洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク訪問(2025年)2日目

2日目の午前中は、三松正夫記念館訪問。

三松正夫さんは、昭和19年〜20年の第二次世界大戦のさなか、噴火で麦畑が盛り上がり、山ができていく様子を観察・記録し続けた方。当時郵便局長だった正夫さんは、畑が火山になってしまった人たちのために、私財を投げ打って土地を買取り、新たに誕生した火山(昭和新山)を守り抜いた方として有名です。

その正夫さんに関することや、昭和新山の資料を集め、記念館を作ったのが三松三郎さん
今の昭和新山の持ち主で、資料館の館長を務められていて、その火山への向き合い方に全国にファンがたくさんいます。(今回一緒に旅したメンバーが、秋田県・ゆざわと、長崎県島原半島と、東京都・伊豆大島からというのも、全国にファンがいる証拠かも!😌)

午前中は記念館で、館長&昭和新山持ち主の三松三郎さんを囲んで、車座に椅子を並べておしゃべり💕

正夫さんのお孫さん(三郎さんの息子さん)の三松靖志さんが、有珠山噴火の時の大きな写真を用意してくださり、まるで紙芝居のようでした!
美味しい苺の差し入れと和やかな会話に、めちゃくちゃ癒される贅沢な時間を過ごしました。(場を作ってくださった方々に感謝。写真中央は森近恭子さんです)

色々、お話しを聞いてから外に出て…、これまたジオパーク関係者の間では超有名な(?)、三松靖志さんによるおじいさんの顔マネ🤣

本当にそっくりで、何度見ても笑わずにはいられません!🤣

ゆざわジオパークの吉野さんは、55年前に修学旅行で、山を背景に写真を撮った記憶があるとのことで、(たぶん)同じ場所と思われるところで記念写真!

みんなに「昔の写真と比べてみて」と言われていました。(前より緑が増えたので)

昭和新山の園地の中には、その三松正夫さんの銅像が立っていますが、刻まれた文字は名前ではなく「麦圃生山(ばくほせいざん)」。

もしご本人が生きていれば、自分の名前よりも麦畑から山が生まれたということを伝えたいはず…、ということで、この文字が刻まれているのだそうです。
この正夫さんのスピリッツは、今の洞爺湖有珠山ジオパークの核となって、地域をまとめているように感じます。

昼食後はロープウェーに乗って有珠山の上へ。

9年前に来た時はなかった場所までウッドデッキが拡張され、デッキの上に椅子やテーブルが置かれて、気持ちの良い空間ができていました!

以前、尋ねた時、「ここにカフェがあって、お茶が飲めたら快適だろうな」と思ってたことが、現実になっていたので感動しました❣️

この日のガイドは、ジオガイドになったばかりという児島さん
釣りガイドとして長く活動されてきたとのことで、笑顔でわかりやすく案内をしてくれました。

20mぐらいの高さになったドロノキの前で立ち止まり、「津波はこの木の高さを超えてくることもあるんだよ」と、子ども達に話しているとのこと。

「見た目ワイルド・中身はマイルドを活かしつつ、頑張りたいと思います🎵」とおっしゃっていたので、今後のご活躍が楽しみです!

展望台はさらに進化し、新たな2つ目の展望台もできていました。
360度のパノラマビューを誇るその場所の名は…「USU360」

なんか、かっこいいですねぇ〜💕

少し遠くに見える昭和新山

目の前に見える大有珠と呼ばれる山(溶岩ドーム)など、雄大な景色を楽しめました。


火口原の風景は、以前より緑が増えた気がして、

2016年3月の写真と比べてみました。

季節が違うから、はっきりわからないけれど、かなり緑が増えましたよね?
この場所は、1977年の噴火前には牧場があったそうで、9年前にガイドをしてくれた池田さんが、その頃を想像して描いた絵を見せてくれて印象に残っていたのですが…

もしかしたら未来はまた、この絵のようになるのかもしれませんね。(常に変わり続ける風景に親しみを感じます)

ここで、ガイドの児島さんは用事があるとのことで、ベテランの荒町さんに引き継ぎ。
荒町さんも絵が得意で、ラジオ番組を持っていて語りが素敵!

ご自身が描いた絵を使って、場所の説明をしてくれました。
(景色よりも手書き資料に食いつく我々…これってガイドの性?😅)

この後、洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパークの事務局に行き、事務局の加賀谷にれさんに同じ建物内にあるジオパークの展示を案内してもらいました。

最初は、さまざまなジオパークの石や、コロナ流行中に地元高校生の皆さんが作ったという立体模型などをみていたのですが…

途中で椅子のあるスペースを見つけて話しこんだら、あっという間に1時間経過(笑)
でもゆっくりリアルでお話しできる機会はとても貴重なので、みんな大満足でした💕

最後に事務局の金田さんに、壮瞥公園の洞爺湖展望台に連れて行ってもらいました。

名物の梅は花が散っていましたが、赤いガクが太陽の光で透けて、ガラス細工のようでした。

2日目も、とても楽しい一日でした。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました!!

報告は明後日(3日目と色々)に続きます。

(かな)