10月17日、とある建設コンサルタント会社のトレッキング部の皆さんと、火口と裏砂漠を歩いてきました。
この日は暑すぎず寒すぎず、空には雲ひとつない快晴! 絶好のトレッキング日和!

会長さんはなんと、日本百名山を60代で制覇された方!
今では、毎年、日本中の「島」をみんなで歩かれているそうです。
工事の現場は日本全国で、伊豆大島の公共事業にも関わられたことがあるとのこと!
歩きながら、「オオバヤシャブシの種子は道路の壁面の吹き付けに使う」と教えてもらったり、

「上を石で覆っていない避難壕は、温度や湿度の変化でコンクリートの劣化が早まる」、「でも、これはプレキャスト(工場であらかじめ製造したコンクリート部材を建設現場で組み立てる工法)で作っているので、強度がある」など、道中はまるで現場講習😀

思わずメモを取ってしまいました😆
山歩きが日課のみなさんは、対岸に見える山々をアプリで「あれが〇〇山」「こっちは×△岳」とチェック!

自分の足で登った山を見つけられると、嬉しいですよね。
「眺めのいい場所でお昼にしよう」と登ってきたのですが、思ったより風が強く、山頂は避けて、少し下でランチに。

でもそのおかげで、富士山を背景に…

カッコイイ写真が、撮れました!
道の両側にはススキがキラキラと輝き、秋の陽ざしにまぶしいほど。

見惚れて歩いていたら、ビューッ!と強風が…😅
途中で「火口一周コース」はやめ、「火口西展望所」へと、ルート変更しました。
西展望所でも、風速は15.5メートル!

「現場では風速10メートルを超えると、作業中止になることもあるんですよ」と教えてもらい、なるほど〜と納得しました。
裏砂漠へ降る分岐点では、「噴気の近くまで行きたい!」という声が多く上がり、再び坂を登って噴気を見学に…

活火山を体感されていました。

下山すると、ススキの穂が黄金色に光り、まさに「秋のキラキラシーズン到来」という感じでした!

天気が続かなかったこの秋、私にとっても今年初のキラキラ💕

(たぶん一番感動していたのは私です)
キラキラの中には、まだ頑張っていたナンバンギセル(晩夏の花)

明日葉の花、

ノコンギクなど、どれも可憐に咲いていました。

太陽が傾いて花は閉じ気味でしたが、センブリもきっと今が旬。

裏砂漠も風は少し強めでしたが、青空が広がり気持ちのいい景色でした。

「休憩よりも早めに宿に戻ってゆっくりしよう」ということになり、たまたま出会った青年に集合写真を撮ってもらって、下山しました😀

緑化に関わる仕事をされている方もいて、サクユリ保護の話題になった時には、「ヤマユリ(の種子)を水を含ませたバーミキュライトに入れて土に埋めておくと、翌年100%発芽するんですよ」と教えてくれました。
様々なスペシャリストの方々と、お話をしながら歩き、楽しい時間を過ごしました。
(感謝)
(かな)