「ジオノス」レポート・その1

7月1日にオープンした「ジオノス」で、先日、ガイド向けの勉強会があったので行ってきました。

一言で感想をまとめると、楽しく学べる大充実の内容でした!


無料で入れるスペースと有料スペースがあり、有料スペースは「火山」「生き物」「人の暮らし」など、テーマごとに展示が分かれていて、一日かけても見切れないほどのボリューム!
でも、わかりやすく「へー!」がいっぱいで、全然飽きませんでした❣️

 

今回はまず、「無料スペース」の展示について、まとめてみます。

 

入り口を入るとド〜ンとあるのは、伊豆大島の航空写真!

「私のうち、ここかな?」と、自分の家や馴染みの場所を探して、ガイド仲間と盛り上がりました。

 

全国のジオパーク紹介コーナー(入口左手)
入り口に向かって左手には、日本各地のジオパークを紹介するコーナーがあり、自分の興味のあるエリアを選んで、各ジオパークの特徴を知ることができます。

面白かったのは、「今のあなたへのおすすめジオパークは?」という表示。

2択の質問に答えていくと、オススメのジオパークを教えてくれます。

私たちガイド一同、「なんとか伊豆大島を出したい!」と粘って質問に答えたのですが…2回とも出てきたのは 伊豆半島ジオパーク!(笑)

「なぜ〜!? 」と、大盛り上がりでした(笑笑)

 

最新の防災情報も見られる(入口右手)
右手側には、最新の防災情報を表示するデジタルサイネージが。

地震情報や火山監視カメラの映像、気象データなども選んで見ることができます。
「今、島で何が起きているのか」がすぐにわかるようになっていて、ガイドとしてもとても参考になります。

 

子どもも大人も遊べる部屋「ジオノスラボ」
お子さん連れにうれしいのが、イベントがない時は子ども達が遊びに使える「ジオノスラボ」(イベント目的は有料)


ジグソーパズル、ぬりえ、かるたなどが用意されていて、自由に遊ぶことができるそう。

特に「かるた」が楽しくて、ここだけで一日中楽しめそうです!!

ただ、この部屋、飲食は禁止で、飲食できるのは廊下にある赤い椅子エリアのみだそうです。



学びの部屋と展示コーナー

2つある小部屋のうちの一つは、赤色立体地図の立体模型があって、ここで地形による災害リスクの話を含め、いろいろな話ができそうです。


もうひとつの小部屋は柔らかいマットが敷いてあり、小さなお子さんが安全に遊べそう。

壁には伊豆大島の小中学校での研究発表のまとめや、子どもたちの美術作品が展示されていて、ほっこりしました。

廊下の向かい側には「アカデミックコーナー」。

大島町が行っている学術研究事業補助金を活用しての研究のまとめを、ここで見ていくことができるようです!

 

企画展も素敵!
今後は、「ジオノスギャラリー」で企画展を行っていくようです。

初回の展示は、なんと役場の倉庫に眠っていた 昔のポスター たち!

20年以上前では?と思えるような風景や、島の方々の若い頃の姿など懐かしさ満載!

キャッチコピーも素敵でした!

 

ここまで紹介したのは、すべて無料で入れる展示スペース!
ゆっくり見たら、ここだけで数時間、楽しめそうです!

 

有料ゾーンも含めると丸1日でもいられそうな量の展示があるので、これからも何度か通って、ツアーに参加された方に「どこを重点的に見れば良いか」を、案内できるようになりたいと思います。

 

有料ゾーンの展示についても、これから少しずつ紹介していきますので、どうぞ気長にお待ちください〜(いつになるかな?😅)

 

(かな)