
常春(とこはる)と言われる大島ですが、
さすがに、このところの寒さで、里のモミジも紅葉し、
美しい彩りを見せています。
イチョウも黄金色の葉を散らして、
地面を落ち葉の敷物で輝かせます。
落ち葉や枯れ枝が、やっかい者にされ、
ゴミ袋に入れられて収集車で運ばれ(燃やされ)るようなことのない、
社会や生活を送りたいものです。
落ち葉は堆肥や農地のマルチに。枯れ枝はチップや焚きつけに。
皆さん、もう、年末のお掃除はお済みでしょうか?
春、フランスのアルルに行った時に見かけた「そうじ用具」です↑。どこにでもある掃除道具なのでしょう。
どこが、どう良いのか、説明をするのは難しいのですが、
色といい、形といい、何かセンスが良いように感じました。
こちら↓は、歩道にあった金属製のゴミくず箱です。
世界遺産があるオランジュという小さな街でしたが、どこまでも大きなマロニエの並木が街道に続いていて、
狭い歩道にも、こうした小さなゴミくず箱が設置されていました。
一般の家庭が、ゴミの収集日に出すのは、こんな↓容器が多いようです。
最近、日本でも、こうした車の付いたゴミ容器があるようですが、色もデザインもステキですね。オシャレな感覚は、
こんなことからも養われるのかも知れません。
自然環境を保護し、美しくする「護美(ゴミ)箱」も、
やはり、スッキリしていて欲しいものです。
こちら↑は、粗大ゴミをいれるボックスでした。目立たない色で、シンプルなデザインです。
こちら↓も、教会の外壁に置かれていた粗大ゴミの箱。
多くが、こんな↑ダークグリーン色の容器でした。日本は、水色、ブルー系が多いようですが・・・。
大きなキャスターが付いていて、丈夫で使いやすそうでした。
パリ郊外の収集車↓。
なかなか、出会う機会がなかったところをみると、収集時間が早朝とか、夜間とか、なのでしょうか?
中南部の都市リヨンのリサイクル・ボックス↓。
この↑玉子形の容器は、ビン類を投入すると、収集され再生されるそうです。
郊外の住宅地にあったのは、野菜のピーマンみたいな形でした(笑)
ゴミ、廃棄物は貴重な資源という考えが大事ですね。
さすが、ワインの国だけあって、ビンの収集箱は、常設でたくさんありました。
落書きは、街中のものに多かったのが残念。
大島でも、皆さんの努力で、収集場所がいろいろと工夫されています↓。
何軒かが利用している「燃やすゴミ」の収集場所に置かれているボックスです。
観光バスの通る都道沿いに置かれていても、
これなら、目障りになりません。
観光・環境まちづくりですね。
少々奥まった、町道沿いにあった手作りのゴミ収集場所↓。
知人宅の近くにあったので、気付いたのですが、そうでなければ、知る筈もありませんでした。
側面に、こんなステキな表示が!!
ネコやカラスの、いたずら注意!と、一目瞭然ですね。しっかり、ネットを被せておかなければ。
どなたの作か知りませんが、なかなかの物です。
雨の後でしたので、カラスが汗をかいているよう↓に見えて・・・
かわいいネコを追いかけているようにも見えました(笑)こんな、ちょっとした工夫があると、
ゴミ出しに行くのも楽しくなりますねえ。
その土地で生活する人たちが大切にしていることや、
気づかっていることなどに触れることが出来ると、
観光や旅が、また一味違ったものになります。
それで、生活臭のするものに目が行ってしまうのでした(汗)
(なるせ)