昨日の夜で、私が担当している「インタープリテーション」の2回目の座学講習が終わりました。
ジオガイドになるには、21講座に及ぶ知識系講座の中の「必須講座」(pdf資料)を全て受講し

座学2回、フィールド2回の「インタープリテーション講座」(pdf資料)に全て参加して

ペーパー試験90点以上、さらに実技試験をクリアした人がガイド認定される…、という超ハードな条件をクリアしなければなりません。
昨日は、この講習に果敢に挑む20名弱の皆さんと、濃〜い時間を過ごしました。
1週間前の1回目は、こんな内容で

インタープリテーションやTOREについて話したあと、私が作ったプレゼンを、TOREを念頭において見てもらい、感想を聞きました。
(TOREは、インタープリテーションに大切な、「メッセージ」「構成」「関連」「楽しい」の英語の頭文字)

そして2回目の昨日は、各自が「自分の好きなもの、大切なもの」を4分間で発表し、聞き手がTOREに沿って2分で感想を書いて本人に渡し、それについての感想を述べ合うグループワークを実施しました。

グループワークは、2チームに分かれて行いました。

その中で、一番良かったプレゼンを投票で選び、全体の中で発表してもらいました。

皆さん、それぞれ個性と情熱があって、とても素敵なプレゼンでした。
「削るのが難しい!」という声もあがっていましたが(その気持ち、よくわかります!)、「好きなものなので、情熱を持って語っておられて引き込まれた」、「実物や手書きの絵などのアイテムがm注意を引く」、「声や音、楽しそうな話し方なども大切」、「共感できることがあると、頭に入ってくる」など、素敵な意見がたくさん出ていました。
特に「ストーリーがあると頭に入りやすく、ストーリーが大切なのだと思った。大島は、ストーリーに溢れていると思った」という意見には、大いに共感しました💕
そしてなんと、さらに昨日はゴージャスなことに、私にTOREを教えてくれた金沢大学の山田さんが、ツアーに参加しにきてくれていて、夜にガイド講習を見学。終了後にアドバイスをいただきました。
「メッセージは頭の中に置くだけでなく、必ず一文で紙に書き出す方が良い」というアドバイスは今後、講習生の皆さんと共有したいと思います。
日中は山田さんと、火口や

裏砂漠や

森を歩きながら

「今後のガイド活動に、TOTEを役立てていく方法」について話し合いました。
火山が作った風景の中を歩きながら、TOREについて語り合ったのは、ブラタモリのディレクターの方との下見ツアー以来2回目です❣️(ブラタモリのディレクターさんは「TOREは(自分が)番組作りで大切にしていることと全く同じだ」とおっしゃっていました〜)
ということで、ツアーも講習も、とってもTOREな1日でした💕
(かな)