ツアーで大島を歩いていると、そのことを肌で感じることができます。
秋を感じるのは、ススキの穂が伸び始めたからでしょうか?
昨日のツアーの時のススキの風景です。

ツヤツヤしていて、綺麗ですね!(^^)!
雄しべや雌しべを垂らしている、気の早いススキも見つけました。
もう受粉の準備?

仲間はまだ全然準備ができていないみたいですけど(^_^;)
一方、晩夏~初秋が花盛りのハチジョウイタドリは、まだまだ見事な花を咲かせています。
黒い溶岩の上に一番最初に芽を出すたくましいハチジョウイタドリがカルデラの中一面に咲き誇る様子は、火山の島“大島”を代表する景色のような気がして、見るたびに惚れ惚れします(^O^)
ハチジョウイタドリの花の姿は本当に様々です。
こちらは裏砂漠で、小さいけれども妙に存在感を感じたイタドリの花。

広大な風景を見下ろすように、小さな赤い花が咲いていました。
昨日は、まるで木のようなハチジョウイタドリも見かけて、ものすご~くビックリしました!

コレって…周りの木より高いのですけど…(^_^;)
草丈2.5mぐらいありそうです!
何だかオオムラサキシキブの花みたいすよね!

(大島のオオムラサキシキブをイメージしづらい方は昨年11月の下記ブログをご覧ください。似てませんか?)
http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/d/20101104
トノサマバッタの多さも、最近のツアーの特徴でしょうか?
歩いていると目の前をバタバタ飛び立ちます。
「もしや道の上で産卵しているのでは?よ~し、飛ぶ前に見つけて観察しよう!」
心の中でそんな計画を立て、注意して観察したらすぐに見つかりました。

みんなで近寄っても全然動きません。
困ったような顔(?)で、踏ん張るトノサマバッタ。

産卵管を確認しようとしましたが、ちょうど溶岩の粒の陰になっていて見えませんでした(^_^;)
他の地域では初夏と晩秋に産卵するというトノサマバッタ。
大島のカルデラで彼らの姿が目立つのは、昨年も今の時期、晩夏~初秋の1回きりでした。
黒い溶岩の温度とトノサマバッタの産卵時期は、何か関係があるのでしょうか?
そして昨日は、ヤマボウシの実が赤くおいしそうに色づいていました。
この実、とても甘いんですよね。

きっと鳥たちも喜んでいるでしょう~(^^)v
夏から秋へ向かう季節を楽しんだ昨日のツアー。
今日のブログに報告したように「おお!」と思う風景にもたくさん出会いましたが、またまた「スバラシイ!」って思うようなお客様のリアクションにも出会いました。
ゴジラの溶岩の前で…戦いのポーズ!

決まってますよね~!(^O^)
(カナ)