一つでした。
5月には砂浜を広く覆うハマヒルガオ。こちらは2年前の写真ですが、砂浜一面にピンク色の花が咲く美しい景色を見ることができていました。

今年は、花の時期に少し遅れてしまいましたが、5月22日にはタネができ始めているのを確認していました。

上の写真の続きを、頭の中に思い描きつつ海岸に降りたら…、ビックリ!
ハマヒルガオの姿はなく、砂浜の半分ほどをハマゴウが覆い尽くしていました!

大きな群落から少し離れた場所にも、“島”のように点々と広がっています。

「どうやって増えているのだろう?」と思って近づいてみると、砂の中に茎が伸びて、新しい芽を次々と出しているようでした。

中には、すでに花を咲かせている株もありました。

過去ブログ調べてみたら、毎年この時期はハマゴウが勢いよく伸びていて、毎年驚いていることがわかりました😅。いったいいつの間に景色が変わるのでしょう??(なんだか手品を見ている気分😆)
そのほかにも、「もう花の時期は終わった」と思っていた花が咲いていました。
ハマツメクサ(たぶん)の2ミリほどの小さな花。


ソナレムグラの、同じく2ミリほどの花。


遠くから見ると米粒のようにしか見えませんが、近づいて見ると、まったく違う姿をしています。
食べるとおいしいツルナも、黄色い花を咲かせていました。


こちらは5ミリほどあるので、ずいぶん大きく見えます。(🐜目線…笑)
前回の調査では気づかなかった植物も見つかりました。
特にきれいだと思ったのは、ブドウの仲間であるシチトウエビヅルの若葉です。

葉の裏を返すと白い毛が生えていて、特徴をしっかり確認できました。

また、荒地に強いアカメガシワも伸びていました。

アカメガシワは10mぐらいの高さまで成長する木ですが、塩風が吹きつけて、ときには波しぶきまでかかるこの海岸で、どこまで生きていけるのでしょうか?
噴火の後にいち早く進出するイタドリも、山で見るものとはずいぶん雰囲気が違い、葉がツヤツヤで小さい!!
…と思ったら、イタドリではなく同じタデ科のツルソバだったようです😅
一見すると何も生えていないように見える溶岩の上にも、よく見ると凹みを利用して生きている植物たちがたくさんいます。

どんな場所にも入り込み、わずかなチャンスを見つけて生きようとする植物たち。
今日も「すごいなぁ」といました。
(かな)