午前のツアー
午前は海洋少年団東京地区連盟の皆さんを、嶋田と2人で案内しました。
小学生~大人までの63名です。

三原山はクッキリ見え、涼しい風が吹いているという、とても快適な朝でした。
噴火を知らない子ども達に、少しでも「火山」を知ってもらいたくて、最初に「山頂ジオパーク展」へ。
噴火の動画を見て、土砂災害についてパワポを使って説明し、さらにジオパーク展でガイドを担当していたTさんに、噴火体験を語ってもらいました。

1986年に地面が割れて地下のマグマが噴き出した時に、仕事で近くにいたTさん。
全体が見えないほどの火の壁を前に「怖いと言うよりただただ『スゴイなあ』と思って見とれていた」という大迫力の話しに、皆さん真剣に聞きいっていました。
子ども達(特に男の子達)は「溶岩」が大好き。

次々に「これ溶岩?」と聞きに来ます。
みんなで溶岩に登り…

避難壕の中に入って調べ…

1人の男の子が「こういう溶岩が重なって島ができてきたんでしょう?噴火していないと人が住む場所がなくなっちゃうんだよね。」と話しかけてくれて時は感激しました。
「楽しかったなぁ」とも、言ってくれました。
ありがとう!
三原山のふもとまで歩いた後は、元町の献花台へ。

帽子をとって、献花と黙祷をしてくれました。

皆さんのお気持ちが、嬉しかったです。
午後のツアー
午後のツアーは、浅間山のガイドさん(赤木さん)に紹介されたというご家族でした。
夏休みの宿題で火山をまとめるとのこと。
「火山」の宿題に役立ちそうな場所で、写真を撮りました。
大島の噴火の歴史がわかる地層。

噴火と風が作った黒い砂漠。

初めて見る行進のしかたです(笑)。
ゴツゴツ溶岩の上。

元気いっぱい。
溶岩の上に再生した森。

虫が怖いはずなのに頑張りました!
広い景色の前では、お母さんから「地球!」という一言が!

私も、こういう風景の中に立つと「地球!万歳!!」って叫びたくなります。
空には雲が広がりキラキラ光っていました。

とても奇麗だったので、久しぶりに「お祈りする犬」で写真を撮りました。
そうしたら…
「犬じゃなくて、欠けてるハートにも見えるし、抱き合ってキスしている人にも見えるよ。」と娘さん。

な、なるほど~、言われてみれば…。
ところで、今日はアジサイの葉っぱに2匹のカタツムリを見つけたので、またまた「顔」を作ってみました。(このところ、マイブームです)
今回は、鼻の穴も唇もあります。

でもカタツムリが生きていたので…
「泣いているみたいだね」という展開に。
本当は、この先どんな顔になるのか見届けたかったけれど、残念ながら時間がなくてあきらめました。
楽しい1日でした。
(カナ)