昼前から雨の予報が出ていたので、雨具をお貸しして森から裏砂漠へ。
歩きはじめの道では、両脇のモミジやカエデの葉が黄色く色づいていました。

一昨日歩いた時に比べて、一気に黄色くなったような気がします。
雨はまだ降っていないし視界も十分。

森を抜け、草地を抜け、ゴツゴツ溶岩の上に差しかかった時は、まだ裏砂漠も三原山も見えていました。しかし、後ろを振り向いたら…
あらら…

霧がどんどん外輪山の姿を隠し始めました。
「急がないと裏砂漠の広大な景色を見てもらえないかも…」
迫ってくる霧と競争です。
溶岩の造形を楽しむのは帰りにすることにして、先を急ぎました。
あ~…

三原山が消えていきます!
裏砂漠についた時には、遠くの景色が霧に霞んでこんな風景に…

でも、これはこれで素敵だと思います。
まるで墨絵みたいで…。
地面に寝転んで、霧に包まれてみました。黒と白だけの世界に私たちだけ…という雰囲気が、なんとも幻想的で面白かったです。
霧の中、ちょっと寄り道をして、この植物に会いに行きました。

明るいピンク色の実をつけたマユミ。
シブい風景の中だからこそ、一層華やかに感じました。

帰り道は、少しゆっくり溶岩鑑賞。

霧が溶岩の黒に濃淡を作り、奥行きのある風景を楽しめます。
行きに雄大な景色、帰りに幻想的な景色を楽しめるなんて、なんだか得をした気分です。
お客様が「あれ、ひとこぶラクダに見える!」と言って、教えてくれたのがこの風景。

右側にラクダが1頭、みつかるでしょうか?
お客様は、ゴツゴツ溶岩の風景全体を「蟻塚みたい。」とも表現されていました。
蟻塚かぁ…そう言われてみれば…

そうかも!
ちょっとした発想の転換で、今まで見えなかったものが見えて来るのが面白いです。
ところで今日も最後に樹海を歩きましたが、所々で葉が色づいていました。

森がいつもより明るくて、それだけでも楽しい気分になります。
緑からいきなり赤くなっている葉もあれば…

あれこれ入り交じっているものも…

全体が黄色やオレンジのものもあります。

ここ数年暖かくて、あまり鮮やかな赤が見られないモミジやカエデの紅葉ですが…
それでもやはり、こんな景色を見ると嬉しくなります。

青空も良いけれど、この景色も渋い!
紅葉は、夜気温が下がり、晴れて太陽が当たっている時に鮮やかになるとか…
明後日あたりの晴れた日は、どうなのでしょうか?
なんとか時間を見つけて、見に行きたいと画策中です。
(カナ)